水溜まりに浮かぶ島 1巻のネタバレ 入れ替わった少年と殺人鬼

最終更新日:2020-03-24

「水溜まりに浮かぶ島」は「三部けい」によって描かれ、イブニングで連載中!2020年3月23日に単行本1巻が発売しており、各電子書籍で読むことができます。
運命の交錯によりはじまった慟哭のヒューマンサスペンス漫画。

1巻:1話「雨の日は嫌い」ネタバレ

主人公の小学生の「湊」は妹の「渚」とほぼ2人暮らしの状況で狭いアパートに住んでいた。
渚は空元気で、てるてる坊主で遊んでいる。

朝食にインスタントラーメンを食べながら、渚は「おかあさん きょうもかえってこなかったね…」と心配そうに呟く。

2人で学校に向かおうとすると、同じアパートの高校生の「フタバ」と遭遇。そのまま3人はザラメと呼んでいる、子犬の野良犬にエサを与えながらフタバは「湊君家さ…お母さん帰って来てないんじゃない…?」と湊に聞く。そんな心配するフタバに対しても、問題ないことを伝え困ったらフタバの家に行くことを約束する。

学校では湊の家が給食費を払っていないことが話に出ており、担任の先生が家行くことを話していた。

湊の友達もなんだかんだ気を使っていた。そのことにより、「周りは気付き始めているんだ」と心配する湊だった。
湊と渚の家族は母子家庭であり、更にお母さんは2週間も帰って来ていない状況だった。
しかしこのことが公にバレたら、お母さんは悪者になると思い必死に隠していた。

そんなとき、下校時に校門にお母さんの姿が。

そしてそのまま3人で遊園地に行くことになった。
妹の渚はおしゃれをして、目一杯楽しんでいた。閉店間際に観覧車に乗ることになった3人。お母さんは「湊 持ってて」といいお財布に入っていたお札を全て渡した。
このお母さんの「持ってて」がお別れの合図であり、お札を全部港に渡し黙っていなくなるのだった。

渚は大はしゃぎして、人にぶつかりもするほど走って観覧車に向かった。
観覧車に乗る前にお母さんは「高いところダメだからお兄ちゃんと乗ってきて」といい、「サヨナラ…」と呟きながら消えていった。

すると観覧車に乗っていると、近くで雷が鳴り始めた。そしてそのまま湊と渚が乗っている観覧車に雷が直撃した。

気がつくと知らない女性が倒れていて、ガラスに映る自分の姿も青年に。

1巻:2話「嘘だらけの男達」ネタバレ

場面は変わり、2人の男性はテレビを見ていた。テレビから流れていたニュースは「先日雑居ビルに現金強奪グループが一億五千万円の現金と二千万円相当の貴金属が盗まれ、現場には二名の遺体が…」と報道されていた。そして防犯カメラの映像により、テレビを見ている「黒松」と「中淵」を含めた4人組が犯人と出ていた。

しかし真実は5人組であり、「椿」という謎の偽名を使った首謀者がいた。椿によって集められ一億五千万円奪ったとされていたが金庫には三千万円しかなかったことから、黒松は椿に騙されたと知って動くことになった。

そして金も問題だったが、それ以上に警察とヤグザの恫道会の両方から追われることになった。

黒松は自分の情報網を使い、一緒に雑居ビルを襲った椿とのグルの可能性が高い女性「六月」を訪れる。そのまま遊園地のレストランに行き、上手い嘘を付き情報を全て引き出す。
更には深い話をするため観覧車に乗り、子供や命を助けるから奪った金の情報をもらう。そしてすべての情報を引き出し、信頼させたところで後ろから首の骨を折り殺してしまう。

「…俺なんかを信じる奴が悪い」と呟く黒松だった。
すると黒松が乗っている観覧車にも雷が落ちた。

気がつくと、目の前には渚の姿があり黒松自身は湊の姿に。

黒松と湊は入れ替わってしまった。

1巻:3話「札束と死体」ネタバレ

観覧車の落雷により、小学生である「湊」と人殺しの悪党「黒松」は中身が入れ替わってしまった。
困惑するも湊となった黒松は、妹の渚と観覧車をおり状況を整理しようとする。しかし妹の渚に付き纏われ母親を見つけ預けようとする。しかし必死に母親の姿を探す渚を見て”育児放棄(ネグレスト)と言うことを理解する。”

