カノジョは今日もかたづかない | ||||
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前回のあらすじ
主人公は、俵あいな。皆がうらやむステキ女子の悩みは…部屋をかたづけられないこと。今年のクリスマスは彼氏と家で過ごす予定だったが、仕事が終わらず汚部屋でひとりぼっちに。そんなときマンションの前で声をかけたのは、同じ会社の深川さんだった。
1話(後半)のネタバレ
深川さんと同じマンションに住んでいたことに慌てふためくあいなに対して、職場に近いマンションだからあり得ることだ、と至極冷静な深川さん。そして寒いから早く部屋に帰ればと促される。
ところが、あいなは鍵をなくしてしまった、と嘘をつく。自分の汚部屋に帰りたくなかったのだ。あの深川さんのことだから、あいなのことなんて気にせずさっさと帰ると思っていたのだが…深川さんに「ひとまず俺の部屋に寄りますか?」と聞かれ、予想外の返答に呆然とするあいな。部屋に向かう途中でようやく冷静になる。
クリスマスに、よりによってあの深川さんの部屋に…
嘘をついてしまったことを後悔するが、通された深川さんの部屋は、あいなの部屋のベランダから見える、あいなが夢見る生活を送る部屋だったのだ。
早く鍵を探して帰れ、と言う深川さんに、ついついあいなは本音を漏らしてしまう。残業が続いて、自分のことが何もできなかった…と。
すると深川さんは、再度あいなの要領の悪さを指摘する。会社で言われたときは周りの評判を気にして、ムカつきながらも笑顔で流していたあいなだったが、今日は本音が爆発してしまう。
しかし冷静さは崩さず、同じ部署なのだから同じくらい仕事はしている、とあいなの言葉を否定する深川さん。なぜなら、あいなは知らなかったが、深川さんはあいなより2時間早く出社して勤務していたのだ。朝は早いけど、定時で帰ってキレイに片付けた部屋でくつろげば、気持ちも切り替えられて仕事も早く終わる好循環なのだという。
あいなには深川さんの言葉は刺さりすぎてイヤミとしか思えなかったが、仕事を引き受けすぎてしまうマジメなあいなに「休め」と言う人も必要だと、深川さんは優しさの意味で言っていたという。
わかりにくい深川さんの優しさと、落ち着く部屋のせいか、本音がだだ漏れてしまうあいな。「ケーキが食べたい」とつぶやく。
上着をハンガーにかけようと、あいなのコートを手にした深川さん。かすかな音に、鍵がポケットに入っていることに気づく。でも気付かないふりをして台所に向かう。
戻ってきた深川さんは、あいなにカップを差し出す。クリスマスに外国でよく飲まれるエッグノックという甘い卵酒。ケーキは無いけど、同じ甘いものだから、これでもいいのでは?と言う深川さん。
…『こんなはずじゃなかったクリスマス』のことを久しぶりに『このぐらいでいい』と思えたあいなだった。
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感想
仕事を頼まれると嬉しくなって、自分のことは後回しにして頑張っちゃうんですよね。痛いほど気持ちがわかってしまう人も多いのではないでしょうか。
その分朝早く起きて頑張ろうと思っても、朝って起きれないんですよ!「あと2時間寝れる♪」なんて思っちゃうんですよ!だから早朝に2時間も余分に働くよりは、2時間分生産性を上げる方法って無いのかな…なんて考えてしまうのですが…。
あいなの働き方の変化に乞うご期待!