SPY×FAMILY(スパイファミリー) 2巻のネタバレ
腕利きスパイの黄昏。「ドノバン・デスモンド」の不運な動きを探るため家族を作る。なんと家族は、スパイの父、殺し屋の母、超能力を持った娘といった家族が出来上がった。スパイの任務のため目的の学校に娘を入学させようとするが…そこには様々な試練が待ち構えていた。果たして目的の名門校に入学することはできるのか。
登場人物紹介
2巻:6話 「MISSION:6」
イーデン校に合格発表を見に行ったが、アーニャの受験番号は掲載されていなかった。落ちたと3人でショックを受けながら帰っていると、気に入られているヘンダーソン先生に声をかけられた。一枚の紙を渡され目を通してみると、補欠合格者のリストだった。そのリストの中でも1番上に名前があった。そして「毎年必ず数名は事態する者がいる そのつもりできちんと備えておけ」と言われた。
3日後、電話があり見事イーデン校に補欠合格する。
そして合格祝いにアーニャからスパイごっこをしたいと言い寄られる。お城を貸し切りエキストラを呼び、盛大にスパイごっこをしたのだった。
父であるロイドからアーニャは「入学おめでとう」と伝えられた。
2巻:7話 「MISSION:7」
ロイド達はアーニャが行くイーデン校の制服を買うため、ヨルが働いていた仕立て屋に行く。そこで仕立て屋からイーデン校の忠告を受ける。「伝統校あるイーデンじゃOBの親とそうでない者とでちょっと壁があってそれが子供たちの間の差別やいじめを生んでるみたいよ 他にも特待生による横暴とか寮生と通学生の不仲とか」という情報を聞く。それを聞いてアーニャは学校に行く前から怯えるのであった。
そして伝統校あるイーデン校のシステムが明らかになる。
・生徒数 :全校生徒およそ2500人
・制度 :6歳~19歳までの全13学年制
・高評価 :星(スカラ)と呼ばれる星の形をした褒章がもらえる。星(スカラ)を8つ手に入れると皇帝の学徒(インペリアル・スカラー)という特待生になることができる
・懇親会参加条件:星(スカラ)を8つ手に入れ皇帝の学徒の親であることが必須
・退学条件:星(スカラ)とは逆に、成績不振や不品行に対しては雷(トニト)と呼ばれる罰が与えられる。雷(トニト)が8つ溜まると即時退学になる
それを聞いたロイドはアーニャに対して「不安以外の要素が見当たらん…」と嘆くのであった。
ロイドはスパイの事務所に行っている間、ヨルとアーニャは買い物に行く。しかしヨルは面接の時に言われたこと思い出し、「私 あの子にもっと母親らしくしてあげられないでしょうか…」と悩んでいた。
そして買い物のレジが終わりお会計時に、アーニャが先に店の外に出たところで事件が起きた。
イーデン校の制服を着ているため、金持ち家族と狙ってきた不良がアーニャを襲う。連れていかれる前にヨルが来て、相手をボコボコにしてしまう。
これをきっかけにヨルとアーニャの絆は深くなり、ロイドが帰ると格闘の練習をしていた。
それを見て、更に不安になるロイドだった。
2巻:8話 「MISSION:8」
そしていよいよ入学式を迎える。
今年は208名の新入生を迎えており、クラスはロイドの任務のターゲットの息子「ダミアン・デズモンド」と一緒になった。しかしこのクラス構成も、一部ロイドが改ざんしておりアーニャが仲良くなり親も同伴で家に遊びに行くという”プランB”も考えていた。
そしてアーニャのクラスは3組28名であり。クラス担任は面接の時もお世話になった「ヘンダーソン先生」になった。
アーニャはロイドの任務のために、早速ダミアンに近づく。しかしバカにされてしまい、更に大人ぶろうとして作り笑顔をする。その作り笑顔さえ下手なため、ダミアンからは「な…なんだその子バカにしたような笑いは…ッ!!」と思われ嫌われる。
