漫画をPCで描いてみよう!

いつもお世話になっています、サイト管理人です。

今日は皆様の役に少しは立てればと思い、マンガをPCで描くにはどうすればいいか記事を書いてみました。何かの参考になれば幸いです。

まずはじめに、漫画をパソコンで描くために必要なパソコン環境は?

「漫画を描き始めたい」と思った時、一番のハードルはパソコン環境ですよね。こちらの記事で始めたい!と思った人に向けて基本のパソコン環境をまとめてみました。


アナログ環境で描いている人が、デジタルに移行する際に最初のハードルはパソコン環境です。

「家にあるパソコンのスペックで大丈夫なのか?」
「漫画を描くためだけのパソコンがあるの?」
「絵を描くツールは高そう…」

など様々な疑問が浮かぶと思います。そんな疑問が浮かび、なかなか踏み出せないあなたに向けて、漫画を描くためのパソコン環境をまとめてみました。

①パソコン本体はどんなものがいいの?

現在、家で使っているパソコンがあるならば、そちらで問題無いでしょう。デスクトップ、ノートパソコンでもどちらでも漫画を描くことができます。今後使っていくうちにパソコンの処理や動作が遅くなることが感じてきたら、メモリの増設やパソコンの買い替えを検討すれば問題無いでしょう。

現在家にパソコンが無い人で新しく買う場合、パソコンに詳しく無い人であればお店の店員さんに相談しながら購入すればいいでしょう。
「パソコンで絵やイラストを描きたいです」
と具体的にやりたいことを伝えれば店員さんも相談に乗ってくれます。
ネットで買いたいと人は、下記のようなパソコンがおすすめです。



動作速度に影響があるメモリ容量は、4GB以上を買うと安定します。さらに長い期間で安定して使える環境が欲しい場合は8GB以上のメモリ容量を積んでいるパソコンを購入すれば安心でしょう。
「パソコンでデザインやイラストではMac OS!」と言う人もいますが、漫画を描くならMac、Windowsどちらでも問題ありません。
普段から馴染みのあるものを選ぶと良いでしょう。

また簡単な絵ならipadなどのタブレットとタッチペンという選択肢もあります!しかし、細密なタッチが描くことは難しいので描いていくうちに物足りなくなる可能性は非常に高いです。
(私の友人がそうでした。。。)

自分がどの程度のタッチの絵を描いていきたいか、少し考えてPC、スペックを検討してみてください。

②イラストソフトは何を使えばいいの?

漫画を描いていくには、専用のお絵かきソフトを使って描いていきます。ソフトは無料のソフトから、プロが使うイラスト作成ソフトまで幅広く開発されています。

ただソフトが高いからと言って機能が充実しているとは限りません。自分に合ったソフトかどうかは試してみない分からないものです。。。
と言っても、ソフトの操作は考えて使うものより数をこなして慣れることが一番です。有料のソフトの場合は無料体験版を準備しているものも多々あり、描き心地を試してみた上で、予算と選べば良いでしょう。

〜メジャーなソフトウェアをまとめてみました!〜

・Adobe Photoshop
世界で使われており、最も有名なグラフィックソフトです。歴史も長く、高機能でプロのデザイナーが多く利用しています。「フォトショ」と呼ばれており、聞いたことがあるのでは?
・CLIP STUDIO PAINT
高機能な漫画やイラスト制作ができるソフトウェア。漫画制作では圧倒的な支持があり、プロの漫画家も使用しています。漫画に特化したソフトウェアではこれに決まり!
・ペイントツールSAI
直感的に使いやすいソフトウェアはこれ!他のソフトウェアに比べ、操作/機能面が非常にシンプルです。そのことにより動作が非常にサクサク動きます。

自分に合ったソフトウェアを決めるのは、慣れです!
今のソフトウェアはかなり機能などが向上しており、操作感などが違うだけになっています。

③ペンタブはどれを使えばいいの?

ペンタブとはパソコンに繋げて絵を描くためのツールです。パソコンで漫画を描くなら、持っておかなければならない必需品アイテムです。
ペンタブも何社も販売している会社はありますが、圧倒的人気があるのが、
Wacom (ワコム)
に間違いは無いでしょう。製品のラインナップが豊富な上に操作感が非常にいいです。

Wacomの中でもサイズの違いや、描き心地など異なるペンタブがあります。まず描き始める人にぴったりのものが「Wacom Intuos Small ベーシック」と呼ばれるものです。


価格も1万円以内と買いやすい価格に設定されています。しかしサイズはSの一択になってしまいます。
少し値段が上がる「Wacom Intuos Small ワイヤレス」であれば、サイズのS、 Mから選ぶことができます。


*Sは200×160、Mは264×200
またこの製品では、上で説明したCLIP STUDIO PAINTの2年ライセンスが付いてきます!ソフトウェアを持っていない人にはちょうどいいパッページと言えるでしょう。

ペンタブで使うペンの芯は消耗品なので、使用するたびに潰れてきます。買い替えが必要ということも忘れないように。

④その他にあったほうがいいものは?

その他にあったほうがいいものはモニターやスキャナーも良いでしょう。
モニターは大きいものの方のがいいでしょう。やはり大きい画面で作業したほうが、疲れにくいと言うことと描きやすいといったメリットがあります。
できれば20インチ以上がおすすめです。

また下絵をアナログで描きたい場合にはスキャナーが必要になります。取り込んだ下絵をデータ化し、ソフトで開くことによってペン入れはデジタルでできるようになります。また、アナログで描いたテクスチャや色彩を取り込むことにって、イラスト素材をして使うこともできます。


⑤漫画をデジタルで描くにはいくら必要?

はっきり言ってピンキリです。自分がどう描きたいかで変わります。

今あるパソコンを使って、ソフトはフリーなもの、小さなペンタブで始める際は、だいたい1万円前後で始めることができます。
一方でストレス無く描いていきたいと言った場合には、

  1. ・パソコン(モニターも含む)
    約5万円〜30万円
  2. ・ペンタブ
    約1万円~20万円
  3. ・ソフトウェア
    ~約3万円
  4. ・スキャナ
    約1万円

と非常に大きな金額になります。

最後に

アナログで漫画を描くには絵の具や消耗品なので、無くなったら買い足すことが必要になります。それに対してデジタルで漫画を描くのであれば1回購入することで買い替えの頻度が少なく済みます。長い目でみれば非常にお得です。
パソコンやペンタブはハイスペックのものが必要でも無いので、自分の予算に合わせたものを揃えて始めれば問題無いでしょう!
描いていくうちに、「もう少し柔らかい線が必要で描きたい」など、何が必要かもわかってくると思いますよ。