世界の平和を管理する英雄――。その圧倒的な力に憧れ、「“英雄”になる」と誓い合った双子がいた。しかし数年後、弟の陽彩は夢破れ、英雄たちの後始末をする清掃要員に。英雄になった兄を横目に、「生まれつき決められた位置(ランク)がある」と自らに言い聞かせる陽彩。だが、大事な幼馴染・イルカの絶望を目にしたとき、最初で最後の覚悟でその運命に逆らうのだった
マガポケ
英戦のラブロック | ||||
1話 | 2話 | 3話 | 4話 |
1話「善く生きてどーする」ネタバレ
どこでも戦争が起きていて怒り悲しみ狂気に満ちた世界だったが、どこかからかいきなり現れた超人的力の”英雄”と呼ばれる人間たちがあらゆる国で戦争を無くして世界に平和が訪れた。
そんな人間たちは何故生まれたかもわからないが…そんな疑問は些細な疑問として消え去り英雄は世界のヒーローになったのだった。
そして今日も強盗が現れるも英雄のそれぞれの特殊能力で撃退することに。
こうして英雄の登場により人類は、
正義の守護者として人々を守る英雄と、
それ以外のモブ(群衆)の2つに分類されたのだった。
そんな世界でモブとして街の片付けをする主人公の「宙野 陽彩」は、双子の一卵性の兄に「火葬の英雄」と呼ばれている国民のヒーローである「宙野 蒼」を特別に思っていた。
一卵性にも関わらず、人間は生まれつき決められたランクがあり兄は英雄で、俺は底辺と兄の蒼のことを自慢に思っていた。
そんなことから陽彩は夢を見ることは辞めて諦めていたが、異常なほどの前向きな性格であり明るい人物だった。
幼馴染の「南海 イルカ」と兄の蒼の特集されているテレビを笑顔で見ていた。
そんな兄の蒼や英雄を束ねる大企業である「ハーヴェスト社」に入社することが夢だったイルカが、ついに飛び級で研修資格を得て放課後から入社することが決まりテンションが上がっていた。
そんな幼馴染のイルカの夢が叶えば満足と心の底から想っていた陽彩だった。
放課後に胸を高鳴らせハーヴェスト社に向かうイルカだったが…
そこでは英雄と呼ばれる超人を生み出すために罪人を再利用し実験を繰り返しているという現実を知ってしまう。
イルカは耐えきれずに泣きながら間違っていると訴えるも、
筋肉の英雄である「マルス」に服を剥ぎ取られて…交配実験をされそうに。
憧れていたマルスに「元気な超人を生んでくれたまえ」と言われ…なんとか泣きながらもビルを脱出する。それに激怒したマルスはイルカを抹殺対象に、更には街では機密情報奪い逃亡したと指名手配犯にされてしまう。
そんなところに陽彩がバイクで到着しイルカを助けるために逃げるも…
追ってきた英雄に見つかりイルカを逃し、英雄と戦うことを決めるも簡単に殺されてしまうことに。
初めて味わう死に、初めて死ぬほど生きたいと思う陽彩だった。
イルカは子供の時に、陽彩と蒼とよく隠れていた秘密基地に姿を隠す。
しかしそこに蒼が現れて、助けると思ったが…蒼は「悪は殺す それが正義だ」とイルカを殺そうと。
しかし背後には超人に進化した陽彩の姿が。
そしてブチギレて「イルカに手を出すな クソアニキ」とイルカを助けようと現れる。
まとめ
1話から最高におもしろい展開に。キャラクターのそれぞれの性格も引き込まれ、最後のシーンのかっこよさ!
これで全英雄を敵に回すことになった陽彩ですが、まず彼の超人の能力はなんなんでしょうかね?何か火が関わっているような?
どうバトルが始まり戦っていくのか、めちゃめちゃ期待ですね♪