【エスパー魔美】昔の漫画は意外とエロい…あらすじ・ネタバレ

作品概要

漫画「エスパー魔美」は「藤子・F・不二雄」による日本の少年漫画。1977年より漫画雑誌マンガくん,少年ビックコミック にて連載。TC、FF全9巻。文庫全6巻。F全5巻。テレビアニメは朝日系列、1987年4月から1989年10月まで放送。

本作品を書くにあたってコンセプトとして、
・主人公を女の子とする。
・超能力を持たせる。ただしささやかなものに限る。
・大人の世界を活躍の場とする。
・主人公の性格や生活環境をなるべく平凡なものとする。

とした。

また藤子・F・不二雄の作品はお色気がないという評価を受け、お色気作品を作ってみようと思い立ったとの事。
お色気作品を描くにあたり、主人公の魔美の裸を描くため、作者自身がSMクラブに通って勉強したらしい。

登場人物紹介

佐倉 魔美(さくら まみ)

明月学園中学の2年生
14歳
血液型O型
身長153センチ
体重42キロ
初めは自分の力に気が付かず過ごしているが、ある時自分の超能力に気づき世のため人の為にその能力を活かそうとする心優しい女の子。
普段は普通の中学生、ある時は正義のエスパーという二重生活を送る。


高畑 和夫(たかはた かずお)

魔美のクラスの同級生・男子
4月12日生まれ
マミのことを魔美くんと呼んでいる。小太り。秀才。一度読んだ本は丸暗記できるほどの記憶力をもつ。テストは何故か申し訳ないとあえて間違えて書いたりするほどの謙虚さ。


コンポコ

佐倉家で可愛がられている犬。オス。フャンフャンというなんとも面白い鳴き方をする。狸のような風貌。猫やアライグマなどにも間違われる。人間のような性格でジェスチャーも出来る。メスのポメラニアンの犬のメリーちゃんが好き。


佐倉 十朗(さくら じゅうろう)

魔美の父親であり、画家。高校の美術を教える。たびたび個展などをひらくも絵はあまり売れていない。魔美にヌードのモデルをさせている。マミのことをマミ公と呼ぶことが多い。車はビートル。


佐倉 菜穂子(さくら なおこ)

魔美の母親。新聞の仕事をしていて家事も仕事もパーフェクトにこなす。事件や時事にも詳しく、また一流の考え方で家計も支える。魔美のことを、まみちゃんと呼んでいる。


あらすじ

佐倉魔美は 明月中学に通うごく普通の女子中学生だったが、ひょんなことからいじめにあっていた秀才の高畑和夫を無意識のうちに助け出したことから、自身の特殊な能力に気づく。ここから高畑のサポートを受けながら、魔美は自身の超能力に磨きをかけ、普通の中学生と人助けをする正義のエスパーとして2重生活を送ることとなる。

見どころ

見どころは 子供向けの漫画・アニメにも関わらず ちょいちょい入ってくるサービスシーンです(男子にとっては…)
例えば魔美の父親の十郎が魔美をヌードモデルとしてデッサンを行っているシーンなどは当時は衝撃的で、そして今、冷静に考えると相当やばい父親です…
少しアニメのサービスシーンを紹介。

感想

見どころでも書きましたが、魔美のお父さんが中学生のわが娘をヌードにデッサンをしているシーンに大きな衝撃受けたのを覚えたものです。
また結婚詐欺やマンション建設による環境破壊など、社会問題にも触れるような内容もあり、ドラえもんやキテレツ大百科などに比べて、ターゲットとする年齢層も若干高く設定されています。
魔美の裸のシーンが多く出てきますが、いやらしくは描かれていなにので、子供が見ても、大人が見ても面白い作品になっています。