鬼滅の刃 ネタバレ | ||||
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5巻では長く続いた那田蜘蛛山での闘いがようやく終った。次々に現れる蜘蛛の鬼たちとの苦しい闘いに、十二鬼月である累の強さの前にはあわや!!間一髪のところで柱の冨岡義勇が駆けつけ炭治郎は命拾いするのだった。
鬼滅の刃6巻 ネタバレ
6巻:44話 隊律違反
禰豆子に鬼の気配を感じ取った胡蝶しのぶは苦しまないよう優しい毒で殺してあげましょう。と炭治郎に穏やかに詰め寄る。兄妹の状況を知る義勇は自らの隊律違反を顧みず炭治郎に禰豆子を連れて逃げるよう告げる。
義勇に礼を告げ満身創痍の身体で禰豆子を抱きかかえ走る炭治郎。すると上から少女が襲い掛かってくる。それは炭治郎と共に最終選別に残っていた少女カナヲだった。
疲れた身体が思うように動けない炭治郎は「逃げろ!」と禰豆子に言うと、少女の攻撃に反撃することもなく禰豆子は逃げ続ける。義勇はそのまましのぶをを羽交い絞めにしていたが、しのぶが反撃しようとしたその時、炭治郎と禰豆子を拘束し本部へ連れて帰れと伝令が入る。
気を失っていた炭治郎は「起きろ!!」の声に目を覚ますと…
そこには鬼殺隊の柱たちが揃って炭治郎を見下ろしていた。
6巻:45話 鬼殺隊柱合裁判
炭治郎が連れてこられたのは鬼殺隊の本部。鬼殺隊の中でも最も位の高い9人の剣士の柱と呼ばれる者たちに隊律違反の容疑で裁判にかけられようとしていたのだった。
柱たちは炭治郎の行動は明らかな隊律違反であり裁判の必要もない。鬼の禰豆子もろとも斬首しようと口々に言い合う。
炭治郎は禰豆子を連れている理由を柱たちに話し出す。鬼になった禰豆子は決して人を喰ったりはしない。という事を必死に訴えるが、誰として信じようとはしない…
そこへもう1人の柱・不死川実弥は禰豆子が入った木箱を抱え現れる。炭治郎の言葉を一蹴し次の瞬間、禰豆子が入った木箱に刀を差し込んだ。箱から禰豆子の血がしたたり落ちるのを目にした炭治郎は怒り心頭で実弥に頭突きをくらわせる。
と、そこへお館様がその姿を現す。
6巻:46話 お館様
お館様と呼ばれるその方の容姿は額から目にかけて顔半分がただれていた。炭治郎は頭を下げるのも忘れてその容姿に目を奪われる。
柱たちは皆、一斉に頭を下げている。さっきまでとは打って変わって丁寧な口上でお館様に挨拶すると、炭治郎たちについて説明を求める実弥。すると、お館様は炭治郎と禰豆子のことを認めてほしいと話されるのだった。
しかし、柱たちは口々に皆、反対する。そこでお館様は元柱の鱗滝からの手紙を皆に読み聞かせる。
そこには炭治郎が禰豆子を連れて行くことを懇願する旨がつづられており2年以上の間、強靭な精神力で理性を保っている禰豆子が決して人を喰わない鬼であることが書かれていた。
万が一禰豆子が人を襲った場合、肉親の炭治郎はもとより鱗滝、義勇も共に腹を切る覚悟が書かれていた。
鱗滝のその心に涙する炭治郎。
それでも納得しない柱たちにお館様は炭治郎が無惨に遭遇したことを告げる。騒然とする柱たち。
雲行きが変わりかけたその時だった。鬼の禰豆子を生かしておくことがどうしても納得できない実弥は自分の腕を切りつけ、その血を禰豆子の入る木箱にかけるのだった。
6巻:47話 プイ
禰豆子への猜疑心は深く自らの腕を切り木箱に血をかけ、さらに木箱の上から禰豆子を3度刺す。人の血を前にして苦しむ禰豆子に炭治郎は「禰豆子!!」と叫ぶ。
その声に「人は守り 助けるもの 絶対に傷つけない」と思い出し、実弥の挑発に打ち勝ちプイっと顔を背けるのだった。
お館様は禰豆子が人を襲わないことが証明ができたと宣言する。しかし中には快く思わない柱もいるため、十二鬼月を倒して皆を納得させるように炭治郎に告げた。
6巻:48話 蝶屋敷
