鬼滅の刃 ネタバレ | ||||
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3巻では、鬼である「珠世」、「愈史郎」と「禰豆子」と協力しながら「矢印の鬼 矢琶羽」、「毱の鬼 朱紗丸」と戦う。苦戦しながらも、何とか倒すことに成功した炭治郎たち。
次の戦いの場へ向かうように鎹鴉から告げられ向かうと最終餞別の時に残っていた「善逸」の姿が。そして次なる鬼のところに到着すると猪の毛皮を被った「伊之助」の姿が。
何とか鬼を倒した炭治郎。しかし屋敷の外では伊之助が禰豆子の入っている木箱から鬼の匂いを感じていて殺そうと。そんなところに「お前が命より大事なものだと言っていたから…。」と必死に箱を庇っていた善逸だった。
鬼滅の刃4巻 ネタバレ
4巻26話:素手喧嘩
知らぬ間に屋敷の外に放り出されていた善逸と正一。
そこへ鬼の気配を感じ取った猪頭の男は、禰豆子が入っている木箱へ猪突猛進と叫びながら向かってくる。善逸はその声で猪頭の男が最終巻選別に残った同期の鬼殺隊員だと気づく。
善逸は今まで聞いたことがないくらい優しい音が炭治郎から聞こえてくる事から、そんな炭治郎が鬼を連れているのには何か理由があると信じることに決めた。そして刀を抜くこともせずに必死に猪頭の男から木箱を守る善逸だった。
鬼殺隊員同士が、刀を抜く事が御法度であることを守り刀を抜かない善逸に対して、一方的に襲い掛かる猪頭の男。その行為に炭治郎は卑劣な行為だと訴える。すると猪頭の男は「ならば素手でやりあおう。」と炭治郎に向かってくる。
執拗に挑んでくる猪男の男に炭治郎は頭突きをすると猪の被りものが外れ、その顔は少女のような美しい顔立ちだったのである。
4巻27話:嘴平伊之助
そのきれいな顔立ちの少年は嘴平伊之助と名乗る。
炭治郎が「どんな字を書く?」と尋ねると突然、脳震盪を起こし倒れてしまう。伊之助が倒れている間に炭治郎達は屋敷の中に残された殺された人達の埋葬を済ませることに。
そして炭治郎、善逸、伊之助の3人は鴉に導かれ藤の花の家紋の家に着く。そこで怪我が完治するまで休息するように告げられる。
身体を休める3人。そんな時、ふと善逸は「なぜ鬼を連れているのか」炭治郎に聞く。
するとその時置いてあった木箱から「カタカタ」と音がして禰豆子が出てくる。
どんな鬼かと不思議がっていた善逸だったが…可愛らしい女の子を連れていた炭治郎に怒る。そして夜明けまで叫びまくる事に…。
4巻28話:緊急の呼び出し
程なくして緊急指令で3人は「那田蜘蛛山」へ向かうことになった。
那田蜘蛛山に近づくと鬼殺隊員が助けを求めて倒れていた。「大丈夫か!」と近づくとその隊員は突然、何かに引っ張られるように飛んで行ってしまった。
そして怪しい気配の中行くと間もなく1人の隊員が駆けつけてくる。
炭治郎が階級と名前を名乗り応援にきたことを告げるが、すぐさま”鬼殺隊の柱”でなければ意味がないとことを告げられる。
その様子に腹を立てた伊之助は状況を説明しろとすごむことに。鴉からの指令で10人の隊員で山に入ると何故か隊員同士で斬り合いになったといいう。鬼が操っているのだった。
そんなころ鬼殺隊の柱の「義勇」、「しのぶ」に那田蜘蛛山に行くように指令を送られていた。
4巻29話:那田蜘蛛山
怖さのあまりその場に置き去りにされた善逸だったが、炭治郎が禰豆子を連れて山に入った事に気づくと慌てて後を追いかける。
その頃、炭治郎達は鬼に操られた隊員たちに襲われていた。奇妙な匂いを辿り彼らを操る糸を見つける。そして、その糸を断ち切る炭治郎。
すると強い刺激臭を感じた炭治郎に糸を出した蜘蛛が張り付いてくる。
新たな糸を断ち切りながら頭上に鬼の少年を見つける。その鬼の発する言葉から鬼の存在を感じ取った炭治郎。居場所を探るよう伊之助に指示する。
荒れ山育ちの触覚の優れた伊之助は空気の穏やかな揺らぎで居場所を見つけることに成功する。
4巻30話:操り人形
その場を鬼殺隊員の「村田」に任せ、敵の居場所に向かう炭治郎と伊之助。
途中、鬼に操られ仲間を斬りつけながら苦しんでいる隊員と出会う。自らの意思では動きを止められないその隊員は泣きながら上での階級の人を連れてきて欲しいと懇願する。
その糸を操る鬼は先ほど炭治郎たちの前に現われた「累」という鬼の少年の母親だった。母鬼は父鬼の存在にひどく怯えており、更にヒステリックに炭治郎たちに襲い掛かる。
