2話では指圧師を目指して専門学校に通っていて学校が終わると交通事故で無くなった父の看病をしている22歳の少女「坂本里香」。
更には夜は風俗で働いており、自分と父の二人分の生活費に学費、父の医療費を稼ぐために仕方なくやっていた。そんな風俗の場に沼倉が訪れ、沼倉のマッサージの腕前に驚かされる里香。そして沼倉に弟子入りを強く希望する。
ケンシロウによろしく | ||||
1巻ネタバレ | ||||
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「ケンシロウによろしく」3話:最期の一回 ネタバレ
風俗店で沼倉から逆にマッサージを受けた里香は夢のような体験をしたことに浸っていた。そして都内某所の怪しい路地裏にある沼倉先生の診療室で本日から働くことになっていた。
いざ診療室に入ってみると殺風景の事務所に、人体模型などが飾られていた。
里香は今日から働くことになったが面接など無いか気にしていた。しかし沼倉はあっさり「別にない」と切る。
そんな沼倉だったが「どうして指圧師になりたいんだ?」と一つだけ里香に質問した。
里香は家庭の事情で元々マッサージに慣れていて、更には趣味で周りの人も揉むことで、両手だけで人を笑顔にでき幸せにすることができる気づき目指したと話す。
しかしそんな里香の指圧師を目指す動機を沼倉はあっさりと「しょうもねー」と返す。
人を幸せにするとかくだらないと言った沼倉に対し、里香も沼倉に指圧師になった理由を聞くと…
「人を殺すためだ あいつを殺すために…ケンシロウを目指してたらこんなんなっちゃったんだ」と語る。
あまりの同期に里香は言い返す言葉がなく、
「やっぱりやべーやつだったよ」と心の中で思った。
そんなところで出張の時間になったため、沼倉と里香は早速出張先に向かう。
行ってみると大豪邸だが、沼倉は開けろといいながら入っていく。
出張の依頼主は老夫婦であり、出張自体も1週間ぶりと定期的に指圧している人だった。また依頼主のご主人は大手IT企業の社長であり、早速ビビる里香だった。
沼倉がいつものコースでいいかと尋ねると、
老夫婦は、
「わしら夫婦..結婚歴45年..未だ愛し合ってるんだ」と話し出す。立て続けに「ただ知ってる通りわしの余命は長くてあと半年..一回でいいんだ..死ぬ前に妻とやりたいんだ!」と叫ぶ。
すかさず沼倉も「やれよ!!」と言い返す。
しかし「どうしても勃たないんだよ…このままでは死ねないんだー!!勃たせてくれー!!」と沼倉に叫び頼んだ。
沼倉は意気込みに火がついたように、
「てめぇらに今夜を楽しむ資格はある」指圧の準備を進める。
「ケンシロウによろしく」4話の情報
ヤングマガジン18号 2020年3月30日発売
ケンシロウによろしく | ||||
1巻ネタバレ | ||||
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感想
さすがと言っていいほどジワジワとくる面白さ。そして読んでいるだけで、笑いのツボを押されたかのようになってしまう。
いよいよ弟子ができての初めての仕事。しかしまさかの「老夫婦」を勃たせて最後にやりたいという願望が。果たして、沼倉はどのような指圧で成功させることができるのか!?楽しみが堪らないです。