波よ聞いてくれ 2巻のネタバレ~元彼との思い出、過去の自分、全てが生まれ変わったミナレ~

1巻では主人公の「ミナレ」が偶然酒場で知り合った「麻藤」に失恋トークの愚痴を吐くと、翌日生ラジオから録音されていたミナレの失恋トークが。
ラジオ局に行くも、麻藤の口車に乗せられ生配信で初めて話す。しかし、その話している間素人にも関わらず一度も噛んでいない。これを機に、ミナレはラジオ局にオファーされることに。
そしていよいよ冠番組「波よ聞いてくれ」第一回放送が始まる。

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波よ聞いてくれ 2巻 ネタバレ

2巻:9話「生かして帰さない」ネタバレ

「中原」と「マキエ」がバイト後に話していたことを聞き、ショックを受けながらも小岩山ラジオ局に向かう。
ラジオ局では既に「麻藤」がADの「瑞穂」の誕生日を祝っていた。
そんな和んだ空気も終わりで、番組”波よ聞いてくれ”の打ち合わせが始まる。脚本家の「久連木」が書いたアドリブ箇所が多めの脚本で1発目は”架空実況”でいこうと麻藤から聞かされる。 そして設定は「自分を裏切って逃げた男をたった今殺してきた女」で進めていくことに。

麻藤のシナリオは、前振り無し、タイトルコール、スポンサー紹介、スポットCMも一切無しと放送事故を装ったものだった。

また心配していたスポンサーも無し、いわゆるノースポンサー枠で始めるという麻藤。
ブースに入るもなかなか気が乗らないミナレだったが麻藤の言葉により、ギリギリで蘇った。そしてミナレの「自分を裏切って逃げた男をたった今殺してきた女」を演じてラジオが始まった。

一方ミナレの元カレである光雄は、ミナレと同様にお金を騙した女から殺されそうになっていた。
そんな時にラジオからも「ついに…殺してやったよ 光雄の野郎」とミナレの迫真の演技が。

2巻:10話「お前を飢えさせない」ネタバレ

ミナレの迫真の演技がラジオに流れてきて、現実世界で光雄を殺そうとした女は途中で辞め元カレは助かっていた。
ミナレは脚本を進めながらも、アドリブを交えながらも、時間内にオチまでつけて無事に”波よ聞いてくれ”第一回放送が終了した。

そして帰りに麻藤に、
ラジオ局に向かった時のタクシー代を請求し家まで送ってもらった。

2巻:11話「キミに会いたい」ネタバレ

次の日の朝、同居しているADの瑞穂と一緒にネットで調べてみると、
麻藤の狙い通り少しバズっていた。

脚本家である「久連木」と話しながら、狙い通りに第一回放送を無事に終えたことを少し喜んでいた。

一方、ミナレはカレー屋のバイトに行く。
すると客から、「昨日の深夜ラジオドラマみたいなのやってませんでした?」と声をかけられ、「今時ラジオ聴いてる人いるもんだな」と実感した。

そして中原とマキエに見せつかせるかのように、
「道内一のラジオDJを目指してやる」という。

そんな仕事帰りに、元カレである光雄から連絡が。
その内容とは「久しぶりに会わない? あ、ラジオ聴いたよ」と。

2巻:12話「お前を話さない」ネタバレ

元カレである光雄から連絡が来て、「射殺」とミナレは言いながらも会うことを決意する。そしておしゃれして、光雄が嫌いだという真っ赤の口紅を塗りいざデートに。
しかし瑞穂から聞いて麻藤に「お間を見出したプロデューサーとして提案がある」と言われボイスレコーダーを手渡される。

そして光雄は何も変わらないまま、「ミナちゃん ミナちゃーん」と待ち合わせ場所に来た。

一方、カレー屋で手伝いが始まったマキエは中原の家に住んでいた。
しかし中原の姉もいて、3人であった。マキエはなんだかんだ中原の姉に心を開いており、兄のDVを受けていた事実が明らかに。
そのため兄から逃げるために、カレーやを働いていたと中原の姉に打ち上げていた。

