毎週テレビにかじりついて、手に汗握りながら見たアニメ『ドラゴンボール』。途中からタイトルが『ドラゴンボールZ』『ドラゴンボールGT』と変化していきました。このアルファベット、どういう意味なんだろう?と思ったこと、ありませんか?
ここでは『ドラゴンボール』シリーズのタイトルやキャラ名にまつわる都市伝説をご紹介します!
【都市伝説】「Z」や「GT」に込められたメッセージとは?
天下一武道会の終了とともに、『ドラゴンボール』というタイトルでのアニメは一旦終了します。
実は作者の鳥山先生は、このあたりでドラゴンボールのお話自体を終わりにしようとしていたのです。コミック17巻での亀仙人のコマもそれを示唆しています。
しかしジャンプ編集部からしたら、「この人気漫画を手放すなんてもったいなさすぎる…!」というわけで、なんとか続けてくれないかと頼み込んだとか。
鳥山先生は仕方なく描き続けることにしますが、ドラゴンボールが早く終わってくれるように、アルファベットの最後の文字である「Z」をつけて、アニメ『ドラゴンボールZ』をスタートさせたらしいです。
…この後、皮肉なことに人気が絶頂を迎えてしまうため、「もうちっとだけ」のはずが全42巻の壮大なストーリーになってしまうのですが…。
そして終わるはずだったドラゴンボールはまだ続きます。何故か。アニメスタッフ、テレビ局、スポンサー、あの蜜の味が忘れられなかったのです…。
しかし鳥山先生はもうこれ以上ストーリーの続きを描く気がなくなってしまい、アニメスタッフがストーリーを描くアニメオリジナル作品として制作することになりました。そして付けたタイトルが『ドラゴンボールGT』。
G(ごめんなさい)T(鳥山先生)の略なんじゃないかという噂が、まことしやかに囁かれております…。
(※公式DVDのブックレットには、「Grand Touring(グランド・ツーリング/壮大なる旅)」の略として、鳥山先生が命名されたとされています…)
【都市伝説】ドラゴンボールのキャラ名に込められた意味とは?
「おのれカカロットぉぉぉぉっ!!!」と叫びながら「なんか食べ物っぽい名前多くない?」と疑問に思っていた子供時代。
改めてストーリーを文章として読んでみると、どうも名前に共通項があるようなのです。お気づきになりますでしょうか?
サイヤ(=野菜)人は、母星である惑星「サダラ(=サラダ)」が内紛で崩壊後、ツフル(=フルーツ)人が住む惑星プラントを奪い取り、惑星「ベジータ(=野菜)」と改名して新たな母星とする。優秀な戦士のみで構成されたフリーザ(=冷蔵庫)軍が、サイヤ人を配下にしていた。
サイヤ人の名前は【野菜】から
カカロット(悟空):人参
バーダック(悟空の父):ごぼう
ギネ(悟空の母):ねぎ
ラディッツ(悟空の兄):ラディッシュ
ベジータ:野菜
ナッパ:菜っ葉
フリーザ一族の名前は【冷やす】から
コルド大王(フリーザの父):冷たい
クウラ(フリーザの兄):クーラー
チルド(フリーザの祖先):チルド
フリーザ軍の名前は【冷蔵庫に入ってそうなもの】から
ザーボン(フリーザの側近):ザボン
ドドリア(フリーザの側近):ドリアン
中でもギニュー特戦隊(フリーザ配下のエリート部隊)は【乳製品】しばりです!
ギニュー:牛乳
リクーム:クリーム
バータ:バター
ジース:チーズ
グルド:ヨーグルト
ドラゴンボール都市伝説:まとめ
タイトルやキャラ名の真意については、作者のみぞ知ると言ってしまえばそれまでですが、「こういうメッセージが含まれているのかもしれない」「まさかここに繋がりがあるのでは!?」などと想像を働かせることができるのも、アニメや漫画の楽しいところですね♪
また、都市伝説という新たな解釈を踏まえた目で、改めてドラゴンボールを見てみると、子供の頃とはまた違った楽しみ方もできるかもしれませんよ!