科学が世界を救う「Dr.Stone」

最終更新日:2020-01-19

概要

漫画「Dr.STONE」は2017年「週刊少年ジャンプ」14号より連載開始された「少年サバイバル漫画」。原作稲垣理一郎、作画Boichi。単行本は全13巻。2018年には「次にくるマンガ大賞2018 コミックス部門第2位」第63回小学館漫画賞少年向け部門を受賞しています。

登場人物紹介

石神 千空(いしがみ せんくう)

身長:171.4cm 1月4日生まれ、16歳。 科学オタクの天才少年。天才肌ではあるものの「科学は地道な探求」という自論を持ち、幼いころから地道な実験を繰り返していました。しかし、身体能力は明晰頭脳とは反比例して低めです。科学を探求する合理的な性格をしていますが、大勢の利益のために一人の命を犠牲にするといったことはできない、冷徹になれないやさしい一面も持っています。「唆るぜ(そそるぜ)、これは!」というのが口癖です。

大木 大樹(おおき たいじゅ)

16歳。大樹は千空の幼馴染の少年。身体能力の高い熱血漢。千空に絶大な信頼をおいています。千空からは「デカブツ」とバカにされることもありますが、心優しい誠実な少年です。身体能力は高いものの喧嘩は苦手なようです。争いは好まず、戦闘場面でも攻撃をされたとしても守りに徹して耐えています。小川杠に思いを寄せています。

小川杠(おがわ ゆずりは)

15歳。千空と大樹の幼馴染の少女。手芸部所属で手先が器用なのが彼女の取柄。「ワオ」というのが口癖でヘッドホンをつけているのがトレードマークです。結構肝の据わったところもあり。大樹から思いを寄せられていることにひそかに気づいている節も。彼女の大樹のことが実は…。

コハク

16歳。石神村村長の次女。身体能力は高く武芸は相当な手練れ。少し乱暴なところはありますが、乙女チックな部分も。病弱な姉ルリに代わり、村長である父親から巫女になるよう命じられますが断っています。巫女の後継が現れたとなると、病弱な姉が気持ちが切れて最悪の事態になると考えて巫女になることは断り、父親に嫌われるように粗暴にふるまいをするようになりました。

クロム

16歳。石神村に住むコハクとルリの幼馴染の科学オタク少年。科学のことを妖術と呼び妖術の研究に没頭。村の算術と科学を完成させたのは彼。はじめは少し対立するものの、千空の持つ科学の知識に引かれてと意気投合し科学王国の設立に参加するようになります。ちなみに「ヤベー!」「クッソ!」が彼の口癖です。

あらすじ

大木大樹は思いを寄せている少女小川杠に告白しようと彼女を呼び出しました。千空に手痛い激励され、大樹が告白をしようとした瞬間に空が突然光に包まれます。そして、どのような現象かはわかりませんが、地球上にいるすべての人類は石化してしまいます。 その後大樹は石化してしまい動けないまま、長い年月が過ぎ去りました。この間杠のことを思いながらこの窮地を大樹は耐え続けます。ここからどれほど年月か経過したのか、大樹の石化は解けます。 そうして、すでに石化が解けていた千空と大樹は再会しました。ここまでは大樹視点でしたが、主人公の千空を中心に物語は動いていきます。千空は人が石化してから3700年経過していること、全人類が石化して滅んでしまった文明をもう一度再建するという目標を大樹に告げます。何もなくなったストンワールドを生き抜く物語がここから始まります。千空と大樹は自分たちの石化が解けた謎を究明し、石化を解く復活液「ナイタール」を作り出します。しかし、このナイタールでよみがえらせた獅子王司とは敵対するようになってしまいました。敵は出現しましたが、千空には協力してくれる仲間も増えていきます。ストーンワールドで起こるさまざまな出来事を、千空は乗り越えようと奮闘していきます。

見どころ

人類が石化して、科学によって成り立っていた文明は滅んでしまいストーンワールドの原始時代を生き抜くことになった千空と大樹です。しかし、ここで生きてくるのは、科学オタク少年千空の科学に対する知識と明晰な頭脳です。課題・問題に直面するたびに科学の力でアイテムを作り出して乗り越えていくところは見ていて素直に楽しめます。作る過程はもちろん、どんな素材が必要で、どのような工程を踏んでどのような設備で作るのかといったことがすべて描かれています。そうして、千空と仲間たちは薬や石神村の住人を取り込むためにラーメンを作ったり、携帯電話や自動車を開発したりと文明の利器も手にしていきました。敵対する勢力にも科学の力で対抗し、打ち勝っていきます。

感想

「Dr.STONE」は科学をもとに築き上げらえている文明の偉大さ改めて気づかさせてくれる作品です。問題が起こるたび、課題が出てくるたびに科学技術で乗り越えていくさまは見ていて痛快です。しかし、科学の力という側面だけで、物語が描かれているわけではありません。千空は合理的な性格ですが、人のつながりの大切さもよくわかっているようです。千空は科学の知識を実現するために仲間で協力してアイテムを作り出していく過程は見ていてとても面白いです。仲間と力と合わせることで、さまざまなものが生み出せました。 石化の謎が解けるのか、ストーンワールドをどこまで現代文明に近づけていけるかこれからも目が離せません。ちなみに、千空の作り出したアイテムの中で気になったのはコーラです。千空が浅霧 幻のために作った千空コーラは一度飲んでみたいなと思いました。