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秘密の果実 1巻のネタバレ 謎多き禁断の村の掟を破る

秘密の果実 1巻のネタバレ

「秘密の果実」は集英社の少年ジャンプ+で連載されている「朱井よしお」によって描かれている漫画。単行本は3月4日に発売。情報が一切無い田舎の村へ引っ越してきたが、そこには破ってはいけない村の掟があった。重なっていく幾つもの謎が企てる恋愛サスペンス漫画。

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1巻:1話 ネタバレ

高校生の主人公「水嶋悟」は”峰花烔村”(ふかずむら)に父親と引っ越すことになる。”峰花烔村”はネットで検索しても1件もヒットしないほど情報が無かった。車は”峰花烔村”の入り口に着くが、そこには身分証確認を求められるほど厳重に管理されていた。”峰花烔村”は道を聞いても不安になるほどの辺鄙な場所に存在しており、外からの移住者は初めてだと知る。

しかし村長の奥様が、父の小説が大ファンということもあり特例で受け入れたれた。
そんな父を悟は良いように思っていなかった。

悟は気分転換のため、電波が圏外のスマートフォンを片手に散歩する。すると「パシャンッ…」と近くから水の音が聞こえる。
駆け寄ってみると透き通ったような肌の美人が裸で水浴びをしていた。悟は「山の中に全裸の女?いやいやいやありえないだと おかしいだろ 夢か、幻覚だったのか」と咄嗟に走って逃げ出した。

山道に迷いながらも何とか家にたどり着くも父に叱られる悟。そして引っ越しを手伝ってくれていたおばさんから不気味そうに、「山の中に入ったりしてないわよね?」と尋ねれられる。咄嗟に「いや…入ってないです」と答えるものの、質問の仕方に不気味さを感じていた。

既に山の中に入ってしまってから「あの山の奥に神様が住んでるから村の起きてで入山禁止」ということを父から聞かされる。そして逃げた際にスマートフォンを落としたことを気づくが…諦めることに。

場面は変わり、高校は7人だけのクラスに転校してきた。悟は一番後ろの席に着き、「桐山美影」という少女の横の席になる。そして美影から、”峰花烔村”の人口の3分の2以上が女であり、”桃王母の神話”のことについて聞く。その神話には、
「昔、”峰花烔村”に住み着いている美しい神が道で迷った男と出会い、恋に落ちた桃王母は自分と同じ不老不死になるため桃の実を食べさせた」
そのため村人は長生きであり、女性は特に若々しく美しいということを聞く。

みんなと一通り自己紹介をし終わった後、何気ない会話を楽しんでいると、既に悟の家庭情報から父の職業から知られていた。不気味な感覚になり、家に帰った悟。そしてスマートフォンを取りに再び村の掟を破り山に入る。

すると昨日水浴びをしていた神様であろう美人がスマートフォンを持っていて、警備が来たこともあり一旦彼女について行くことした。

この女性が神様の子孫の「七海」と言うこと知る。七海から”桃王母の神話”の続きを聞く、
「桃王母は村の男も桃を与え、更に愛し合い子供ができた。そして不老不死の桃の実は神の子孫が入れ代わることで力を増して新たに実る 村の長寿は桃の木をわたし(七海)のおかげ」
更に「産まれる子は必ず女の子で桃王母と同じように相手の男に桃を与えないこと」という真実を聞く。

七海は悟に近づき、昨日の出会いが運命だと伝え、「悟くんに食べてほしい」と。

1巻:2話 ネタバレ

勢いで七海の「時がきて桃の実が熟したら悟に食べて欲しい」との告白に応じてしまった悟。山の中の警備に見つかったら「消される」という真実を知りながらも何とか無事に帰れた。

七海のことが気になりすぎて、七海とのイヤらしい夢を見て起きる悟だった。

そして学校に行くも、村の掟や自分の情報をクラスメイトが既に持っていることに恐怖を覚え、歓迎会をするという誘いを断る。カバンを教室に取りに行くも、先生と「中根」が怪しい雰囲気になっており入ることを断念し図書室に行く。

図書室には同じクラスの数少ない男である「入江」が居て、話しかけるがシカトされる。そして話したと思いきや「もしかして知りたいのは七海のこと?」と七海の存在から知っている様子だった。

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1巻:3話 ネタバレ

入江の発言、行動に警戒しながら帰る悟。道には4年に1度の大祭を準備している村人に、手伝いを頼まれるが敏感になっている悟は逆に警戒されるような態度を取ってしまう。

森の中から何か鏡で反射した光がし、七海が呼んでいると再度山へ入る。七海と合流し桃の木を見せられる。そこには完璧では無いが半分ほど熟れている桃の実が一つなっていた。

服を脱ごうとし早まる七海を止めようと倒してしまい、キスされそうに。

1巻:4話 ネタバレ

何とか七海を冷静にさせ、警備が山の中に入ってきたため急いで山から出ることに。そして七海に食べてみたいものを「いちご」と聞き、次は祭りの当日に会う約束をした。

家に帰りさすがに怪しがられ父に問い詰められるが、振り払い自分の部屋に。

場面は変わり、七海は母親に「少し焦っちゃったみたい でも大丈夫 私で終わらせるから」からと呟く。

1巻:5話 ネタバレ

学校のクラスの友達に祭りに誘われ、以前断ったこともあり一緒に行くことに渋々応じた。みんなから抜け出し七海に会うタイミングを計画立てしていた。

祭りの当日、場面は変わり同級生の入江になる。
入江は神社の息子であり、その家庭には複雑なルールがある。入江が幼い頃に父と母の話を隠し聞きした内容を思い出す。
入江の父は「神の子供を作ったのち、外から女を呼んで次の儀式の生贄となる男児を用意することが、長子一成(入江の父)の役目であるのは因習が始まった頃からの我家の定めだ」
と母は伝えられパニックになっていた。
そして母は自分で産んだ生贄になる「樹」と言う名の赤ちゃんを連れて、村から逃げ出そうとしたが門番に見つかって現在は監禁されていた。

つまり入江の家は不老不死の桃に関わっている。いわゆる「入江の父」は、”七海の母”との子供(神の子)を作り、それが同級生の「入江」本人ということ。

そして儀式の生贄が必要のため男児が産まれやすいように、外部から居場所の無いような女を連れてきて子供を作る。その子供が入江の弟「樹」であり、次の儀式の生贄。

そして母は怖くなり入江の弟「樹」村から逃げ出そうとするが、門番に見つけ注射で眠らされた。

現在、母は鍵のかかった部屋で、赤ん坊の人形を一生懸命あやしている。

入江の幼い頃に思い出回想は終わり、場面は祭り当日に戻る。
森の警備隊長とキスをして、その隙に注射で眠らせて”どこかの鍵”を入手する悟。

入江は”壊れてしまった母親”を救うために、樹と一緒に村から逃げて欲しいと思い行動する。
祭りが終わっても母や樹を逃す時間稼ぎをするために、悟を利用しようとしていた。

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秘密の果実 1巻の感想

“秘密の果実”を何気なく読み始めましたが、あっという間に読み終わったって感じでした。まず絵が非常に綺麗で、女の人が可愛く見入っちゃいました。特に七海に関しては、天使のような存在であり一つ一つの表情が美しいです。
次に一つ一つの設定は難しいですが、ストーリーは完璧と言って良いほどおもしろいです。設定を理解することは少し複雑ですが、村の掟から、神様の存在など2巻が楽しみです。今後、悟がどう戦い七海との約束は守れるか注目したいです。2020年連載スタートの面白い漫画の一つでした!
是非、みなさんも呼んでみてください!