一方、黒松の姿になった湊は目の前に女性の死体が。絶体絶命のピンチであった。
必死に考え、女性を背負い酔い潰れる程にして観覧車からは降りることができた。

そしてポケットの中には車の鍵が。駐車場で車を探し出し、車内には明らかにやばそうな大金と死体を埋めるために使うスコップや縄を発見する。
これを見て湊は黒松自体が最初から女性を殺そうとしていたことを理解し、自分の体に入れ変わっている黒松が犯罪者と知る。そして一緒にいる渚が危険だと考えるのであった。

1巻:4話「人生を乗り換えろ」ネタバレ

黒松に入れ替わってしまった湊は、渚を助けようと遊園地に戻るがどこにも姿が無い。
交番の警察に尋ねようとするが、そこの掲示板で黒松が”指名手配犯”だというを偶然にも見つけてしまった。

慌てて交番から逃げ、誰にも頼ることができないことを知り1人で渚を探すことに。

その頃、湊の姿になった黒松は帰りの駅のホームで考えていた。観覧車付近の様子から死体だということをバレず、黒松の姿が自首もする気は無さそうだと考える。となると、優先的に渚をどう切り離すか考える。

まず自分が誰になっているかを知る必要があるため、カバンに入っていた自由帳などから
「明神 湊」という名前であり、年齢や住所、家族構成も調べ、渚と一緒に家に帰ることに。

電車に乗り込みドアが閉まる。
ドアの向こう側には渚を助けようと、黒松の姿をした湊の姿が。

黒松は、湊と入れ替わったことを確信する。そして「手垢のついてねえ湊の人生 丸ごといただいちまう事にするぜ…!」と喜んだ。

1巻:5話「誕生日おめでとう」ネタバレ

湊の体に入れ替わった黒松は、妹の渚の誘導の元コンビニに寄り家に向かう。
一方、黒松の体に入れ替わった湊は電車を使い自分の家に向かう。しかし電車の中で周囲から自分のことを言われているのでは無いかと恐怖を感じながら過ごしていた。

目的の駅に着くと走っており、アパートの前に向かう。しかしフタバと目があってしまう。

一旦、怪しまれないように通行人のフリをする。
近所の公園に行き、改めて持ち物を調べることに。すると鞄の中に大金と携帯2台、更には免許証が入っていた。黒松の本名「田北 知広」ということを知る。しかし指名手配犯中のため、使えないことから仮名に「黒田」と決めた

その頃、湊の姿をした黒松はフタバと遭遇していた。独り立ちできる状況を作るまでは湊として暮らすことを決心した。

黒松と入れ替わった湊は再度アパートに向かうが、運悪くフタバに見つかり声をかけられてしまう。咄嗟に不審者を装い警察のパトロールを増やすために「あの部屋って…君が住んでるの?」と言い逃げる。

案の定、湊の作戦は成功し警察のパトロールは行われた。フタバと警察が話している姿を発見し、黒松は近くに湊がやって来たことを確信する。黒松は直ぐにでも湊を探したかったが土地勘が無いため、動けなかった。

黒松の姿をした湊は行くところも無く、とある神社に向かいザラメという子犬の野良犬がいる空間で横になる。そしてそのまま日付が変わっていること確認し「渚…誕生日…おめで…とう…」と寝てしまう。

右手に持ったまま携帯には「位置情報を通知しました」という通知が来た。そして謎の男が車で向かっていた。

水溜まりに浮かぶ島 1巻の感想

独特のストーリーでした!入れ替わるという設定自体はあると思いますが、表現の仕方やキャラクターの設定などリアル感があり面白いです。主人公の湊は妹のためにがんばっていたのに、入れ替わっても尚、指名手配犯という残酷な人生。そしてまた、黒松もとことん悪であり頭がキレるため、どんな戦いが起こっていくのか想像ができないです。少年の頭脳だが大人の体vs小学生の姿をした頭がきれる天才犯罪者といった勝負でしょうか。2巻が楽しみです。