ひげを剃る。そして女子高生を拾う 5巻のネタバレ「沙優の未来と吉田」

しめさば/ぶーた KADOKAWA 2021年03月26日

4巻では沙優にとって後藤やアサミといった吉田だけでは無い心を許せる人ができて吉田自体もほっこりしていた。しかし沙優のバイト先には過去に家に数日泊めてもらっていた矢口という男が。そして沙優を脅し、吉田の家に上がり襲おうと。必死に抵抗するも…吉田のことを考えて受け入れようとする沙優だったが扉が開き！

5巻ネタバレ

吉田は沙優から連絡が来てアサミだと感じたものの…アサミからの話を思い出し早退して家に急いで帰る。
そして何とか沙優がまだ無事でいることを確認し、矢口を連れ出していいかと質問する。感情的に矢口を外に連れ出す吉田。

感情的になった吉田は矢口を責めるも、やっていることは同じだと言われる。矢口の考えを全く理解できない吉田だったも、矢口も矢口で吉田のことを理解できないでいた。
矢口は吉田に沙優を一生面倒みるのか、みれなかったら無責任じゃないかと親でも何でも無いんだと伝えるのだった。

吉田は矢口に言われたことが悔しさもありはを食いしばるも…矢口は下半身が萎えたといい帰る。そして今後、吉田に絡まれたくないからと近づかないことを約束した

沙優を誰かが助けないといけないという責任感で悔しさもある吉田だったが、部屋で涙する沙優のもとに向かった吉田だった。

沙優は涙しながら、吉田に前に泊まっていた事実を話す。
しかし前はやっていたにも関わらず今は怖くてと自分のことを理解できない涙する沙優がいた。

そんな沙優を吉田は抱きしめ、
それは普通でありよく拒みとと褒めた。しかし沙優はこのことで警察沙汰になって吉田に迷惑をかけると…と涙するも、吉田は沙優は自分のことを考えて自分を大切にできなかったら誰も沙優を守れないだろと話すのだった。

どうして優しくしてくれるのか沙優は質問するも、吉田は自分のためなのか沙優のためなのか既に分からなくなっていた。
とりあえずはやっていた絶望からは救えたものの…いつ傍にいれなくなるか分からないため、まだ何も解決はしていないと忘れてはいけないと心に思う吉田だった。

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バイトに行くと、アサミが沙優と矢口のことに察し何があったかを沙優に聞く。しかし沙優は誤魔化すだけで、アサミは感情的になりそういうところ嫌いと伝える。

そして矢口に何があったかを聞くと、正直に何も悪さを感じなく矢口が話す。
するとアサミはブチギレして、矢口にビンタを。

そして矢口は一回だけ痛いだけだけど、アンタのせいで他にも傷ついている人がいるんだ、サイテーと怒った。

矢口はすんなりと沙優に謝り、もう手を出さないし過去のことを話さないといった。昨日まで怖かった矢口だったが人が変わったみたいに全く怖いとは感じず一件落着に終わった。

沙優がバイトから終わると、吉田が仕事で会社に泊まらないといけないと連絡が来ていた。
そんなこともありアサミが代わりに一緒にいてくれるようになったのだった。

自転車で2人乗りでアサミの特別な場所に向かうと、沙優は自然と今までのことをアサミに話せたのだった。更にアサミの過去や将来やりたいことなど、星が綺麗に見える公園で寝そべって話していた。
アサミも沙優のことを理解しているようで2人で星空を見ながら泣くのだった。

次の日になり、バイトから急いで帰りご飯の支度をしようとする沙優。
しかし家には味噌汁を既に作っている吉田の姿が。

吉田は昨日帰れなかったと謝り、しかし沙優は吉田の元へ来るまでは誰も助けてくれない。利用されれば利用できるって風にひねくれてたが、吉田と会って変わったことを改めて伝える。
更に、ようやく未来のことを考えられるようになり「もう少しだけ一緒にいてくれませんか？」と吉田に涙しながら伝えるのだった。

吉田は心の中ではいつまでもいるなどと思っていて正直期限を設けたくなかった自分がいた。しかしそれにあえて触れてきた沙優を見て、吉田も腹を括り元の生活に戻れるように手伝うと伝える。
更に、今までは言ってこなかった「がんばれ」という言葉を沙優に伝えるのだった。

そして沙優がまた一つ変わり、女子高生とオッサンの奇妙な共同生活はもう少し続きそうだったのだ。