一億年の修行は夢じゃなかった!?最強に覚醒したアレン「一億年ボタンを連打した俺は、気付いたら最強になっていた」1.2話ネタバレ

一億年ボタンを連打した俺は、気付いたら最強になっていた
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4話(前半) 4話(後半) 5話(前半) 5話(後半)

1話では剣士としての才能が皆無のアレンと天才剣士ドドリエルとの決闘が決まりました。何とか母への侮辱行為を取り消せるように努力はするが、たった一日では埋まるはずもない実力。
そんなアレンに”時の仙人”と呼ばれる仙人が訪れ、「一億年ボタン」と呼ばれるボタンを渡した。試しに押してみたアレンは、異世界に転移させられる。

一億年ボタンを連打した俺は、気付いたら最強になっていた ~落第剣士の学院無双~ 1.2話ネタバレ

仙人言われるがままにボタンを押したアレンは、太陽は無いが世界は眩しく、影が映らないといった「異界」にきた。そして空には時計が表示されており、一億年を示すまで修行ができることに喜んだアレンだった。

早速修行を始めるアレンだったが、気づけば時間が経っておりお腹が空いたため家に向かった。
家も仙人が言ってた通り、広いリビングから広いキッチン、そして魔法の食料庫と全てが揃っていた。次に風呂に行くが、風呂も大浴場と最高の暮らしをしていた。

異界に来て十年が経った頃、「剣術の理」というものがアレンも分かってきていた。
剣の握りから、脱力や力を入れるタイミング、そして足から腰から剣に力を伝える技術を習得し、アレンの剣の振りは最適化されてきていた。

百年が経過した頃には、様々な技を身に付け、技に名前を付けたりと流派の開祖の気分になっていた。

千年が経過した頃には調子が良くなくなり、さすがに心が疲れてきていた。ここでは初めて「寂しい」と思ったアレンだった。

二千年が経過した頃には、何を食べても食感はゴムのようで味もしないほど追い込まれていた。それでも修行を続けるアレン。

五千年が経過した頃には、何のために苦しい修行をしているのか目的を見失っていた。それでも修行はなんとか続ける。

七千年が経過した頃には、ドドリエルが言った「ゴミの親はゴミ」と言う言葉を思い出しなんとかモチベーションを保つ。どうしても勝たなきゃいけないことを再確認し、剣を振り続けるアレンだった。

一万年が経過した頃には、新たな修行法として”自分自身”と戦っていた。

自分自身との戦いはいつまでも終わらない果てのない剣戟を繰り返し、「灼熱の時」を迎えていた。自分自身と戦うことで実力が上がったことは実感していたがドドリエルに勝てる確信はまだ持てていなかった。
百年に一人という天才剣士ドドリエルに勝つには、特別な「ナニカ」が欠けていると考え、「ナニカ」を必死に探す。

しかし集中すれば集中するほど、不思議なことに時間は速度を上げ増していった。特別な「ナニカ」を会得することができなかったため悔し見ながら一億年という時が経ってしまった。

現実の世界に戻って来たアレンは一億年の修行の実感がなかった。仙人に言われ剣を抜こうとした時、柄が手に吸い付くような奇妙な感覚があった。
そして、そのまま剣を振ると段違いの音と速度が。

しかしまだドドリエルには勝てないと思ってしまい、特別な「ナニカ」が必要と考えていた。そして仙人にボタンをもう一度使わせて欲しいことを伝えると、仙人は「気が済むまで何度でも押すがいい」とボタンを渡した。

こうしてアレンは再びボタンを押した。


場面は変わり、次に目が覚めると寮の管理人である「ポーラ」がアレンを起こす。
アレンは夢だったかも知れないと思ったが側には「一億年ボタンが」が。押してみるが反応せず、ボタンには亀裂が。

朝食を食べながら、ふと時計を見てみると7時50分に。ドドリエルとの決闘は朝の9時からだったが、学院まではどんなに急いでも3時間はかかる道のりだった。
とにかく急いで向かったアレンだったが、決闘の受付に慌てて行くと時間は8時だった。
アレンはとにかく受付ができたからといってホッとしたが、通常3時間かかる道を10分で移動していたのだった。


気を引き締め、ドドリエルとの決闘の場所に向かうと大勢の野次馬が。通常、先生と3人で行われる決闘ではあるが…学院側もアレンを追い出したく承諾することになる。
そして両者、剣を構えいよいよ決闘が始まる。剣を構えたアレンは、凄まじいオーラを放っていた。

そのオーラにビビるドドリエルだったが野次馬の挑発などもあり、ドドリエルから仕掛ける。

ドドリエルが習得している流儀「時雨流-五月雨」を繰り出すが、アレンにはスローモーションかのように見える。しかしそんなアレンは、バカにされていると思い簡単に避け切ることに成功。

そして立て続けにドドリエルは最強奥義の「時雨流奥義 叢雨」を繰り出す。
アレンの目には先ほどの技よりは少し早くなったが…あまりにもバカにされている捉え、「真面目にやれ!!」と叫びながら剣を振る。

するとアレンの一振りで斬撃が7つに分かれ、1発でドドリエルを倒してしまう。
ここで初めて、アレンはボタンを押して修行した”十数億年”は夢じゃないことに気づく。

一億年ボタンを連打した俺は、気付いたら最強になっていた ~落第剣士の学院無双~ 2.1話の情報

ヤングエースUP 2020年4月7日掲載

一億年ボタンを連打した俺は、気付いたら最強になっていた
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一億年ボタンを連打した俺は、気付いたら最強になっていた 感想

一言で言うと面白すぎる!まさかの努力家アレンは十数億年も修行をしていたと衝撃の真実。そしてそのことには自分も気づかないまま、ドドリエルに圧勝。もはやチートレベルすぎますね。
これで最強になったアレンが、どのように世界と戦っていくか非常に待ち遠しいです。アレンを馬鹿にしていた野次馬たちがどう変わるかも見どころの一つですね。