さらにアーニャはダミアンからバカにされ、ヨル直伝のパンチを食らわす…
友達を庇ったこともあり、ヘンダーソン先生の裁量で雷1つになった。
アーニャは初日に雷1つをもらってしまい、おまけにダミアンとの仲も最悪になり、絶望を感じるロイドだった。
アーニャは、
・特待生までの星 :8つ
・退学までの雷 :7つ
・ダミアンとの親密度:-100
だった。
2巻:9話 「MISSION:9」
そしてロイドからは「過ぎたことは仕方ない 学校でちゃんとダミアン君に謝るんだぞ?」と言われたアーニャ。そしてロイドの心の中からは「おまえの仲直りに世界の平和がかかっている…!!!」と聞こえ、やる気満々で学校に行くアーニャ。
しかしアーニャは超能力で周りの生徒の心の声を聞くと、暴力女とレッテルを貼られ悪口が聞こえてしまう。そんな中、ベッキーと呼ばれる生徒だけはアーニャの味方をしてくれた。それにホッとするアーニャだった。
ロイドの任務のためにも、ベッキーが邪魔をしてダミアンに謝るタイミングを尽く逃してしまう。ダミアンの周りの仲間からも、「たぬきヅラ、暴力ゴリラ女、卑怯者、短足」など悪口が聞こえてくる。
そんな中アーニャは泣きながらも、「いきなりなぐってごめんなさい アーニャはほんとはおまえとなかよくしたいです…!」とダミアンに誤った。
その姿を見てダミアンは、アーニャに惚れてしまう。しかし身分の違いなどもあるため、自分を受け入れず「謝罪受け入れ完全拒否」をする。そしてダミアンはそのまま逃亡し、1人ポツンと立つアーニャだった。
2巻:10話 「MISSION:10」
そして場面は変わり、家でロイドから勉強を教えてもらっているアーニャ。しかし分数が全くわからず、ロイドやヨルの心の声を読むが全く別のことを考えており頭がパンクしてしまうアーニャ。
アーニャはパンクしてしまい、自分の部屋に閉じ籠ってしまう。そんなアーニャを見てヨルは、「無理にやらせても良くないのでは…特待生ってアーニャも望んでいることなのですか…?」とアーニャを庇うのであった。
ロイドはヨルの言葉を聞いて、アーニャのことを改めて考えるように反省したのだった。これをきっかけにまた一段と家族の絆が強くなった。
そんな時、ヨルの弟(引くほどのシスコン)のユーリに結婚してたことがバレてしまう。ヨルはあまりにも忙しかったため、肝心の弟のユーリにロイドの結婚のことを伝えていなかった。
姉のヨルの結婚のことを聞いて非常に驚く、弟のユーリだった…
2巻:11話 「MISSION:11」
ヨルの弟のユーリ・ブライアは国家保安局だった。
国家保安局とは、「国内の治安維持を目的とした組織でありスパイ狩りや市民の監視などが主な仕事 任務のためには暴行・盗聴・脅迫・拷問も日常茶飯事で市民からは”秘密警察”と呼ばれている」団体だった。
ロイドのスパイ活動の最も完全なる敵だった。
ヨルが働いている職場からスパイの候補者が出てきて、容赦無く追い詰めるユーリだった。そしてその質問で「”黄昏”という名に聞き覚えは?」とロイドのスパイ時のコードネーム”黄昏”を追っていたのだった。
そして姉のヨルの結婚相手を見に、ユーリがロイド家に訪問するのであった。
SPY×FAMILY 2巻の感想
無事にイーデン校に入学できたアーニャ、それにホッとするロイド。しかし、入学最初から、雷をもらって更にはターゲットのダミアンとも不仲に。。。面白くしかならない2巻でした。
しかし、意外とアーニャの行動は間違っていないのかなと思い、今後アーニャとダミアンの関係が気になってくる内容でした。
また家族の絆も深くなっていき、徐々に一つになっていっている様子。
そして次から次と問題が出てくる、次の相手はヨルの弟。
間延びしない非常におもしろいストーリー、そして絶妙のギャグ感にハマってしまいました。