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2巻:13話「お前を信じない」ネタバレ

藻岩山デートをしてミナレが貸していた50万円のうち25万円を返してきた光雄。
そして巧妙な口調で話す光雄、優しい台詞に自分のペースを失うミナレだった。

そしてカフェでいるときには、「やっぱミナちゃん以上の女の子ってなかなかいないもんだねー」とさりげなく言う光雄。

ミナレは「人は死線を潜ることで生まれ変わるという」言葉を実感していた。
そして光雄に家に誘われ「別にいいけど」と言い、行ってしまうミナレ。

2巻:14話「君に甘えたい」ネタバレ

藻岩山に登って、ランチから飲み、その後映画を観て、観覧車まで乗ったという感じのデートで正直かなり楽しかったと思ってしまっていたミナレ。
光雄の家で先ほど買ってきたファーストフードを飲みながら食べる2人。

光雄が甘えてきたところで、
何も料理しない興味が無い光雄のはずだったが、ゴミ箱には料理の雑誌が…

我に戻ったミナレは甘えてきている光雄に対して、
「アンタさ 私の50万本当はどうやって溶かしたの?」と詰める。
そしてそのまま詰めまくり、最終的には足で挟んだまま光雄を投げる。

そして、
「光雄 25万は手切れ金としてくれてやる その金を作るために別の女をなかすんじゃやってらんねーわ」とかっこよく決めて去るミナレだった。

そして曲に戻ったミナレに麻藤は、
「”波よ聞いてくれ”第二回放送で光雄を埋蔵しろ」と伝えられる。

2巻:15話「お前に繋がらない」ネタバレ

次の日、カレー屋でバイトをするミナレ。
麻藤から電話があり、ボイスレコーダーの内容の件やラジオの企画の件を話す。盗み聞きしていた中原に対して、見せつかせるかのように「昨日光雄と会ってた 山登って 酒飲んで 映画見て 夜景見て 光雄の家でのの見直して」と話すミナレ。

当然、ミナレのことを好きな中原は同様してしまい料理を間違えまくりクレームの嵐に…

と、そんな所にマキエが来てミナレと口論に。
そしてマキエは「これ以上中原さんの心を弄ばないであげて…くれませんか?」という言葉に、ミナレも「そんなに心配ならあんたが慰めてやりゃいいじゃん 一緒に暮らしてんだからさ」と伝える。
マキエは「泊めていただいていますが、くらしてません」とキッパリ話し、口論は終わる。

2巻:16話「俺は亡びない」ネタバレ

そしていよいよ”波よ聞いてくれ”第二回放送が始まる。
音のために新しいメンバー、「加工豚」「加工猿」を紹介された。

効果音はもちろんのこと、
光雄とのデートのボイスレコーダーを元に、そっくりな光雄の声質に変換した音声データが作られていた。
そして麻藤からそっくりな光雄の声の音声データを使用して、生放送でラジオドラマですることを伝えられる。

そして麻藤から第二回放送の「埋葬」の台本を渡される。
更に「これは光雄とそしてお前の埋葬でもある」と伝えられ、「お前をラジオ・パーソナリティにする 今日お前は光雄と共に死んで生まれ変われ ミナレ」と喝を入れらる。

生放送のため、
よりリアルにいろいろな道具を使いながら放送していく”波よ聞いてくれ”第二回放送。

波よ聞いてくれ 2巻の感想

ミナレの元カレがついに登場。ミナレが恨んでいるほど悪感が、そのまま描かれていて思わず感想。
好きな男には弱いミナレかなと思ったが、最後はミナレ節である背負い投げを…(笑)

そして何といっても、待ちに待った第二回放送も。
今度は「光雄を埋葬」。漫画で読むだけで、「このラジオ現実に聞きたい」ってなってしまうほどの内容になっていました。

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