鬼滅の刃 ネタバレ | ||||
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物語は大正時代を舞台に、主人公の家族を「鬼」に殺され、更に妹が鬼化してしまい、妹を人間に戻すために戦う。2020年1月現在では単行本19巻まで出ている。累計発行部数は2019年11月地点で2500万部を突破している。
鬼滅の刃3巻 ネタバレ
2巻のあらすじ
最終選別を生き延びて鬼滅隊の剣士となった炭治郎は禰豆子と共に任務につく事に。鬼を倒す最中、宿敵の男。禰豆子を鬼に変えた鬼舞辻無惨と遭遇するも逃げられてしまった炭治郎。鬼ではあるが同じ鬼の無惨を抹殺しようとしている珠世、愈史郎と出会う。医者でもある珠世達から禰豆子を人に戻す為の手がかりを得た炭治郎。だが、その出会いから無惨に命を狙われるようになってしまう。
3巻17話:矢印鬼
愈史郎の指示の元、矢琶羽と対峙する事になった炭治郎。一方の朱紗丸には愈史郎、珠世、禰豆子で立ち向かう。何としても鬼の血を採り、禰豆子を救うという強い気持ちで戦う炭治郎。だったが「隙の糸」が見えるも、矢琶羽の操る矢印により様々な方向に飛ばされ自身の体を守ることしかできなかった。
一方、朱紗丸の毬を蹴り返し片足を失ってしまった禰豆子は珠世に手当てを受け回復を待つ。
矢琶羽の攻撃に手詰まり状態の炭治郎だったが、自らの技を応用することで矢印の攻撃をかわしながら遂には矢琶羽へ一撃を与えることに成功する。
3巻18話:呪縛
遂に矢琶羽の頸を切ることに成功した炭治郎だったが、矢琶羽は強い憎しみで最後の力を振り絞り炭治郎を道連れにしようと矢印を放ってきた。
炭治郎の体に無数の矢印が刺さる。
矢印の方向に次々に飛ばされる炭治郎は連続して技を繰り出し回避する。戦い終えた身体は肋と脚が折れ疲労困憊である。
一方、珠世の手当てで何とか回復した禰豆子は朱紗丸の攻撃する毬も蹴り返せるようになっていた。しかし珠世曰く、禰豆子が朱紗丸と互角に戦えようになったのは回復薬の力だけでは無く、禰豆子自身が急速に強くなったからだと話している。
そして珠世がついに動き出す。
珠世の攻撃”白日の魔香”とは、「自白剤のようなものである 脳の機能を低下させるので虚偽を述べたり秘密を守ることが不可能になる」能力。
鬼の朱紗丸は「お許しください どうかどうか 許して」と珠世の術にハマってしまい”無惨”の名前を口にしてしまう。すると、次の瞬間無惨の呪いが襲いかかり口と身体から鬼の手が突き破ってきた。
3巻19話:ずっと一緒にいる
無惨の呪いにより朱紗丸の肉体は破壊され眼球だけが残った。
鬼の血を採取する珠世はその眼球に数字が刻まれていない事から十二鬼月ではないと炭治郎に告げる。毬を探しながら消え入る鬼を見ながら無惨こそが
「本物の鬼だ!」
と強く感じる炭治郎であった。
珠世の治療により回復した禰豆子は炭治郎の姿を見つけ抱きしめると、
すぐさま珠世の元へ行き珠世の事も家族同様にギュっと抱きしめ愈史郎の頭を撫で続けます。自分を人として受け入れてくれた禰豆子に涙する珠世。
無惨に近付き過ぎたと感じる珠世と愈史郎は炭治郎らと別れ一足先にこの地を去る事を告げる。
しかし戦いの場に禰豆子を連れて行く危険を鑑み自分達が禰豆子を引き受けようかと提案する。
珠世の申し出に思案する炭治郎。
その時、手を繋ぐ禰豆子が炭治郎の手をギュッと強く握り締める。そして炭治郎もギュッと握り返す。
「僕たちは一緒に行きます!」と離れ離れにならないと珠世に告げ、また旅に出る。
3巻20話:我妻善逸
鎹鴉の知らせにより南南東を目指して旅を続ける炭治郎と禰豆子。
そんな折、道の真ん中で女の子に求婚しながら詰め寄る男と遭遇する。よく見るとその男は最終選別に残った我妻善逸であった。
善逸の不甲斐ない態度を注意する炭治郎。
女に騙され借金苦から逃れたい気持ちで自暴自棄になった善逸の行動だったようで…。
善逸の話を聞きながら炭治郎が諭していると、
鎹鴉から次の戦いの場への伝令が告げられ、二人は向かう。
辿り着いたその家からは血の匂いがし、
そばには兄を拐われたという兄妹が怯えて身を隠していた。
兄妹の話を聞き、「大丈夫だ。俺たちで兄ちゃんを助けるから」と励ます炭治郎。
その時ポンポンと鼓の様な音が大きくなり–。
「ポン!」とひときわ大きく音がした。とそれと同時に家の中から血だらけの人が落ちてきた。
深い傷を負ったその男に駆け寄る炭治郎が、やりきれず抱きしめたその時、鼓の音が激しく鳴り、鬼の雄叫びが轟く。。
3巻21話:鼓屋敷
窓から落ちてきた若者は炭治郎の腕の中で命尽きてしまう。
着物の色から兄妹の兄はまだ部屋の中にいると知る。二人を守ってくれるからと木箱の禰豆子を兄妹の側に残し炭治郎は善逸と共に中に入る。
程なくして兄妹は箱から「カリカリ」音がすると怖がり家の中へ入って来てしまう。
