「ひぐらしのなく頃に 皆殺し編」のネタバレ・あらすじ

概要

漫画「ひぐらしのなく頃に 皆殺し編」は「竜騎士07(原作)」、「桃山ひなせ(作画)」による大人気ホラーサスペンス漫画である。2008年から2010年にかけてスクエアエニックス刊の「月刊Gファンタジー」で連載された。
同人サークルである07th Expansionが製作した同人ゲーム「ひぐらしのなく頃に」の第7作目となる表題である。

ひぐらしのなく頃に 鬼隠し編 の記事はこちら

ひぐらしのなく頃に 綿流し編 の記事はこちら

ひぐらしのなく頃に 祟殺し編 の記事はこちら

ひぐらしのなく頃に 目明し編 の記事はこちら

ひぐらしのなく頃に 罪滅し編 の記事はこちら

ひぐらしのなく頃に 皆殺し編 の記事はこちら

ひぐらしのなく頃に 祭囃し編 の記事はこちら

登場人物紹介

前原圭一

本作品の主人公で、「ひぐらしのなく頃に」シリーズを通じての主要人物である。髪型はロングショートのボブ。イケメンで人気の高いキャラクターである。
東京から雛見沢に引っ越してきたが、周りの登場人物ともすぐ打ち解けられる協調性をもっており、頭の回転も速い。

古手梨花

本作のヒロインで「ひぐらしのなく頃に」シリーズでかなり重要な人物の一人である。アニメでは大人気声優の田村ゆかりさんがキャスティングされている。見た目は幼い少女だが、精神的には登場人物の中で最も大人びている。

あらすじ

本作品は大人気シリーズである「ひぐらしのなく頃に」の第7シリーズで、「ひぐらしのなく頃に」シリーズの本編から少し離れた内容となっている。
舞台は雛見沢と呼ばれる人口2000人未満の非常に小さな村落。
本作では前原圭一と古手梨花、そして初登場のキャラクターである羽入がメインとなる内容である。過去6作品すべてにつながる重要な出来事の多くが含まれており、梨花が誰に殺されるか、これまでに起こってきた連続怪死事件の真相が明らかになってきて、ミステリーを紐解くような構成となっている。
今回の作品ではこれまで主要人物であった竜宮レナや園崎魅音、園崎詩音といったキャラはあまりスポットは当てられておらず、圭一と梨花、羽入といったキャラを中心に物語が進行する。羽入は人間ではなく、初めて非現実的な存在が登場した。
今回はどういう過程であろうと必ず殺される運命にある梨花の運命を打ち破るべく、圭一が奮闘し、その中で真実が少しずつ分かってくるといった内容となっている。今まで決して覆ることのなかった最悪の運命に直面し、そこからどのようにして逃れるのかということにヒューチャーした作品である。そして着実に物語の終わりへと近づいていく。

見どころ

本作品の見どころはやはり話の構成がこれまでのシリーズとは一変したということではないだろうか。
シリーズの序盤ではホラーやサスペンスの要素が強すぎて恐怖の念を抱いていたが、今回の読者の立場は一歩引いたところから第三者の目でこれまで起こった出来事を整理していくというものである。
これまでのシリーズとは一味違った楽しみ方があるため、ミステリー小説を読む感覚で本作を読んでいけば十分に楽しめるだろう。そして新たに登場した羽入にも注目してほしい。

感想

本作品の感想としては、やるせない感情を抱いてしまうというのが正直な感想である。というのも、「ひぐらしのなく頃に」シリーズの物語が完結したわけではなく、謎が少し残った状況で終わるという点がある。
そして、どうやっても梨花が殺されるという運命から逃れられないというもどかしさを感じながら読むことになるだろう。シリーズ終盤になって羽入という新キャラも登場してますます次回作の展開が楽しみになる内容であったと感じた。

ひぐらしのなく頃に 鬼隠し編 の記事はこちら

ひぐらしのなく頃に 綿流し編 の記事はこちら

ひぐらしのなく頃に 祟殺し編 の記事はこちら

ひぐらしのなく頃に 目明し編 の記事はこちら

ひぐらしのなく頃に 罪滅し編 の記事はこちら

ひぐらしのなく頃に 皆殺し編 の記事はこちら

ひぐらしのなく頃に 祭囃し編 の記事はこちら