古くから私の家にある「悪魔の人形」

こわい。。。「悪魔の人形」

私の家に古くからある「悪魔の人形」

ある日、僕は誕生日に人形をもらいました。それは可愛いクマのぬいぐるみで、3歳から5歳ぐらいまで気に入ってずっと一緒にいました。
しかし物心がついた僕は、なぜだか分からないがぬいぐるみが気持ち悪くなってしまいました。その時の気持ちは今の僕には理解できず、ただただ直感で動いたかもしれません。
お母さんは、そんな大事な人形を捨てることはできず押入れにしまって置いてくれたみたいです。
しかし中学校に入った僕は、ある日押入れから違和感を感じるようになりました。しかし、そこにはぬいぐるみが入っていることなどとは知らずに違和感だけがありました。
いま考えてみると、僕はその頃から友達とも上手くいかず…何かに囚われていたような気がします。そして僕は、心のどこかで何かを探していたような気がしていました。それが何なのかははっきりしないまま…いつもモヤモヤがありました。

そんな僕でも、ある日押入れから違和感を感じていたこともあり開けてみることに…
そうすると僕は思わず、無意識のまま叫んでしまいました。

「あ、くまのにんぎょう」
あくま?

と…
僕はずっとこのクマのぬいぐるみを探していたから、スッキリしなかったのかもです。あの時、気持ち悪くなったのは物事がついて自分が男で、ぬいぐるみを持つとカッコ悪いと思ったからですかね。。。