炭治郎はしのぶが蝶屋敷で預かることに。そこには同期の栗花落カナヲがいた。彼女は継子と呼ばれ柱が育てるエリート隊士 だという事だが炭治郎は自分を襲ったのがカナヲだとは気づいていなかった。
怪我の治療のため屋敷に入ると、薬を飲むのを嫌がって大騒ぎする善逸とすっかりおとなしくなった伊之助の姿があった。
禰豆子を含む4人は各々、回復するための休息に入るのだった。
6巻:49話 機能回復訓練・前編
体力を元に戻すための機能回復訓練を善逸より一足先に始めた炭治郎、伊之助。しかし…ゲッソリとフラフラになって帰ってくる。
不安な気持ちで機能回復訓練へ参加する善逸。アオイから訓練の説明を受けると何故か炭治郎と伊之助を連れて外に出る。すると、凄い形相で謝れと怒鳴りまくる。
女の子に目の無い善逸は、天国にいたのに地獄にいたような顔をしていた2人に納得のいかない気持ちを抑えきれないのだった。
善逸はかなりキツイ訓練にもかかわらず楽しそうに訓練を受けていた。伊之助も善逸に負けじと気合いが入る。が、カナヲには全く勝てず2人は訓練場に来なくなってしまう。
炭治郎は2人の分も頑張ろう!と1人カナヲとの訓練を続けるが、カナヲに勝つ事が出来ない日々が続き落ち込んでいる。そんなところに屋敷の少女たちが全集中の呼吸を四六時中することが大事だと教えてくれるのだった。
6巻:50話 機能回復訓練・後編
全集中の呼吸を常に続けながらの訓練を続けることは非常に過酷なことで、炭治郎も泣きが入るほどだった。屋敷の少女たちはそんな炭治郎を力づけようと瓢箪を持ってくる。しのぶはカナヲに稽古をつける時に瓢箪を破裂させているという。
15日後、体力の回復を感じながら屋根に上がって瞑想する炭治郎の元にしのぶがやってくる。心がきれいな炭治郎に自分の夢を託したいと話す。それは鬼と仲良くする夢だという。
次の日から屋敷の少女たちに手伝ってもらいながら、10日後には大きな瓢箪を吹き割れるようになり訓練ではついにカナヲに勝つのだった。
6巻:51話 日輪刀還る。
暫く訓練場に顔を出さなかった善逸と伊之助だが、しのぶの言葉でそれぞれ奮起した2人は炭治郎と同じく全集中・常中を会得する。そんな頃、打ち直した日輪刀を持って鋼鐡塚がやって来る。が、その手には何と包丁が…。刀を折った炭治郎に激怒していた。
鋼鐡塚と共にやってきたのは鉄穴森。伊之助の刀を打ち直してきたのだが、伊之助は刀に石を打ちつけボロボロに刃こぼれさせてしまう。鋼鐡塚同様、激怒する鉄穴森であった。
その頃、とある屋敷に琵琶を弾く女の姿が。着物姿の女こそが姿を変えた無惨だった。
無惨によって招集された下弦の鬼たちがそこにはいた。
6巻:52話 冷酷無情
集められた鬼たちは累が殺されたことを無惨に告げられる。下弦の鬼の弱さに苛立ちを抑えられない無惨は下弦の鬼は解体すると告げる。下弦の鬼たちは皆、恐怖の中次々と下弦の壱を除いては殺されていく。
殺されることに全く恐怖を感じていない、下弦の壱を気に入った無惨は自分の血を大量に分け与えることにする。苦しみながらも無惨の血に順応した下弦の壱は意識の中に流れ込んできた炭治郎の姿を感じることに。無惨の命令通り炭治郎を殺せばもっと血をもらえると喜ぶのであった。
「鬼滅の刃」6巻より引用
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6巻 感想
6巻では錚々たる9名の柱たちが登場します。鬼である禰豆子を生かしておくことに異議を唱える個性の強いキャラクターが興味深いですね。しのぶの屋敷での訓練は、これまた厳しいもので瓢箪を吹き割る!?なんていうもの凄い修業に驚きました。
そして下弦の伍の累との闘いが終わり、これから下弦の鬼たちとの闘いが展開していくのかと思いきや無惨の怒りで壊滅されてしまうとは…。辛うじて残った下弦の壱は、穏やかそうな見た目とは裏腹に不気味な凄味さえ感じてしまいます。果して、炭治郎の前にどう迫りくるのか。ますます目が離せません。