シティハンターのあらすじ・最終回のネタバレも!

概要

漫画「シティハンター」は北条司によるアクション・ハードボイルド漫画。1985年より「ジャンプ・コミックス」にて連載。全35巻。
2019年には、実写映画「シティーハンターザ・ムービー 史上最香のミッション」公開。

登場人物紹介

冴羽 リョウ(さえば りょう)

冴羽商事取締役社長で、新宿に住む自称20歳の青年。無類の女好きだが、裏社会では凄腕の始末屋(スイーパー)。仕事の依頼は、美人が絡むときか、自分の心が動かされた時しか引き受けない。

槇村 香(まきむら かおり)

リョウの大親友である槇村秀幸の義理の妹。警官であった槇村の父親が追跡中に死なせてしまった犯人の娘である。
リョウの良き相棒でもあり、女として欲情しない唯一の女性。ハンマーで殴る「天罰」が定番中の定番。さばさばした性格だがとても美人である。

槇村 秀幸(まきむら ひでゆき)

リョウの親友。警察の仕事をしていた父の思いをくんで刑事となる。あるおとり捜査の責任で警察をやめてリョウとコンビになる。冷静な性格だが香のことだけは変わる。麻薬のシンジケートのせいで殺される

ミック・エンジェル

アメリカの凄腕ナンバーワンのスナイパー。リョウとはアメリカでコンビを組んでいた。その時のコードネームはシティーハンター。リョウと似ているところは女好き。だが、香をおとすことができなかった。愛する銃はデザートイーグル。

伊集院 隼人(いじゅういん はやと)

通称、海坊主またはファルコン。元傭兵。リョウと同じくらいの凄腕で喫茶店キャッツアイの主人。初めはリョウと敵視していたが日本で手を組む。昔リョウの手により目を負傷し、その後はサングラスが必須となってしまう。

あらすじ

東京の街を駆け巡るシティーハンター、冴羽リョウ。
彼は、ボディーガードから探偵まで、さまざまな依頼を完全にこなす始末屋(スイーパー)です。
依頼人がリョウに依頼をする際は、新宿駅の伝言板に「XYZ」と書き込むのがお約束。これは、「もう後がない」「早く助けてほしい」という意味です。
依頼の内容は非合法的なものも多く、普通の人ではこなすのがむずかしいことばかり。愛銃はコルトパイソン。
リョウに両親はいなく、小さいころに飛行機事故に遭いますが、運よく生き残りその後傭兵として過ごします。そのせいで生き残る能力に長けており、裏の社会ではナンバーワンと言われているほどです。
リョウは無類なまでに女性(美人)が好きで、女性の頼みや自分の心がうごくタイプでないと依頼を引き受けません。
香とコンビを組んで仕事をこなしますが、唯一香にだけは男として「もっこり」しません。
香がリョウに「天誅」と言ってハンマーを振り落として殴るのが定番のやりとりです。
依頼人はその都度異なり、その都度様々な仕事の内容をこなしていくストーリーです。

最終回のあらすじは?

気になるシティハンターの最終回ですが、アニメと漫画では若干異なるようです。
ここでは漫画の最終回についてご紹介します。
最終回では、海坊主こと伊集院隼人と、その相棒美樹の結婚式がとり行われます。
しかしそこで事件が!なんと結婚式に武装集団が現れ、香が誘拐されてしまうのです。
リョウは無事香を助けられるのか?また、リョウと香の恋の行方は?見所いっぱいの最終回です。

そんな見所いっぱいの最終回ですが、シティハンターは打ち切りにて終了したという噂も多くささやかれています。
理由は、ジャンプで連載されている漫画のわりに内容が大人すぎることや、他の強豪漫画たちの存在などが挙げられるようです。

突然の連載終了になってしまったとはいえ、最後まで面白い大ヒット漫画であることに変わりはないでしょう。

見どころ

冴羽リョウは波乱万丈な生き方をしています、小さい頃に飛行機の事故でのせいでゲリラ部隊に拾われ、それがきっかけで今の冴羽リョウを作られたといっても過言ではありません。そのような、いつも死ととなり合わせの生き方を送っていたため、香の生い立ちにも共感をしていてお互いの存在を大事にしているように思います。
シリアスなシーンが多いものの、香りがリョウへ「天誅」ハンマーを下すコメディタッチなシーンもあり、ギャップがすごく面白いと思います。
何気に香の美人度の高さも必見です。
また、香とリョウのコンビでいつも凄い仕事をこなしている、そのテンポ感の良さが面白いところだと思います。

感想

普段はクールな冴羽リョウの変顔が時々出てくるのが素敵です。香とのコンビ愛をすごく感じるとともに大変な仕事の内容に日々接しているのが命がけであり、生と死の大切さをすごく身近に思います。
それにこんなに美人な香に対して男として何も思わないのが不思議でしたが、最後には香とリョウがお互いの大切さに気が付くという所が感動します。
本当に大切な人にはそういうやましい気持ちは持てないということなのかなと思いました。
男性としてではなくたった一人の大切な人であり、かけがえのない人には命をかけて助けに行くのだと思います。リョウのおちゃらけている部分とかっこいい部分のギャップが好きです。漫画ならではの面白さです。大人のしっとりした感じも見た後に思い出しますし、一話完結な感じも見やすいです。