日本の漫画市場について

最終更新日:2019-11-12

はじめに

世界で堂々たる存在感を放つ日本の誇るべき文化「MANGA」!今回は日本の漫画が世界でどれだけのシェアを占めているのかを調べていきたいと思います。

日本の漫画市場規模について

■コミック市場の販売金額推移

公益社団法人全国出版協会が2018年2月26日に発表した統計によると、2017年の累計コミック市場規模は前年比2.8%減の4,330億円となりました。要因としては紙市場12.8%減の2,583億円となり、16年連続のマイナスとなっています。
因みにジャンプやマガジンの全盛期を迎えていた1995年はコミック全体で5864億円の市場規模をほこっていました。

■コミックス(単行本)

電子は成長を続け、17.2%増の1,711億円と初めて紙市場を上回りました。

■コミックス誌

コミック誌においてはまだまだ紙が強く、電子はまだ浸透していないようです。ただし、2014年から2017年にかけて7倍以上の成長を見せていることを考慮すると、今後はまだまだ成長していきそうです。

世界における日本の漫画の評価

世界には3つのマンガ文化圏があると言われています。1つはアートの要素が強いB.D(バンド・デシネ)を擁するフランス文化圏、次にアメコミなどスーパーヒーローモノで世界を席巻しているアメリカ文化圏、最後がMANGAの日本文化圏です。
その中でも日本の漫画は世界でどのような評価を受けているのでしょうか?

■ヨーロッパにおける日本の漫画の評価

漫画消費大国フランスでは2008年から2014年にかけて減少を続けていましたが、2014年から2017年にかけては販売数を伸ばし続け、全盛期の2008年の販売数を超えるところまで回復しました。2017年の販売数は過去最高の1500万部を超える数字となっています。
その中でも日本の漫画の売り上げは35%を占めているようです。
(参照元:http://www.mangamag.fr/dossiers/bilan-annee-manga-2017/)

その他、イタリアやスペインでも、マンガやアニメオタクが急増中との事。スペインでの読者は少年青年だけでなく、女性も多いようです。イタリアでは日本マンガの出版がイタリア出版界全体売上げのうち20%強を占めている話も。

■アジアにおける日本の漫画の評価

日本の漫画の普及率は1.東アジア、2.東南アジア、3.ヨーロッパ、4.アメリカとなっており、アジアでの日本の漫画の人気は間違いなく高そうです。特に中国、韓国、台湾などでは人気は上昇していっているようです。
しかしまだまだ日本の漫画市場と比較すると小さなもので、さらなる日本漫画の世界進出を期待したいですね!

■アメリカにおける日本の漫画の評価

アメリカでは、ヨーロッパやアジア諸国に比べると日本の漫画は浸透していないものの、少しずついわゆるオタクだけでなく一般的に読まれるようになってきています。

アメリカで1979年に最初に出版された日本の漫画・中沢啓治による「はだしのゲン」から始まり、高橋留美子の「らんま1/2」や宮崎駿の「風の谷のナウシカ」、大友克洋の「アキラ」、武内直子の「セーラムーン」などが大ヒットしていきました。

その後「週刊少年ジャンプ」が出版され、MANGAはアメリカで一気に一般化されます。そして「ドラゴンボールZ」、「NARUTO」、「ワンピース」、「ブリーチ」などが超人気作品となっていきました。