もしも口裂け女とベジータが出会ったら
私は今日も夜道に立つ。
昨日はひどい目にあったようだ。
首がまだ痛い。
この憂さ晴らしを次に路地に入ってきたやつにしてやる。
すると早速まんまと路地に入ってきた奴がいる。
背丈は低い。しかし全身黒タイツの上に肩パットが異常に飛び出たおかしな服を着ている。
毛量も尋常ではない。
昨日の憂さを晴らすべく、私は声を掛けた。
私「私、キレイ?」
ベジータ「なんだキサマは?気安く話しかけるな。」
目も合わさずスタスタと歩いていく。
ぐ、なんて感じの悪いやつなんだ・・・
私「ちょっと待ちなさいよ!」
男の肩パットに私の手が触れた瞬間、辺りはピカッと閃光に照らされた。
気が付けば私は路地に寝ていた。