復讐の教科書 1巻のネタバレ

復讐の教科書 概要

2020年3月23日、「マガジンポケット」にて連載を開始した。
原作:廣瀬俊、作画:河野慶によって描かれており、いじめられていた自分と教師の身体が入れ替わり、いじめグループに復讐を行なっていくサスペンス漫画。

1巻のネタバレ

教師になることを夢見る高校生・黒瀬良太郎。担任の白鳥先生に憧れる彼は、凄惨なイジメを受けていた。ある日、イジメが露見することを恐れたイジメっ子達に、屋上でこう言われる。「イジメがバレる前に自殺してくれない?」と。目を疑う状況に、動揺から黒瀬は足を踏み外してしまい…。「ねぇ、先生。それでも、やり返しちゃいけないんですか?」

https://pocket.shonenmagazine.com/episode/13933686331605710500

1巻:1話「先生と僕」ネタバレ

主人公の高校生「黒瀬」は冴えないどこにでもいる男子だったが、5人の同級生からはいじめの標的にされていた。
そんな黒瀬にも学校で一番爽やかでモテモテな「白鳥」先生は「今日もこれから飼育委員だろ?頑張れよ」と声を掛けられ、密かに黒瀬は白鳥先生に憧れ先生みたいになりたいと思っていた。

そして飼育委員会であるウザギの世話のために小屋に行ってみると、そこにはいじめられている同級生5人の姿が。
そのまま身動きを取れないように固定させられ、「ほら!!ちゃんと食えよ 君の唯一の友達が出してくれた糞だよ」と無理やり食べさせられる。

更には安全ピンを耳に刺しピアスを開けられる黒瀬だった。

黒瀬は家に帰り耐えられないことから…
親に内緒で「退学届」を書いていく。しかしたまたまパートから帰ってきた母に見つかってしまい…
ビンタされて…「将来を考えて私立に行かせてあげてるんでしょ?これじゃ昼も夜も働いている意味ないじゃない!!」と詰められ、「どうすれば この地獄から抜け出せるんだろう」と苦しむ。

更に翌日に学校に行ってみると、いじめグループによりウサギが一匹殺されていた。
黒瀬は限界が来て「イジメる理由を教えてよ!!」と泣きながら叫ぶも、「面白いからイジメるんだ」と顔を踏まれるのだった。

そんなウサギのお墓を作り帰ろうとするところに白鳥先生がくる。
少し変わった黒瀬に気づき、必死に問いかけるも何も話さない黒瀬。しかし白鳥は「憎しみに任せてお前の手まで汚すな!!」と訴えかける。
と同時に、黒瀬は「やっぱり白鳥先生は凄い人だ この人だけが唯一の希望だ…」と心の中で思った。

しかし翌日、白鳥先生が「今日から目安箱を設置する 自分以外のことでも気になることがあれば教えてくれ」とクラスに提案した。

その放課後、当然黒瀬がチクったと思うイジメグループは「イジメがバレる前に君が死ねばいいんだ!!」と自殺を促す。そしてイジメグループから「死んでください」と頼まれ、更に「俺らにとって黒瀬の死は幸せなんだ」と屋上の端に追い詰められ「死ーね!!」と言われ、そのまま足を滑らせて落ちてしまう黒瀬。

「絶対許さない」と黒瀬は言いながらも、「許してもらおうなんて思ってないんですけど」と笑われる。

しかし落ちた先には白鳥先生が。
落ちてきた黒瀬と白鳥先生の頭が当たり、2人は病院に。

7日後、学校では黒瀬の飛び降りは遺書も見つかったことから自殺ということで噂されていた。

そんなところに白鳥先生が戻ってきてイジメ主犯の「不道」に、
「教師として戻って来た甲斐があったよ」と話す。

実は黒瀬と白鳥先生がぶつかり、中身だけが変わっていたのだった。
黒瀬が白鳥先生になり学校の教師として戻って来て、白鳥先生は黒瀬になりそのまま病院で意識不明の状態であった。

白鳥先生になった黒瀬は「これは好機だ 白鳥先生ほどの人気と信頼があれば」といじめをしてきた5人に復讐することを決意するのであった。

1巻:2話「悪魔の証明」ネタバレ

黒瀬で自殺して白鳥先生と入れ替わってから8日が経った。
復讐をするならその人にとって「意味のある痛み」を与えるべきだと先ずは「遊井 学」から復讐することを考える。 先ずは遊井が描いた不道の肖像画を切ることに。


更に白鳥先生(黒瀬)は「体育の時間に女子の下着がなくなった!!」と持ち物検査をすることにした。
そして遊井の鞄から下着が出て来て、「放課後、話をしよう…」と話すことに。

もちろん白鳥先生(黒瀬)が体育の時間に仕込んでおいたのだった。
必死に無実と叫ぶ遊井に、白鳥先生(黒瀬)は「僕は疑ってないよ だがこのままじゃ停学処分だ 更に画家になるという夢にまで支障がでるかもしれないな…」と話す。

