せっかく貴族に転生したのに「八男って、それはないでしょう!」目指せ貧乏貴族からの独立!

八男って、それはないでしょう! ~概要~

「八男って、それはないでしょう!」は原作:YA、キャラクター原案:藤ちょこ、作画:楠本弘樹によるファンタジー漫画。2015年より「ComicWalker」にて連載。全(既刊)7巻。2020年4月よりアニメも放送予定。

八男って、それはないでしょう! ~登場人物紹介~

一宮 信吾(いちみや しんご)/ヴェンデリン・フォン・ベンノ・バウマイスター

日本の商社で働いていた元サラリーマン。バウマイスター家の当主の息子・ヴェンデリン(5歳)として目覚めるが八男。愛称は「ヴェル」。バウマイスター家があまりに貧乏だったため、独立するため「冒険者予備校」で魔法の修行をすることになる。

エリーゼ・カタリーナ・フォン・ホーエンハイム

「聖女」と呼ばれるホーエンハイム枢機卿の孫娘。修道院で聖属性魔法の修行中。ヴェルと婚約することとなる。優しくて美少女な上、巨乳。

ルイーゼ・ヨランデ・アウレリア・オーフェルヴェーク

拳法師範を務める陪臣家の側室の子で三女。冒険者予備校で、ヴェルとともにパーティーを組む。明るく活発な女の子。

イーナ・ズザネ・ヒレンブラント

槍術師範を務める陪臣家の三女。ルイーゼの幼馴染。ルイーゼ、ヴェルとともにパーティーを組む。真面目な性格の少女。

クルト

バウマイスター家の当主の長男。父親に似て、貴族としては極めて無能。「長男だから」という理由だけで後を継ぐことができた。読み書きや計算が苦手。自分ができないことを親のせいにして、努力をしていない。


八男って、それはないでしょう! ~あらすじ~

サラリーマンとして日本で働いていた信吾は、田舎のど貧乏な家の八男ヴェンデリン(ヴェル)として「こっち」の世界に来てしまった…!!!

ヴェルには小さい頃から魔法の才能があった。ある日、ヴェルが森で狩りをしていると、アルフレッド・レインフォードと名乗る男と出会う。彼は、森で命を失った「語り死人」。自身が身に付けた魔法を授ける弟子を探し求めていたのだった。

鍛錬の末、魔法を身につけたヴェルは、師匠となったアルフレッド・レインフォードを成仏させることに成功し、魔法使いとしての第一歩を踏み出す

ヴェルはとにかく早く自活するべく、魔法使いの特待生として「冒険者予備校」に入学した。同じような境遇に生まれたエルヴィン・フォン・アルニム(エル)、イーナ、ルイーゼと出会い、4人でパーティーを組んで冒険者として独立を目指す…!!


八男って、それはないでしょう! ~見どころ~

何よりその設定が一番の見どころだと思います。眠る前は普通のストレスまみれのサラリーマンだった一宮信吾が、こんなことになるというのがとても斬新であり、考えつきません。そこから冒険者になっていき、魔法を使えるようになってしまうという驚きの展開が面白いです。

でもせっかく貴族に転生したのに貧乏…。ヴェルの周りは、子だくさんの家で苦しい生活をしている貴族ばかり。経営能力が無い父や長男に先が思いやられます。


八男って、それはないでしょう! ~感想~

このサラリーマン一宮の生活からの、いきなりの貴族というのがびっくりでした。絵も綺麗な上、この物語自体が斬新であり、冒険者として魔法を使用しながら独り立ちを狙って頑張る主人公の正義感や魔法の使い方などが面白いです。

魔法をさずけたいという弟子をさがしていたということで語り死人の存在が神秘的です。死人ゆえの冷たい手に触れ、びっくりしている姿に子供を感じました。

この物語はファンタジーなので不思議な感じにふわふわするところもあり楽しいです。自分が魔法を使えるようになったような気持ちで見ています。