タイムパラドクスゴーストライター | ||||
1話 | 2話 | 3話 | 4話 | 5話 |
6話 | 7話 | 8話 | 9話 | 10話 |
11話 | 12話 | 13話 | 14話 |
9話では覚悟を決めた哲平が、未来で死んだ藍野伊月(アイノイツキ)の続きを書くが”予想を大きく超えてくる面白さがない”と担当者の宗岡に評価される。
考え続けて書いていく哲平だったが、そんなころ未来の予言通り藍野伊月(アイノイツキ)は「ANIMA」で連載を勝ち取り、アシスタントを外れることに。藍野伊月(アイノイツキ) VS 哲平の戦いが始まるのであった。
10話:「藍野伊月」ネタバレ
物語は藍野伊月(アイノイツキ)の過去に戻る。
藍野伊月(アイノイツキ)が小さい頃、近くの人気のない公演で不思議なおじいさんがジャンプを創刊号から持っており毎日買い手を探していた。
そしてその隣がその頃の藍野伊月(アイノイツキ)の唯一の居場所になっていた。
おじいさんは昔漫画家であり今は引退しており、藍野伊月(アイノイツキ)も「漫画家になる!面白い漫画を描いて世界中のみんなを楽しませるの!」と意気込む。
そんな藍野伊月(アイノイツキ)の姿をみて、おじいさんは何か大事な用事を思い出したかのよう顔をしていた。
そして「私も本当は…全人類が楽しめるような…漫画を描きたかったのですが。それでも…幸せでしたよ どうか伊月ちゃんも自由に楽しんで描いて下さいね」と笑顔で話すおじいさんだった。
そこから何日が経ったある日、
「伊月ちゃんへ 私も伊月ちゃんと同じように新しい道を歩むことにしました。コレクションは全て伊月ちゃんにお譲りします……お守り代わりに大事にしてくれると嬉しいです。」と手紙が置いてあり、おじいさんとはお別れをした。
そこから藍野伊月(アイノイツキ)は漫画を描き続ける、妥協しそうにもなるが”もっと上を目指すんだ”と描き続けるのであった。
更に、
「もし全人類が楽しめる究極の漫画を作れるのだとしたら 「無個性」でかつ「世界で一番面白い」そんな漫画だと私は思う もっと透明にならなきゃ…私を殺さなきゃ…」と描き続けていた時に…
ジャンプに載っていた哲平が描いた「ホワイトナイト」が連載されたことを知る。
そしてその「ホワイトナイト」のただただ純粋な「透明な傑作」で藍野伊月(アイノイツキ)の理想だったことから、自分が描いている「ホワイトナイト」は劣化版だと感じる….
しかし強い意志を持ち「私にだって描ける可能性があるのかもしれない…」と思った。
時は現代に戻り、藍野伊月(アイノイツキ)が連載スタートさせた「ANIMA」は30話連続で読者アンケートが1位だった。
そんな超人気作の「ANIMA」だったが…藍野伊月(アイノイツキ)はアシスタントも雇わず1人で描き続けていた。
しかし…徹夜の日々で疲れ切っていた。
藍野伊月(アイノイツキ)はふと「あれ…どうして漫画描いてるんだっけ…私…」と感じる。
そしておじいさんとの話を思い出しながら、倒れた。
「タイムパラドクスゴーストライター」11話の情報
週間少年ジャンプ35号 2020年8月3日発売
タイムパラドクスゴーストライター | ||||
1話 | 2話 | 3話 | 4話 | 5話 |
6話 | 7話 | 8話 | 9話 | 10話 |
11話 | 12話 | 13話 | 14話 |
感想
藍野伊月(アイノイツキ)の漫画へのきっかけがあらわになりましたね。
おじいさんは一体何者なのか…何かの超能力的な?
更に「ANIMA」を描き続けて倒れる藍野伊月(アイノイツキ)。(哲平は何してるんだよ…)藍野伊月(アイノイツキ)が死ぬということが再び起きそうですね…