「最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか」:22話ネタバレ

最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか
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こんにちは、ぽむです!
ハラハラしながらスカッとする戦闘シーンも良いですが、前回のようなひとときの休息シーン(RPGで街に着いたときみたい)があると、よりキャラを好きになっちゃいますね♪

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前回のあらすじ

 『聖地巡礼』の隊列は東の国境に到着、メンフィスという温泉街で疲れを癒やすことに。王都で自分を助けてくれたレオナルドに一目惚れしてしまったディアナは、レオナルドをデートに誘う!そんなディアナを見送ったスカーレットは、街歩きの最中に、狼藉をはたらく冒険者に遭遇し、ここでもひと暴れしてしまうのだった…!

22話のネタバレ

目指せ!東の大聖石

温泉街・メンフィスを出発した一行は、東の国境の『大聖石』を目指して山道を進んでいた。険しい山道に慣れていないディアナは途中でへばりそうになってしまうが、レオナルドが手を貸すと喜びで一瞬で回復する!

そんな可愛らしいディアナを見守るスカーレット、そして彼女と丁々発止のやり取りをしながら山道を登るジュリアスは、日頃の鍛錬の成果か、息一つ乱れていない。

二人の会話に割って入ってくるディオスも、重たい鎧を身に着けて歩いている割には全くもってへばっていない(山や森を得意とするエルフの王族の息子であるため)。

そして、懲りずにスカーレットにアタックを仕掛ける。つきまとう蚊のようにしつこく交際を迫るディオスを、スカーレットは一撃で容赦なく吹っ飛ばしてしまうのだった…!

スカーレットが『聖地巡礼』に同行する理由

一行はようやく東の国境の『大聖石』の前に到着。去年も穢れをはらったはずの石は、すでに黒くなっていた。

お付きの者が『聖女』のための更衣室を設置する。スカーレットがそこに入ろうとすると、止めるレオナルド。そんなレオナルドにスカーレットは告げる。「自分も聖女だから大丈夫だ」と。

スカーレット『も』聖女。これがジュリアスの意向で兄のレオナルドにも隠していた、スカーレットが毎年『聖地巡礼』に同行していた理由だった。が、レオナルドは訳がわからず混乱する。

実は三代目の『聖女』からは、二人で役割分担をして『聖女』を務めていたのだった(一人しか公にはしていないが)。例年ディアナが結界を張り直し、スカーレットが石を清めていたのだが、ディアナが力を失っている今、スカーレットが二人分の役割を果たさねばならない。

スカーレットは聖衣に着替え、石のもとへ。そして儀式を開始する。加護の力を使い、石が穢れる前まで時を戻し、結界の力を取り戻させる。スカーレットの神々しいまでの美しさに、周囲は思わず息を飲む。

彼女が『加護の使い手』であることが国外に漏れぬよう、『聖地巡礼』でのスカーレットの存在は公にはしてこなかった。そのためレオナルドにも同行の理由を明かせなかったのだった。レオナルドはようやくこれまでの出来事にも合点がいき、腹落ちする。

やがて儀式を終えたスカーレットが戻ってきた。力を失い、気落ちするディアナを、スカーレットは抱きしめて励ます。そんな二人を木の陰から見つめる一人の男が…。ディオスだった…。

待ち構えるテレネッツァ

一行が次に向かうのは北の国境。スノーウィンドという街では、雪が降りしきっていた。のどかな街のとある家、暖かい暖炉の前で優雅にティータイムを楽しむテレネッツァ。

どうやらテレネッツァは、イザベラという女性と一緒に、先回りをして一行の到着を待ち構えている様子。ラッセンという男性が、一行の状況の報告を上げる。

『不浄の壁』でスカーレットがやっつけたパルミア教の異端審問官・《鉄塊》のジャルモウの仇を討ちたくてウズウズしているイザベラを横目に見ながら、テレネッツァはスカーレットに殴られた恨みを晴らすのを楽しみにしていた…。

 

 

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感想

お久しぶりのテレネッツァ!!! そうでした、パルミア教徒でした、テレネッツァ。パルミアからの贈り物だと言って、ゴドウィンの目の前で拳銃をブッ放していましたね。

イザベラとラッセンは、スカーレットに秒殺されちゃいそうな気配満々だけど、テレネッツァは何するかわからなくて怖いなぁ…(震)

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