「7SEEDS」の田村由美が描く舞台劇「ミステリと言う勿れ」整の名言がしびれる!

ミステリと言う勿れ ~概要~

「ミステリと言う勿れ」(「なかれ」と読みます)は田村由美さんの作品です。「月刊フラワーズ」で2018年1月号から連載開始。既刊6巻。「マンガ大賞2019」第2位、「このマンガがすごい!2019オンナ編」第2位、「ダ・ヴィンチ2018年8月号 今月のプラチナ本」受賞の話題作です。

 

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ミステリと言う勿れ ~登場人物紹介~

久能 整(くのう ととのう)

 本作の主人公。もじゃもじゃ頭が特徴の大学生。たまに土日にカレーを作るのが好き。

池本 優人(いけもと ゆうと)

大隣警察署の巡査。ある事件をきっかけに整と知り合う。

 

ミステリと言う勿れ ~見どころ~

 「BASARA」や「7SEEDS」で壮大な世界を描いてきた田村由美さんですが、本作は実に真逆!閉鎖された空間での主人公の会話を楽しむお話です。主人公の整(ととのう)くんがしゃべる、しゃべる、「うざい」「めんどくさい」と言われながらも、とにかくしゃべります!

 ミステリー(タイトルは「ミステリと言わないで」と言ってますが)、謎解きとしての面白さも抜群! あらすじや登場人物を紹介してしまうと、その面白さを壊してしまいそうなので、あえて紹介しませんが、整くんの細部まで見逃さない観察力や、洞察力は圧巻です!そして狭い空間で語られている話とは思えないほど、読者の思い込みの世界をひっくり返してくれます。

 そして謎解きに絶妙に絡みながら展開される、整くんの「常々思ってること」がまた魅力的なんです私たちが日常モヤモヤと考えていることをズバッと明快に言語化してくれる、気付かないフリをしていることを気付かせてくれる、そんな名言が数々飛び出します。

 では、少しだけ整くんの名言をご紹介しますね。詳しくは本編を読んでご確認ください!

 

ミステリと言う勿れ ~整の名言~

ゴミ捨てって、家中のゴミを集めるとこから始まるんですよ
分別できてなかったらして、袋を取り替えて
生ゴミも水切って、ついでに排水口の掃除もして
ゴミ袋の在庫があるかチェックして

そうやって、やっと一つにまとめるんですよ
そこまでが面倒なんですけど

(人を殺しちゃ)いけないってことはないんですよ

便宜上そうなってるだけです

一たび戦時下となれば、いきなりOKになるんですよ
それどころか、たくさん殺した方が誉められるって状況になる

そんな二枚舌で語られるような、適当な話なんですよ

人は弱くて、壊れやすくて、病むことも倒れることもある
それが当たり前だと(アメリカでは認めてる)

だから修復する、治そうと思う
それができると信じてる

翻って日本では、弱さを認めない
弱い者は負けで、壊れないのが正しい
壊れたら退場で、悩むことすら恥ずかしい
相変わらず根性論です

弱くて当たり前だと、誰もが、思えたらいい

真実は 人の数だけあるんですよ

ミステリと言う勿れ ~感想~

 整くんは積極的に事件を解決しようとしているわけではなくて、巻き込まれて、気付いたことをつなげていったら解決しちゃった、みたいなスタンスで。決して正義のヒーローぶらない、押し付けない整くんだからこそ、整くんの話は登場人物たちの心に響くのかな、と思います。

 整くんから「僕は常々思ってるんですけど…」のセリフが飛び出すたびにワクワクしながらページをめくってしまうこと間違いナシです!

 最新刊の6巻が2020年2月10日に発売されたため、電子書籍配信サイトでは1巻が無料で読めるキャンペーンなどが開催されています!ぜひぜひアナタも整くんの言葉の数々を堪能してみてください!

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