森林王者モリキング 1話ネタバレ ~羽化~

森林王者モリキング
1巻ネタバレ
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「恋のキューピッド焼野原塵」で初連載、「青春兵器ナンバーワン」なども連載している「長谷川智広」による漫画。
今回のテーマは虫と家族にまつわる夏より暑いアバンチュール。王道ギャグ漫画が開幕。

「森林王者モリキング」概要

小学3年生の「藍川翔太」が飼っていたカブトムシは幼虫からサナギへ。そして羽化した姿は超イケメンの人間の姿に。
全ての生命の王を目指す美しすぎるカブトムシ「モリキング」の熱い戦いが始まる。

1話:羽化ネタバレ

3ヶ月前、小学3年生の「藍川翔太」は姉の高校1年生の「藍川勝子」に反対されるもカブトムシを飼育するようになった。名前は森の王様から取り、「モリキング」と名付けた。
勝子はまだ幼虫だったため、「ギャー!気持ち悪!!」と拒否する。しかし母も父も翔太も、カブトムシを飼う気満々だった。

なんとか勝子もいい姉を演じるために、「ちゃんと自分で世話するのよ!私はどうなっても知らないからね!」と飼うことが決まった。
翔太は「何があっても僕たちずっと家族でいようね約束だよモリキング!」と誓い飼い始めた。

そしていざサナギから成虫になった。
と同時にカブトムシのツノが生えた超イケメン男子が急にでてきた。

勝子はパニックになり、狙いは私？や、どうやって入って来たのかを必死に考える。ただそれより、弟の翔太を連れて逃げようとする。しかし翔太は、
「モリキング…?」
と質問する。「そんなはずないでしょ」と勝子は言うが…

しかし謎の超イケメン男子は、
「やっと会えたね勝子翔太僕はモリキング君達が育てたカブトムシだ」と話す。

勝子は更にパニックに陥るが、翔太はすんなりと飲み込み懐いている。
そしてリビングで、お茶を飲むために棚の上のお茶っぱを取る。そんな棚の上のお茶っぱの取り方は…モリキングは「スタスタ」と壁を歩く。

そして改めてモリキングは自己紹介をする。
「僕はこの世の全ての虫達の王 “森林王”になるカブトムシだ」と説明する。そして、そのままモリキングは自分が生まれた話をする。

モリキングは山梨県の”王都メガロコナラ”という森林で産まれた。産まれたときから数億年に一度生まれるという虫達の王の誕生で森は喜びに溢れていた。

しかしそんなある日、長老であるスズメバチから「全ての虫達の王”森林王”になる虫は厳しい外の世界を生き抜く事で民に認められる」と言われる。

そしてモリキング「この地球の全ての命を救い導くことそれが僕の使命だ」と言い旅立つことを決めた。

そしてペット屋に拾われ、翔太と出会ったことであった。

そんなモリキングに翔太は、
本日行われる昆虫相撲大会に出ないかと相談する。

しかしモリキングは「僕はこの家を出ていこうと思う僕はこの姿に何の不満もないだが飼われるとなれば話は別だ」と言って断る。

勝子は昆虫ゼリーとバナナを渡すほど賛成するが、翔太は泣き喚く。
そして「モリキングは…僕らのこと嫌いになっちゃったの…? ずっと家族だって約束したのに!!モリキングの嘘つきー!!」と出て行ってしまう。

翔太が出て行ったと同時に翔太の”観察日記 No.45″が落ちてしまう。モリキングが中身を見てみると、ぎっしりと文字が埋まっているモリキングのことが書いてあった。
勝子は「文字量怖」とすかさず突っ込みを入れる。

翔太の観察日記をモリキングは読んで、心を動かされたかのように「ブブブブブブブブ」と音を鳴らす。そして羽を広げ、翔太の元へ飛んでいく。

一方、翔太は昆虫相撲大会に向かうが1人だけ昆虫を持っていないため参加ができなかった。しかし涙目の翔太のところに、「育ててもらった恩も返さず”約束”も忘れて主人を泣かすなんて僕は最低のペットだな」と勝子をお姫様抱っこしながらモリキングが登場する。

人の姿をしたカブトムシに、少年少女たちは疑わない。そして先生も「優しいお兄さんですね〜」と大人の対応を。
そして、いよいよ土俵の中に10匹ぐらいのカブトムシやクワガタとモリキングが入り戦う。

他のカブトムシやクワガタが一斉のモリキングに攻撃を仕掛ける。
モリキングは相手にとって不足なしと上着を脱ぎ、凄まじいオーラを放ちながら「おいで」と構える。

この瞬間、10匹のカブトムシやクワガタの脳裏に浮かんだのは”あるはずのない野生の記憶”だった。そして他の昆虫は、モリキングが”進化の壁”を超えた存在だと知る。

こうして無事にモリキングの圧倒的な勝利で昆虫相撲大会を終える。
そして翔太と勝子に対して「だから…もう一度君達の家族になってもいいかな…?」と聞く。
翔太はノリノリで家族になってくれることを認め、3人で熱いハグを。

しかし勝子は同級生にそのハグの姿を見られ、勘違いされることに…