『無法島』第50話『狩る側 狩られる側』ネタバレ

第50話ネタバレ『狩る側 狩られる側』

島では一定の秩序が保たれているように見えた。

無法者たちも作業を行い、食糧を受け取るという仕組みに慣れてきているようだ。

しかし表向きは上手くいっているように見えるが、ここ最近も二人ほど姿が消えている。

完全に無法者を取り締まることなど不可能なのだ。

自分にとって大切な人だけ守れて最低限の秩序が保たれるだけで奇跡だとダイは主張する。

その日の夕方、美空はこの島の人間が何人消えても何とも思わないが、カイト、エミ、オジサンに何かあったら、この島の人間を全員殺してしまうかも、と自分の思いをカイトに語る。

その言葉にカイトも賛同するのだった。

次の日、キネ（性犯罪の男）は率先して皆が嫌がる山仕事を作業を受け持つ。

キネには何か別の目的があるようだ。

そのキネが女性に何かしないようを監視するエミ。

二人が山に入ると、エミはそこで作業する女性たちにキネに近づかないよう忠告する。

その言葉を聞いてキネは走ってその場を離れる。

それを追うエミ。

キネは山奥へと進んでいく。

その行動にエミは違和感を覚えるが、キネを殺したいエミにとっては好都合と考え、引き続きキネを追う。

すると山中に建物が現れ、キネはその中に入る。

キネが建物に入ったことを確認したエミはナイフを片手に建物に侵入する。

しかし建物に入ったエミの背後には満面の笑みを浮かべたキネの姿が。

キネは背後からエミの後頭部を棒で強打し、エミは床に倒れこむ。

キネは自分がエミの獲物なのではなく、エミが自分の獲物なんだ、それを今からわからせてあげるよ、とよだれを垂らしながら、不気味な笑みを浮かべる。

無法島 1

posted with ヨメレバ

森恒二 白泉社 2019年09月27日

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