転生マンガといったらこれ「転生したらスライムだった件 」

最終更新日:2019-12-29

概要

漫画「転生したらスライムだった件」は原作者「伏瀬」、作画「川上泰樹」による「ファンタジー異世界転生漫画」。「2015」年より少年シリウスにて連載。「魔物の国の歩き方」、「転スラ日記」、「異聞 魔国暮らしのトリニティ」など多くのスピンオフがある。2018年にアニメ化。

登場人物紹介

リムル・テンペスト

日本人「三上悟」が後輩を庇って通り魔に刺され死亡。死の間際に独り言をこぼしていたらその内容が反映された姿で異世界に転生した。血液も要らず、暑さも寒さも感じないその身体は粘性の魔物、スライムであった。

ヴェルドラ・テンペスト

世界に4体しか確認されていない最上位の魔物。転生した直後の悟と出会い、知識と名前を与え友達となった。凄まじい存在ながらお調子者で寂しがりな面があり、リムルからの友達になろうという誘いに最初は渋るものの喜んで受け入れた。

井沢静江

東京大空襲と思われる場所から魔王レオン・クロムウェルにより召喚された少女。転移後は全身火傷により死にかけていたがイフリートと融合し一命を取り留めた。その後冒険者となり、最期にリムルと出会う。

シオン(紫苑)

リムルの配下。元大鬼族で名付けにより鬼人族へと進化を果たす。リムルに恩義と敬愛の念を持っておりスーツ姿で秘書を名乗る。だが直情的な性格な為秘書としての能力はシュナに比べるとあまり高くない。そして料理の腕は壊滅的で、食べたものに毒耐性を獲得させるほど。

ゴブタ

名付けされたゴブリンの一人だがほとんど姿が変わってない。「~ッス」と砕けた口調でリムルと接する悪友ポジションだが本人もその口調は気にして直そうとはしている。お調子者でよくいろんな人にボコボコにされる姿がみられるが、実は天才ではないかと思わせる実力者でもある。

あらすじ

「転生したらスライムだった件」は現代の日本から始まる。37歳でゼネコン勤務ながらも女の子と縁のない主人公・三上悟。その日は後輩に呼ばれて食事をしに行くことに。その目的が後輩の彼女の自慢だと知るも祝福してやるかと歩を進める。すると辺りから悲鳴が聞こえる。刃物を持った男がこちらに走ってきていた。その先には後輩が立っており余りの事態に硬直していた。寸でのところで後輩を突き飛ばすも代わりに刺される悟。徐々に意識を失う最中涙ながらに自慢しようとしていたことを謝罪する後輩。それを許し、幸せにしてやれと言い残し息を引き取ろうとするも最後の力を振り絞って自宅PCの完全破壊だけは後輩に厳命して今度こそ息を引き取った。次に意識が戻った時、悟は何も見えず感じなかった。助かったが身体に障害が出たのかと焦るがそうではないと徐々に判明する。手足がない、目もなければ口もない。その身体は人間ではなくスライムだった。なれない姿、感覚でひたすら彷徨う悟だが初めて言葉を使う存在に出会う。言われるがままに魔力制御で辺りを把握できるようになるとそこに居たのは巨大な巨大な竜。驚きはしたものの話してみると案外楽しく、二人は友達になる。相談の結果ヴェルドラの封印を解く手伝いをする為にヴェルドラを取り込み、リムルと名付けられた悟は洞窟を後にする。ヴェルドラが消えた影響がどれほど大きいか全く意識せずに。

見どころ

ごくごく一般人、されど善良な三上悟が異世界に転生してスライムになってしまった本作。ゲーム好きなら心躍るであろう「スキル」や「魔力」といった概念と捕食する事でスキルをラーニングできる自由さが心地よい。また自由に生きるものの自然と周りに人が集まり、一大勢力となっていくことで物語も広がっていく。最初はスライムと侮られる場面も多いが、後半になると国の代表として恭しく扱われるようになる。本人の力もドンドン成長していき、最終的には魔王の一角となり一大勢力となっていくのも面白い。一大勢力となってやることは勢力拡大や領地拡大ではなく自分が面白そうだと思う事、やりたい事を出来るようにするための発展や人材確保。ラミリスやヴェルドラとあーだこーだ言いながらしでかしていく姿は小学生の夏休みのようでとても楽し気である。

感想

元々小説の方を先に見た上で漫画版を読みました。とても作品と絵がマッチしていて原作既読者でもスムーズに入れると思います。またコミカライズされると場面が端折られたりして好きなシーンが無くなったりも懸念されるかもしれませんが今のところ大満足で読める作品です。主人公・三上悟、リムルは力を手に入れて行って強大な存在へと変貌していくのですが、その性格・根底は物語冒頭からあまり変わっていません。自分が楽しいと思うことをする。自分が楽しい為には周りが楽しくないとダメといった感じで君臨すれども統治はせず面倒なものは人に任せつつ皆を守ります。面白そうなことは大好きで、エルフのお店も大好き。子どもの様に楽しいことに人を引っ張り、その為に魔王めいた悪い顔で人の弱みに付け込むこともありますがそこは御愛嬌。最終的にはみんな楽しそうにかかわることになります。