映画化決定!話題のマンガ「美人が婚活してみたら」の見どころをご紹介します!

こんにちは、ニケです。今回ご紹介するのは、実際の人物を元に描かれた「美人が婚活してみたら」。
美人OLタカコの婚活劇がここに!
美人でも結婚するには努力が必要なのです!

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「美人が婚活してみたら」作者:とあるアラ子 【既刊3巻】

あらすじ

主人公はタカコ(32歳)。仕事も恋も特に不自由なく過ごしてきた美人OL。しかしふと気づくと、まわりの女友達はどんどん結婚や出産をしていき、独身のタカコとは話が合わなくなってしまった。
仕事だけの毎日、タカコは”自分は何のために生きているのか”と空虚な気持ちに襲われる。

そして、『私も結婚したい』と思うようになる。そこからタカコの婚活劇が始まるのであった。

見どころ

『婚活』と聞くと、皆さんはどのようなものを想像されますか?
結婚相談所や、お見合いサイトなどを思い浮かべる方が多いと思いますが、その実情は実際に経験された方でないと感じることができないと思います。
このマンガは、そんな『婚活』の実情をリアルに描いています。
「美人ならすぐ結婚できるじゃん」そう思うかもしれませんが、現実はなかなかそうも上手くいきません。タカコの婚活劇をちょっとだけご紹介致します!

婚活劇①婚活サイトの登録

婚活サイトへの登録を決意したタカコですが、初めの会員登録で疲れてしまいます。
空虚な気持ちに襲われているタカコは、その面倒臭さだけで死にたくなってしまいます。(汗)
でもこの気持ち、とても分かる気がします。婚活サイトに限らず、会員登録って面倒臭いですよね…。気分が滅入ってる時だとなおさら面倒くさいかも。

婚活劇②サクラと間違われる

サイトで知り合った男性と会ってみたタカコ。しかしタカコの姿を見た男性は、「あなたサクラでしょう?」と言ってきます。
さらに「あなたのような若くてきれいな女性が本気で結婚相手を探しているわけがない」という捨て台詞を残して帰ってしまうのです。
唖然とするタカコ。綺麗だと言われるのは嬉しいですが、運命の相手と期待していただけにこんな終わり方はショックですね。
しかもその男性、登録していた写真とはかなり違うおじさんだったのです。
人の事とやかく言う前に自分はどうなんだって感じですが、実際あり得そうなエピソードです。

婚活劇③婚活は忙しい

様々な婚活を試したタカコは、『結婚相談所』にも登録します。ここで明らかになる結婚登録所のシステム。登録すれば自動で運命の相手が見つかるなんて大間違いです。
入会したら、相談員との面談に始まり、気になる男性を選ぶ→双方OKなら初回の面談→OKかNGかを結婚相談所に連絡→「仮交際」スタートというような流れのようなのですが、仮交際は複数並行可なので、お休みの日に何人ものお相手と会ったりして、お互いに気に入った相手を探したりするそうです。
まだあまり知らない人と、1日に何人も会うなんて疲れてしまいますね。案の定、タカコもぐったりしてしまいます。

感想

以上はタカコの婚活劇のほんの一部分をご紹介させていただきました。
私が読んだ感想は、やはり婚活は、サイトや相談所が力を貸してくれるとしても、やはり自分で行動しないと何も始まらないということです。しかし、お互い好きな相手なら楽しいでしょうが、まだどんな人か分からない相手と「結婚」を頭の片隅に入れながらメールしたり会ったりするのって、結構大変かも…。
また、相手が自分以外の人とも会ったりしているのかな、自分を見定めているのかな、とか、少し疑心暗鬼になってしまいそうな気もします。
…などとマイナス思考な意見を書いてしまいましたが、普通に家と会社を行き来しているだけでは出会えない人たちに会えるのも事実ですよね。気軽な気持ちで続けることが大事なのかな、と思いました。
あれ、マンガの感想でなく、婚活についての意見になってしまいました。(汗)
マンガについての感想ですが、女性ならタイトルだけで目を引くのではないでしょうか?
私もタイトルと「映画化」という広告が気になり手に取って読んでしまいましたが、実在の方のエピソードを元に描かれているからか細かな部分までが実にリアルです。女友達との会話シーンなどもとても面白いです!
美人=幸せというわけでもないんだなあ、と思いました。
そして、タカコに限らず、自分が落ち込んでいるときって、まわりが羨ましく思えたり、なんで自分だけこんな不幸なんだって思ってしまうこともありますが、実際はみんな色々な悩みを抱えているものなんだなと思いました。
なんだかそんな当たり前のことを気づかせてくれて、元気をもらえるマンガでした。皆様も一度ご覧になってはいかがでしょうか?