漫画「ドロヘドロ」のあらすじ・ネタバレ

最終更新日:2019-12-17

概要

漫画「ドロヘドロ」は「林田球」による「ダークファンタジー」漫画。「2000」年より「2018」年まで連載。「スピッツ増刊IKKI」「月刊IKKI」「ヒバナ」「ゲッサン」の4誌に跨いで連載していた。
全「23」巻。2020年1月よりアニメ化。

主な登場人物

カイマン

身長216センチ、体重98キロ、足のサイズ38センチ。
カイマントカゲの様な頭部を持つ男性。ナイフをメインの武器にして魔法の効かない体質を用いて魔法使いを狩る。その目的は自分に魔法をかけた魔法使いを見つけて本当の顔と記憶を取り戻す事。
性格は素直で明るく、ギョーザをこよなく愛する。

ニカイドウ

身長169センチ、体重56キロ、足のサイズ25センチ。
カイマンの友人でグラマーな体系の女性。
記憶を失ったカイマンを見つけた縁からカイマンを手助けしている。格闘技の達人で女だてらに戦力となる。カイマンの入り浸る定食屋「空腹虫」のオーナーでもある。

煙(えん)

身長183センチ、体重79キロ、足のサイズ28.5センチ。魔法使いで煙ファミリーのボス。
魔法使いの世界で凄まじい影響力と権力を持つファミリーのボスだけあってなんでもキノコにしてしまう魔法を使うとある事情から「時を操る魔法使い」を探している。

藤田

身長173センチ、体重58キロ、足のサイズ27センチ。
一話から登場して相棒をカイマンに殺された魔法使い。煙ファミリーに所属しているが魔法も弱く、相棒・松村の仇としてカイマンを付け狙うも成果はみられない。
松村の死を悼み常に葬式用の靴を履いている。

恵比寿

身長142センチ、体重33キロ、足のサイズ19.5センチ。カイマンに殺されかけた魔法使いの少女。
その時藤田に救われるも顔の皮を剥がされてしまい自失状態になってしまった。
自失状態が改善するもゾンビになったり頭に異物が入り言動がおかしくなったりと散々な目に遭う。

あらすじ

「魔法使いの世界」から「魔法の使えない人の世界(ホール)」へ魔法使いが魔法の練習にやってくる。
ホールの人間は魔法使いに叶わないので見かけると逃げ出すしかない。それが日常風景のホールだがその魔法使いを狩って生きている「カイマン」。
彼は自分が何者で、誰に頭をトカゲにされたかも分からない。自分の記憶と本当の顔を取り戻す為に日々やってくる魔法使いに「噛み付く」事で「口の中の男」に質問させる。
その答えが自分の求めるものが得られるまでカイマンは魔法使いを狩り続ける。カイマンの目的は目的として生活する為にはお金も必要。病院でバイトしたり、ゾンビ倒したりして生計を立てつつ、大好きなギョーザを食べに今日も友人であるニカイドウのお店、「空腹虫(ハングリーバグ)」にご来店。
日々ギョーザを馬鹿食いするのにお金を払わないからお店はほとんど儲かってないが、ニカイドウは唯一の大切な友人として受け入れ、いつか一緒に店をやっていきたいという夢を持ち、カイマンの目的が早く果たせる様に協力していく。そんな日々を送っていると、ファミリーを殺された事で煙ファミリーから刺客がやってきた。なんとか撃退するもこれからの事を考えるとホールでやってくる魔法使いを倒すだけでは目的を果たせないしニカイドウにも被害が出てしまう。
そう思ったカイマンは単身魔法使いの世界へ向かう。それからどうなっていくか、それはまだ混沌の中。それがドロヘドロ!

見どころ

番の見所は魅力溢れるキャラクターです。魔法使いでもホールの人でも悪魔でも、それぞれがとても魅力的。
世界観は殺伐として人の生死が簡単に行われるのに日々陽気に明るく楽しく生きています。主人公サイドとも言えるカイマン達は勿論、マフィアの様な煙ファミリーサイドもそれぞれの性格や日常が描かれて単なる敵役ではなく「人」として生活し、生きている事がより物語を面白くしています。
基本的な視点はカイマンですが、物語の折りには色んなキャラクターの視点に変わる群像劇めいた側面もあります。それぞれのキャラがちゃんと描かれているので、視点が変わっても感情移入しやすく、その視点変更がまた物語の厚みを出しています。

感想

先ず最初のページがとてもインパクトがあります。トカゲが人の頭を丸飲みしている所から物語が始まりますから。
そしてそれは主人公!え?なんで?なんで主人公がトカゲ頭で人に噛みついてるの?と言う驚きから一気に話に引き込まれました。説明されると成る程必要な手順なんだなと納得できます。
そしてジェットコースターの様に話が展開されて目的が分かり、つまり復讐劇の様なお話なのかと思っていたらカイマンは美味しそうにギョーザとビールを堪能してたりします。
殺伐としてグロいのに、ほのぼのした日常も描かれ涙有り友情有り恋愛要素みたいなのもあったりなかったり。とても混沌としていて魅力たっぷりな漫画、それがドロヘドロ!