すると再びポン!ポン!ポン!と鼓の音が鳴り部屋が変わり、炭治郎は妹のてる子と共にこの屋敷の主である鬼と遭遇する。
同じく別の部屋に移動した善逸と兄の正一の前には猪の頭の男が現れる。
3巻22話:突然の猪
猪頭の男は炭治郎のいる部屋まで突っ走って来る、その手には日輪刀が。
己がより強くなるため、より高みを目指す為に、てる子を踏み台にまでする猪男の身勝手さに憤る炭治郎。
投げ技を食らった猪男は炭治郎にまで襲い掛かってくる。
てる子を抱えながら刃を逃れようとしたその時、「ポン!」と鼓の音が鳴る。
と同時に畳が避け再び部屋が変わった。
新たな部屋からは血の匂いの中に独特な匂いを感じ取った炭治郎は障子を開けて怯えた青年を見つける。
その頃、助けを呼ぼうと屋敷の外に出た善逸と正一だった。
炭治郎と離れた事で今にも泣きださんとばかりに怖がる善逸に少々あきれ気味の正一。
すると、軒下から屋敷の主ではない鬼の気配に大声で「出たじゃない!!」と叫び出す善逸…。
3巻23話:猪は牙を剥き善逸は眠る
炭治郎と離れて鬼に遭遇した善逸は余りの恐怖で正一を守るという責任感も弾けてしまい、バタンと寝落ちしてしまう。
鬼の長い舌が正一に襲いかかろうとしたその時!ボトっと切れたその舌が畳に落ちる。
と、そこにはスクッと立ち上がった善逸の姿が。
気配がまるで変わった善逸は目を閉じたまま雷の呼吸で鬼の首を鮮やかに断ち切る。
鬼の首が「ゴトン」と落ちたその音で意識を戻した善逸は鬼を仕留めた事などまるで記憶にない様子で正一に駆け寄
「鬼退治をしてくれてありがとう。」
と礼を伝える始末。
極度の緊張と恐怖の限界を振り切った時、失神して眠ってしまう。
そして善逸は眠ると最強に強くなる男だったのである。
その頃、猪頭の男は屋敷の中を猪突猛進。壁に当たっては飛ばされ続けていたが、
ようやく鬼と出会し我流”獣の呼吸”で鮮やかに鬼の首を切り落とすのだった。
3巻24話:元十二鬼月
屋敷の主は響凱。
十二鬼月だったが段々、人間を喰えなくなり無惨から十二鬼月の証である目の数字を剥奪されてしまったのだった。
鼓の音で部屋が変わった炭治郎とてる子は探していた兄、清と再会する。
清は稀血の持ち主であった。
その血をめぐり鬼同士が殺し合いを始め響凱がやられた時に落とした鼓を叩く事で鬼から何とか逃げていたのだった。
炭治郎は清とてる子を部屋に残し鬼退治に向かう。するとそこには響凱が鼓を叩きながら姿を現す。
鼓の位置により変化する回転と速度の速い攻撃を何とか交わす。
まだ怪我の完治していない身体の痛みで弱気になりそうになるが、鱗滝からの水の呼吸の教えを思い出す。
炭治郎は「俺が挫けることは絶対ない!」と自分を鼓舞しながら響凱に立ち向かう。
3巻25話:己を鼓舞せよ
炭治郎と戦いながら響凱は人であった頃の自分を回想していた。
文筆家であったが才能に恵まれず、日の目の当たらない原稿用紙が増えていく。
「内容全てがつまらない、塵のようだ。」と酷評され更には大切な原稿用紙を踏みつぶされた
「趣味の鼓でも打っていたらどうだ。」と揶揄され怒りが頂点に達したあの日を…。
目の前の炭治郎にその怒りをダブらせ激しく鼓を叩く響凱。
鼓の音で部屋が高速で回転する。
その攻撃を交わしているとヒラヒラと紙をが落ちてくる。
手書きの文字を目にした炭治郎は咄嗟に踏むまいとその紙を避けるのだった。
紙を避けるその動きで怪我が痛まない身のこなし方を会得した炭治郎は響凱からの攻撃を水の呼吸・”水流飛沫・乱”で反撃する。
自分の攻撃を全て躱された響凱は一瞬狼狽る。そして、見えた隙の糸を炭治郎は見逃さなかった。
鬼の首を切り落とすと同時に「君の血気術は凄かった。」と讃える。
響凱はその言葉を聞きながら、戦いの最中でさえ自分の原稿用紙を踏みつけなかった炭治郎に自分は認められたのだと涙しながら消えて行く。
炭治郎はすかさず響凱の血を採り珠世の使いの猫に託す。
戦いを終えた炭治郎は清とてる子の待つ部屋へ迎えに行き屋敷の外に出る。
外に善逸と正一の匂いを感じ取り庭に出ると、そこには禰豆子が入る木箱を必死で守る善逸の姿が…。
その顔は腫れ上がっていた。
「お前が命より大事なものだと言っていたから…。」と 必死に箱を庇っていた善逸だった。
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鬼滅の刃3巻 感想
炭治郎と禰豆子の絆が光りましたね。禰豆子も自分の力で他の鬼には考えられない能力で強くなっており、非常に頼もしくなっていました。鬼なのに安心できる強い味方の珠世も協力してくれるようになり、禰豆子を人間に戻すために1歩近づいた気がします。
次の館では、同期である善逸と伊之助とギクシャクしながらも鬼滅隊員として鬼を倒したところには感動です。しかし伊之助は、非常に厄介な正確な気が…
順調に目の前の鬼を倒して強くなっている炭治郎に早くも感動するところも…。今後、無惨を含めた鬼との戦いが楽しみです。