「渚にとっての直也」カノジョも彼女:33話ネタバレ

32話では誰もが困惑する中、渚がとんでもない体勢の直也と紫乃を激写する。直也の二股をこれ以上疑うなら…と、渚は紫乃に脅しをかけて事態を切り抜けた。すると渚は、三人の関係を続けるため、再び直也・咲とは別行動をしようとする。納得がいかなかった咲は、渚を引き止める…。

33話「渚にとっての直也」ネタバレ

遠慮しすぎの渚に、咲が理由を尋ねると、渚は湯船に浸かって話し始める。直也には内緒の、渚の過去の話を…。

渚は小さい頃から、勉強も運動も、人の何十倍も努力しないとできない子だった。そこまでやってもやっと平均程度。得意で頑張れることを身につけることはできなかった。

しかし、高校の受験会場で、渚は直也に出会う。直也は、受験当日にもかかわらず、咲に告白してはフラレていた。

周囲の友人たちにとっては、小学生のときからのいつもの光景だったが、渚にとっては衝撃の光景だった。なぜ結果にめげずに、諦めずに頑張れるのだろう…？と。

渚が直也に憧れを抱いた瞬間だった。

そして合格発表の日。咲の合格に涙を浮かべて喜ぶ直也を見かけた渚は、初めて自分の恋心を自覚してしまう。

しかし直也が咲のことを好きでも、直也のように諦めずに頑張ってみたい！と思った渚は、自分を変えるべくいろんなことにトライする。

相変わらずの不器用さではあったが、直也に好きになってもらえるように！と思うだけで頑張れる日々が嬉しかったのだった。

だから、恩人である直也のそばにいたいから、咲との三人の関係を続けたいだけだ、と主張する渚。その話を女湯の外で直也も聞いていた…。

週刊少年マガジン49号 2020年11月4日