なまいきざかり。 ~概要~
漫画「なまいきざかり。」は、ミユキ密蜂による日本の少女漫画。2013年9月1日より「ザ花とゆめ」(白泉社)にて読み切りで連載。2014年から「花とゆめ」3号より連載開始で全(既刊)17巻。
なまいきざかり。 ~登場人物紹介~
町田 由希(まちだ ゆき)
隆北高校2年生。血液型はA型。身長155cm。9月12日生まれ。
バスケのマネージャー。バスケ部のみんなからは仕事がクールで素晴らしいので、「姐さん」と言われている。面倒見の良い性格。性格は冷静沈着。臆病な所もある。
成瀬 翔(なるせ しょう)
陸北高校1年生。身長185cm。7月25日生まれ。B型。バスケが上手でありエースのキャプテン。先輩後輩もないほどに敬語も使わない性格。美しい顏たちでモテる。振られた由希を見て好きになる。
木戸(きど)
隆北高校の3年生である。バスケ部の主将をしている。
とても良い優しい性格であり、メンバーたちからの信頼も厚い。引退してもバスケのことやメンバーを思う。由希たち後輩のことに親身になっているので本当に慕われている。
殿村 肇(とのむら はじめ)
由希とは同級生であり、バスケ部の元主将。
眼鏡をかけている。とても落ち着いた冷静な顔立ちでとてもモテる。ガールフレンドもきちんとおりあだ名は殿と呼ばれている。隆北高校の2年生。
姫野 妃美子(ひめの ひみこ)
隆北高校の1年生。バスケのマネージャーをしている。
由希に対しては憧れの気持ちを抱いている。大人しくて少しトロイ部分があり、そんな自分が嫌でバスケ部に入部。男性があまり好きな方ではなく苦手な部類。
なまいきざかり。 ~あらすじ~
隆北高校でバスケ部のマネージャーをしていた町田由希は、1年先輩で主将の木戸に恋心を抱いていた。その木戸に彼女が出来てしまい、由希はバスケ部の部室で落ち込んで泣いていた。それを後輩である成瀬に目撃されてしまう。お願いだからここで見たことは言わないでほしいとお願いする由希。しかしそこからどんどん成瀬が由希に対して好意を寄せてくる…!
生意気で、振り回してくる成瀬に対して、素直になれない由希。しかし、木戸からの失恋で落ち込んでいた時に、成瀬は由希の心に触れることを言って励ましてくれたり。こんなヤツ…と思っていたのが、気が付いたら成瀬を好きになっていた由希。成瀬と由希はぶつありあいながら引かれ合って、お互いを大事な人だと思うようになる…。
なまいきざかり。 ~見どころ~
マネージャーという立場もあるので節度を保ちたい由希の冷静な性格をどんどんぶち壊していき、先輩も後輩もないくらいの態度で振り回していく成瀬の面白さが大きな見どころだと思います。顔立ちが良い成瀬が、けだるそうな感じで由希に執着して、甘えたり拗ねたりぐいぐいくるのが可愛いです。
自分でも冷静でいたいのに成瀬のことがどんどん好きになっていくのが止められない。恋愛の醍醐味だと思います。成瀬の中学の同級生・市井ありさの成瀬への片思い、三寿々高校の袴田静の由希への片思い。高校生活、スポーツを通じて恋愛も情熱的な作品です。
なまいきざかり。 ~感想~
由希のことを好きな三寿々高校の袴田静の存在がいいです。成瀬のライバルであり、幼なじみというのが三角関係のようで面白いです。成瀬と袴田の幼なじみ対決も見ものです。
絵もとても綺麗で描写が美しいので、スポーツの良さや制服の可愛さなど際立っています。面白い作品で読み進めていくうちに虜になるようなところがあります。恋愛を今していない人もわくわくしてしまいます。成瀬が由希を真剣に思う姿が印象的な青春を感じる漫画です。