「送り届けてくれますか？」カッコウの許嫁:67話ネタバレ

AkimotoTokiko

4年前

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66話では、7年前に中国に引っ越すまで海野家の隣に住んでいて、凪と幸とよく一緒に遊んでいた『あいちゃん』が単身日本に帰ってきた！　幸はあいちゃんを連れてエリカと凪のもとへ。するとあいちゃんは7年前の凪の告白の返事をするために、凪と結婚するために帰国したと言い出すのだった…!!!

67話「送り届けてくれますか？」ネタバレ

告白の返事が、お付き合いをすっとばした『結婚』であることに困惑する凪。しかしあいちゃんは、目的は果たしたとばかりに、満足そうに凪のもとを後にする。

残された凪は、あいちゃんの思考のクセを思い出し、『結婚』が7年の熟慮の結果であることに思い至る。誠実に告白の返事をしてくれたあいちゃんに対し、誠実に今の気持ちを伝えるため、凪はあいちゃんを追いかけるのだった。

あいちゃんに追いついた凪は、凪の告白をずっと覚えていてくれたことにまずは感謝を伝える。そして凪には好きな人がいることを正直に伝えると、あいちゃんはあっさりと了承する…。

あまりのあっさりさに凪は拍子抜けしそうになるが、凪はあいちゃんの、少し変わった反応や思考のクセを好きになったのか…と彼女の返答を受け止める。凪の気持ちを聞いたあいちゃんは、今後は『切り替える』ことに。

切り替えたあいちゃんは凪にいろいろとお願いし始める。しかし何をしても恥ずかしがるばかり。あいちゃんの目的がわからない凪はまたも困惑…。

するとあいちゃんは、最後によく一緒に遊びに行った思い出の駄菓子屋に行きたいという。しかし、二人がたどり着いたその場所は変わり果て、コンビニになっていたのだった…。

かつての駄菓子屋で、あいちゃんはくじ引きの一等のスーパーボールが欲しくて、毎日毎日くじに挑戦していた。凪のように駄菓子を楽しむことなく、あいちゃんはおこづかいを全てくじに注ぎ込んでいた。

一月ほど経ったある日、スーパーボールは誰かの手に渡っていた…。あいちゃんは、その事実を頭では了承しながらも感情はそうはいかず、こぼれる涙を止めることができなかったのだった…。

幼い頃のあいちゃんがスーパーボールに恋い焦がれたのは1ヵ月。あの頃より成長したあいちゃんが凪を想い続けたのは7年もの長き間。今度こそ必ず凪を手に入れるべく、あいちゃんは切り替え、動き始めたのだった…!!!

週刊少年マガジン 30号 2021年6月23日

幸ちゃんにとって『理解できない思考のやりとり』。あいちゃんは、感情は脇に置いて理論が通れば受け入れちゃう（だから凪の取り違え話にも驚かないし、自分の家族解散も受け入れる）のかもしれないなぁ…。

だから理論で凪を手に入れようとするんだけど、恥ずかしくなっちゃう…ってことなのか？