これは昔-
【KC】GTOコミックス3巻から抜粋
族やってる先輩から聞いた話なんだけど
その日はちょうど梅雨の真ん中のじとーーっとしたなまあたたかい日だったらしくてよ
確かあれは横浜伊勢崎町のあたりだったかな
人肉でシューマイ作って売ってるってウワサのシューマイ屋があってな
まあその人は地元でも相当気合いの入った人だったんで
「カンケーねー」とかって買って帰ることにしたらしーんだ
と こ ろ が
あかりのない暗い道に入った時ふっと気付くと
うしろから誰かがついてくる気がしたらしいんだ
ところがふりかえると誰もいない・・・・
無性に気になってシューマイの箱を開けると・・・
ひとつ
シューマイが減ってたんだよ
その人はゾォ~っとしながらも自分に言い聞かせたんだ
きっと最初っから一個足りなかったんだろって・・・
でもそのことがスゲーーー気になって次の角でまたふたを開けた
すると
またシューマイが1個減ってるじゃねーか
いよいよ怖くなったその人は急いで家に帰って気を落ち着けてふたを開けたんだ
そしたらなんと今度はシューマイが2個いっぺんに
減ってやがった
『うわーーーっ!!!』
その人は怖くなって大声をあげた
そしていっぺん閉めてもう一度ふたを開けた
すると・・・・
!?
ない!?
1個もねえ!!!!!!
シューマイが1個もなくなってるじゃねーかああ!!!?
どーなってんだぁぁぁああ!??!!?
彼は恐ろしくなってもう一度よ~~~く覗き込んだ
すると・・・・・
ふたのうらに全部くっついてたんだってよ