パニックになる遊井に安心させる言葉をかけて信用を勝ち取ることに成功する。

白鳥先生(黒瀬)が促した通りに、遊井は真犯人をでっち上げるために他の人のカバンに下着を隠す行動に。
しかしカバンに入れるところにネネ先生がやって来て…現行犯で捕まってしまう。

「本物の炎上劇を始めよう」と遊井への復讐が始まった。

1巻:3話「炎上劇」ネタバレ

白鳥先生(黒瀬)はまたも白身の演技で遊井をカバーする。
白鳥先生(黒瀬)がカバーしたあとに、黒瀬の話になり…遊井は「あんな奴と一緒にしないでよ 黒瀬はただの自殺でしょ?僕のは冤罪だ」と話しする。

その遊井の発言に怒った白鳥先生(黒瀬)は遊井を殴る。

取り乱した白鳥先生(黒瀬)は「実は各所の映像をチェックしてたら怪しい人影を見つけて、そいつが下着泥棒の真犯人かもしれない」と希望を散らかせるも…
放課後には「監視カメラの映像データが消えていた…」と遊井をどん底に落とす。

そしてコピーしたUSBを探そうと促し、ゴミ置き場に誘導する。


焼却されそうになっていたUSBを火の中で見つける。
「このままだと人生終わる」と思考が停止している遊井は、そのまま火の中に腕を突っ込む。何とかUSBを手に入れたも…そのまま火は身体にも移り大火傷に。

そんな遊井の元に、
「イジメた奴は報われちゃあいけねぇんだよ 一生苦しめ」とどん底に落とす白鳥先生(黒瀬)。

1巻:4話「絆」ネタバレ

こうして下着泥棒の罪を被せて遊井へ復讐することに成功したのだった。

白鳥先生(黒瀬)は次なる復讐のターゲットをバスケ部のキリコにすることに。
イジメっ子だが彼女の「美谷ひな」にだけはメロメロなキリコのため、まず彼女のひなに近づく白鳥先生(黒瀬)。

ひなは彼氏のキリコに相談を白鳥先生(黒瀬)にするも…白鳥先生(黒瀬)間接的に揺さぶっていくのだった。

1巻:5話「隠しごと」ネタバレ

自分の身体がいじめられていた黒瀬だったころに、目に辛口のカレーを入れられたことを思い出す。
そしてキリコへの復讐に「孤独な痛みを君にも味わわせてあげるよ」と準備を始める。

またもキリコの彼女であるひなに会うことに。
そして2人でカフェに入り、「キリコには他にも女がいるかもしれん」と伝える。
翌日、ひながキリコと話す放課後を狙い、
キリコに「黒瀬がイジメられてたかもしれない 話を聞かせてくれないか?」とキリコに話す。

イジメの話はキリコにとって1番の急所のため、白鳥先生(黒瀬)の思惑通り彼女の約束を破ることに。


そしてそのまま話が終わった後、キリコとイジメていた女を一緒に帰らすよう仕掛ける白鳥先生(黒瀬)。
白鳥先生(黒瀬)の計算通り、そんな場面を彼女のひなが発見する。

白鳥先生(黒瀬)の家の前に雨に濡れたひなの姿が。

そして白鳥先生(黒瀬)は雨に濡れたひなを家の中に連れ込み、
「君(キリコ)が大事にしてる「絆」の一つを頂きます」と心の中で思うのだった。

1巻:6話「来訪者」ネタバレ

部屋ではひなとキリコが付き合ったきっかけを聞いていた。
ひなは元々イジメられていたが、そんなイジメから守って口説いたことを聞き怒りがこみ上げる白鳥先生(黒瀬)。

しかしそんなひなの話に、
「群れて攻撃するころしかできないイジメっ子より孤独に戦った君の方が強いに決まってるよ」と話し、ひなにキスをしようとした時に…「ピンポーン」とインターホンが鳴る。

モニターを見てみると、そこにはキリコの姿が。
家にキリコの彼女、ひながいることを気づかれると復讐計画も教師計画も何もかもが終わると悟り焦る白鳥先生(黒瀬)。

居留守を使おうとするもドアの外に座り込むキリコ。
そしてそのキリコの姿に気づく彼女のひな。

ひなを黙らせるも…「鍵開いてんじゃん 先生、失礼しますよー?」とドアを開けようとするキリコ。

1巻の感想

壮絶な復讐劇。
イジメの惨たらしさが激しく描かれているも…先生と入れ替わった黒瀬は容赦のない激しい復讐と。

ギリギリのドキドキ展開に目が離せないおもしろさ!
その中でも駆け引きがあり、今後どうなるの!?と分からない展開が!

華麗なる復讐劇を見たい方には超おすすめです!