ドラえもんの最終回については、藤子・F不二雄さんによって正式な最終回として3話描かれています。
今回は都市伝説として広まった非公式の最終回をいくつか紹介していきたいと思います。
あらすじ
のび太が帰宅すると、ドラえもんがいそいそと荷造りをしています。
「ドラえもん、何をしているの?」
と尋ねるのび太。
「未来からくるタイムトラベラーがマナーを守らないから、時空法が改正されて、このままでは一生未来に帰れなくなるから、急いで帰らなくちゃいけないんだ。」
とドラえもんは答えます。
本当はもっと前からこの事実を知っていたドラえもんですが、のび太の悲しむ姿を見たくなくて、ギリギリまで黙っていたのです。
もちろんのび太は泣きながら必死にドラえもんを引き止めますが、ドラえもんは残りたい気持ちを振り切ってタイムマシーンに乗り込みます。
一人残されたのび太はドラえもんの名前を叫びますが、部屋にはもうドラえもんの姿はないのです。
・・・・・・・・
場面は変わり、病院のベッドで横たわるのび太が映し出されます。
「のびちゃんが事故にあってから半年が経つわね…」
と看病するママがつぶやきます。
「どんな夢を見ているのかしら。早く目を覚ましてちょうだい…」
と続けます。
実はのび太は交通事故で植物人間となり、その中でドラえもんのいる世界を夢見ていたのです。
のび太の目から一筋の涙が流れます。
どのようにドラえもんは生まれた?
藤子・F・不二雄さんは、のび太のモデルとなった寝たきりの少年がつぶやく言葉を書き留め、ドラえもんという作品を作ったのだと言われています。
その少年の夢見る世界をドラえもんという作品として具現化したのです。
とても切なく美しいエピソードですが、真相は明らかにされていません。
続いて「ドラえもんの開発者はのび太説」をご紹介いたします。
非常に感動してしまうストーリーになっています。