
前回までのあらすじ
各々が女性の身体のどこかに隠されている最後の一文字を発見するため、エロい行為をしなくてはならず、理性を保つのが精いっぱいな男性たち。その中で、謎の男と匠馬はなんとか一文字を見つけ出し、次のステージの「トイレ」へと向かう。しかし匠馬と里桜がたどり着いた先はトイレではなく異形の生物が隔離されていた部屋だった。しかしその生物の顔はあの槌屋のものだった!
【第20話】ネタバレ・エロシーン『リア獣』
異形に変わり果てた槌屋の姿に驚きを隠せない匠馬。すると槌屋はユラリと体を動かす。その動きに危険を感じた里桜は、匠馬にすぐさま走るよう促す。必死で逃げる二人を追う槌屋。この状況が理解できない匠馬だが、まずは槌屋から逃げることが先決である。
二人はロッカーの中に身を潜め、槌屋が通り過ぎるのを待つ。槌屋は気づかず二人が身をひそめるロッカーを通り過ぎる。ひとまずは危険を回避した二人だが、また戻ってくる危険もあるため、もう少し様子を見ることに。
匠馬は里桜に状況の説明を求める。里桜はこれ以上は隠せないと考え、説明を始める。
槌屋が化け物の姿になった理由、”リア獣”にういて里桜は話し始める。
リア獣とは…
Raging(猛然たる)
Ecological(生物学)
Aberrant(異常の)
Beast(獣)
の通称である。特徴として、知能は低いが凶暴かつ獰猛、鉄やコンクリートを破壊できるほどの腕力を持ち合わせる怪物である。しかし元は人間。現在、世界中に蔓延する謎のウイルスの感染者のなれの果てなのだ。そして感染する条件は童貞を捨てること。つまり槌屋は童貞を捨ててしまいリア獣となってしまったのだ。そしてここはウイルスへの特効薬を開発すること目的とした施設であり、匠馬たちは実検隊に他ならない。そして感染者がリア獣になってしまったら元の姿には二度と戻れない。そのためリア獣化する前に処分されてしまうわけだ。
その内容に衝撃を受け、理解が追いつかない匠馬。さらにロッカーの狭い空間の中で里桜と密着しているこの状況がさらに匠馬の理解力を鈍らせる。里桜の体温、匂い、吐息を至近距離で感じ、匠馬の股間がいきり立つ。それに気づいた里桜もまた心臓の鼓動を高める。槌屋の動向を気にしながらも、二人の身体はさらに密着していく。そしてついに二人は唇を重ね合わせる。
第20話のまとめ・感想
リア獣となってしまった槌屋に追われる匠馬と里桜。二人はロッカーに身を潜めやり過ごすことに。しかしその狭い空間で密着する二人の心臓は強く鼓動する。そして二人は唇を重ね合わせる。
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