前回のあらすじ
不眠症で悩む妹のために安眠を得られるベッドを作れる腕利きの職人を探すクライア。そして護衛の報告により、レリウスの働く宿の名にたどり着く。一方、貴族が泊まりに来ることに慌てる宿の主人とメア。レリウスは貴族が満足できる家具を作るためSランクの家具を目指し特訓を始める。
【漫画版】【第3話ネタバレ】「不遇職『鍛冶師』だけど最強です 」~貴族~
【第4話・ネタバレ】『宿泊』
渡り鳥の宿はこの日貴族を迎えることになっている。レリウスは家具を何度も作り直し、どれもSランクに到達するほどの物になっていた。そしてついに公爵家の貴族が宿を訪れる。
訪れたのは、グリードラッド家の四男・クライア・グリードラッドだ。クライアは自分の立場は大したものではないので、硬くならないでくれと、フレンドリーな態度でレリウスたちに接する。
その後、夕食を共にし、レリウスもクライアの貴族らしくない態度に触れて心を許し始めていた。
するとクライアはそろそろ寝ると言い、レリウスに部屋の案内を頼む。そのクライアは「楽しみだ…今日一番の…な…」と不気味な笑みを浮かべる。
そこでクライアの部下はレリウスに耳打ちする。部下曰く、グリードラッド家は代々睡眠にうるさく、嘘か真か、クライアの兄は寝具に満足いかず職人を処刑したとか、過去にはベッドをめぐって戦争を起こしたとか、物騒な噂があることをレリウスに忠告する。
一気に不安がレリウスを襲う。
第4話のまとめ・感想
ついに貴族を迎え入れることになった渡り鳥の宿。皆緊張して貴族を待つが、実際訪れた貴族のクライアは思いのほかフレンドリーで貴族らしくない振る舞いの人物だった。しかし彼の部下曰く、グリードラッド家は代々睡眠にうるさく、寝具に関しては物騒な噂があるという。果たしてレリウスの作ったベッドは貴族に受け入れられるのか!?