母鬼により更に操られている鬼殺隊員は強化され、為す術のない状況で自分たちを殺してくれと懇願する。炭治郎は何か方法があるはずだと考え鬼殺隊員を投げ飛ばして糸を木に絡めその動きを抑えることに。
4巻31話:自分ではない誰かを前へ
最小限の苦痛で鬼殺隊員の動きを止めた炭治郎と伊之助。追い詰められた母鬼の怒りにより、操られていた鬼殺隊員たちは首の骨を折られ全員殺されることに。
その残酷な光景に炭治郎は静かに深い怒りでビリビリと身体を震わせていた。
そして目の前に現れたのは、首の無い大型の鬼だった。その手からは刀が生えており、急所である首がないことに戸惑う炭治郎と伊之助だった。が、炭治郎は鬼の体を袈裟斬りにすることを提案し一緒に力を合わせて戦おうと伊之助に伝える。
炭治郎はこの大きな鬼との戦いの流れを読み”水の呼吸・肆ノ型 打ち潮”を繰り出し自分を踏み台にして、伊之助を飛び上がらせ鬼を斬らせる。伊之助は戦いの流れ、全体を見て戦う炭治郎の戦術に目を見張る、と同時に非常に悔しがる。
伊之助は「お前にできるものは俺にもできる。」と糸を操る母鬼の元へ炭治郎を放り飛ばす。頭上から現れた炭治郎は”水の呼吸 伍の型 干天の慈雨”で母鬼に慈悲の剣撃でその頸を討つのだった。
4巻32話:刺激臭
母鬼は優しい雨に打たれているかのような穏やかな死を迎えた。父鬼に虐げられ恐怖と苦痛から解放してくれた炭治郎に十二鬼月がいると伝え、その身は塵となって消えていった。
その場へ駆けつけた伊之助はひどい怪我をしていた。他の仲間も助けられなかったことにやるせない気持ちになる炭治郎だった。
その頃、善逸は炭治郎たちを探し山を彷徨う。辺りは臭い匂いがしていて、カサカサと蜘蛛が這いまわっていた。茂みを見るとなんと人面蜘蛛の鬼が出てきた。
驚いた善逸はその場から一目散に逃げ出す。ふと気がつくと頭上には糸でつるされた小屋と人間が…。
匂いは更に強くなり喉や目が痛くなるほどの刺激臭に。その時、小屋の戸が開き更に大きな人面蜘蛛が降りてきた。
その蜘蛛の大きさに驚く善逸は「お前みたいな奴とは口を利かないからな!」と言い放ちその場から逃げ出す。がしかし、蜘蛛の鬼は「逃げても無駄だ。お前はもう負けている。」と、すでに善逸は蜘蛛に嚙まれ、間もなく蜘蛛になる事を告げられた。
4巻33話:苦しみ、のたうちながら前へ
時計の針を指しながら善逸の身体が蜘蛛に変化する過程を話す蜘蛛の鬼。
木の上で泣きながら善逸は師匠であるじいちゃんとの修業を思い出していた。
修業がきつくて辛くて木の上に逃げていた時、雷に打たれて髪の色が変わったこと。そんな自分を自分自身が一番嫌いなこと。そんなことを考えている時、頭を触るとゴッソリと髪の毛が抜け落ちる。
ショックのあまり失神し、木から落ちかけた。
その時善逸は”雷の呼吸・壱ノ型”を放ち、蜘蛛の鬼へと刀をむける。相手の攻撃をかわしては刀を構え、一つしか使えない雷の呼吸で立ち向かう善逸。
4巻34話:強靭な刃
蜘蛛の毒が回り手足の痺れ、痛みは増すばかりだったが、「一つのことを極めろ!」とじいちゃんの言葉を思い出して力をを振り絞る善逸。””雷の呼吸・壱ノ型 霹靂一閃”を六連で繰り出す。
激しい雷の音が轟き、善逸は見事に人面蜘蛛の鬼の頸を斬り落とす。
力尽きそうになる善逸はじいちゃんや炭治郎を思い浮かべ
「諦めるな:超びっくりマーク:」と自分を奮い立たせ。
その頃、炭治郎と伊之助は刺激臭を感じながら雷の音を聞いていた。
怪我のひどい伊之助に下山するように言う炭治郎。と2人の目の前に少女の鬼が現れる。伊之助は直ぐにその鬼を討ちに行こうとする。その鬼が「お父さん!!」と叫ぶと巨大な屈強な父鬼が上から降ってきた。
その顔は蜘蛛で目玉が何と七つもある異様な顔だった。
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鬼滅の刃4巻 感想
3巻から登場する「伊之助」は猪の頭を取ると綺麗な少女のような顔立ちであるが、その態度はまるで猪…。
自分勝手を絵に描いたような男だが、炭治郎の偽りのない優しい心に触れるうちに少しずつ協調性が見られるようになる成長も微笑ましいところですね。
そして一つの技を極め、善逸は蜘蛛の毒が回った身体で大きな人面蜘蛛に一つの技で見事に勝利する。など、臆病で小心者の普段の善逸からは想像もつかないギャップが熱いですね。霹靂一閃を繰り出す時の普段とは打って変わった表情は、凛々しい青年そのものでカッコ良すぎる…。母鬼と人面蜘蛛を見事に打ち取ったが、まだ残る複数の鬼との決着はどうなるのか。目が離せない展開が続きますね。