「ひぐらしのなく頃に 目明し編」のあらすじ・ネタバレ

概要

漫画「ひぐらしのなく頃に 目明し編」は「竜騎士07(原作)」、「方条ゆとり(作画)」による大人気ホラーサスペンス漫画である。
2006年から2008年にかけてスクエアエニックス刊の「月刊ガンガンWING」で連載された。
同人サークルである07th Expansionが製作した同人ゲーム「ひぐらしのなく頃に」の第五作目となる表題である。

ひぐらしのなく頃に 鬼隠し編 の記事はこちら

ひぐらしのなく頃に 綿流し編 の記事はこちら

ひぐらしのなく頃に 祟殺し編 の記事はこちら

ひぐらしのなく頃に 目明し編 の記事はこちら

ひぐらしのなく頃に 罪滅し編 の記事はこちら

ひぐらしのなく頃に 皆殺し編 の記事はこちら

ひぐらしのなく頃に 祭囃し編 の記事はこちら

登場人物紹介

前原圭一

「ひぐらしのなく頃に」シリーズの主人公であり、本作においても重要なキャラである。
東京から雛見沢に引っ越してきたが、村の人たちとはすぐに打ち解けた。協調性があり、成績も優秀で見た目もイケメンである。

園崎魅音

園崎詩音の双子の姉であり、雛見沢を支配している園崎家の次期頭首である。
背中には鬼の入れ墨が彫られており、これは代々頭首としての決まりとなっている。双子の妹の園崎詩音とは髪型が違うだけで見た目は全く同じである。

園崎詩音

園崎魅音の双子の妹で、髪型は姉の魅音とはやや異なる。緑色の髪の毛で顔は魅音とそっくりなので、服装や髪型を一緒にしてしまえば完全に見分けがつかなくなるほどである。
「エンジェルモート」というファミレスでウェイトレスのアルバイトをしている。

あらすじ

本作品は大人気シリーズである「ひぐらしのなく頃に」の第五シリーズである。舞台は雛見沢と呼ばれる人口2000人未満の非常に小さな村落である。
れまでのシリーズとは違い、園崎詩音の視点で描かれた物語となっている
第二シリーズの「ひぐらしのなく頃に 綿流し編」で起こった出来事の全貌が次第と明らかとなっていく展開となっているが、「綿流し編」とは異なる世界で繰り広げられる内容となっている。
本作では「ひぐらしのなく頃に」の物語全体の謎を解明するストーリーではなく、間接的に物語全体に関するヒントを与えていたり、時代背景を描いていたりする内容となっている。今回はこれまでのように理不尽な殺人や拷問が行われたり、登場人物の心情が見えないまま殺されたりといったものではなく、「綿流し編」で行われた事件の経緯やいきさつ、魅音や詩音の過去や本当の心情を描いており、「殺しの意味」や「雛見沢の真実や人間関係」を示唆している。
魅音と詩音がお互いに感じていた「ケジメ」というものをピックアップしたかなり奥の深いストーリーであり、だんだんと全貌が明らかとなっていく展開となっている。
そういった悲しい復讐劇の一連の流れを示し、男女の感情も踏まえた複雑な思いが交差する物語である。

見どころ

本作品の見どころは何より絵のタッチである。「綿流し編」と「目明し編」はどちらも方条ゆとりさんが作画を担当しているが、ひぐらしのなく頃に」シリーズの中で一番絵がきれいで登場人物の個性や良さを最大限に描いていると感じる。何より方条ゆとりさんの描く女性キャラはとにかくかわいい。
「綿流し編」と「目明し編」の最も重要な登場人物である園崎魅音と園崎詩音は特にかわいく描かれている。上手にキャラの良さを表現している絵で物語に入っていくことで面白さは倍増すること間違いなしである。

感想

本作品の感想としては「奥が深い!」という感情がまず最初に思い浮かぶだろう。「綿流し編」では良くわからなかった出来事などが明らかとなっていき、全貌が明らかとなっていく様は読んでいて物語に引き込まれてしまう。
園崎魅音と園崎詩音は「ひぐらしのなく頃に」シリーズの中で特に人気のキャラということもあり、この二人にスポットを当てた本作はファンならとても面白いと感じるだろう。方条ゆとりさんが描いているだけあって絵もきれいで内容も申し分ないクオリティなので大満足の作品である。

ひぐらしのなく頃に 鬼隠し編 の記事はこちら

ひぐらしのなく頃に 綿流し編 の記事はこちら

ひぐらしのなく頃に 祟殺し編 の記事はこちら

ひぐらしのなく頃に 目明し編 の記事はこちら

ひぐらしのなく頃に 罪滅し編 の記事はこちら

ひぐらしのなく頃に 皆殺し編 の記事はこちら

ひぐらしのなく頃に 祭囃し編 の記事はこちら