「さよなら絶望先生」あらすじ・ネタバレ

漫画さよなら絶望先生は久米田康治によるブラックコメディ漫画。週刊少年マガジンにて連載。全30巻。2007年にはアニメ化もされておりブラッグコメディアニメとして人気を獲得するまでになりシリーズ化されている。

登場人物紹介

糸色望

なんでも物事を悪く考えてしまう性格で何があっても全て悪い事の兆しだと思い込んでしまう高校教師でなぜか格好が大正時代の文学青年みたいな恰好をしている高校の教師である。絶望したが口癖となっている。

風浦可符香

糸色望むとは違って何でもプラスに考える女子高生で糸式望のクラスの生徒である。あまりのプラス思考で良くない出来事が起きている人物に対してもあり得ないほど良いように解釈して周囲の人物を呆れさせる。

関内・マリア・太郎

糸色望のクラスの生徒で日本人のふりをして日本で生活している少女。母国が戦争で暮らせなくなり日本に不法に入ってきた。日本語も喋れるが片言で明るい性格のようでいて実際はかなり物事をシビアに考える性格をしており怖い発煙をする。

木津千里

糸色望のクラス生徒でなんでもしっかりしてないと我慢できない性格の人物である。ただ、そのきっちり具合は猟奇的な面があって周囲からもかなり恐れられるぐらいで自分の思ったとおりにいかないと危ない行動に出る性格の女子高生である。

常月まとい

糸色望のクラスの生徒でありストーカー少女。糸色望が彼女に不用意に言った言葉のせいで勘違いされてしまって糸糸望をストーキングするようになった。気づいたらいつも糸糸望の近くにいるかなり怖い女子高生である。

あらすじ

糸色望は高校教師であるがいつもマイナスの考えを持っていたそのためにいつも何かある度に自殺しようとしていた。そんな彼の前に1人の少女が現れたそれは可負符香という名前の少女でこの少女は糸色望とは逆でなんでもプラスに考える少女であった。

糸色が絶望するような事があっても彼女はそれが吉兆だといつも言っていた。そのあまりにもあり得ない解釈のせいで糸色もいつも絶句するほどの衝撃を受けるのであった。それに対して可符香は糸色望がいくらしょうもない理由で絶望していようが関係ないといった感じで常にあっけらかとしていた。
彼女は糸色望とはまさに正反対の性格をしており一見するとかなり明るい少女のように見えていたがかなり考え方はおかしくプラス思考という名の妄想に近い考えをしているのであった。
そんな程度のさこそあれみんな妄想を抱きやすいキャラ達がばかりでメインに登場するキャラが自分の考えをモブで養生するキャラに無理やり押し付けたりとかなり週に迷惑を与えていくという理不尽なシュールなブラックギャグが展開されます。大抵主要な人物によってモブのキャラがいじられてその独自の考えででおかしな方向に解釈していくというストーリーとなっています。

見どころ

さよなら絶望先生の見どころはなんと言っても毎回展開されるブラックユーモアです。

その時代に話題だったことをいじって面白く皮肉っているという作風なので、その時代を知っている人が見ればその時代にこんなことがあったなと懐かしさを感じられます。私もこれに近い感じでこんな風にこの出来事をバカにwww
もっと別の考えを持っていたとか色んな事を思い出しながら読めるのが良い漫画です。また毎回主人公の糸色望が絶望したと絶叫するのはお決まりでどんな出来事が起きていても、必ず悪い方に考えて絶望する様は共感はできないです。
が、そんな事で絶望しているのがツッコミしがいがあるのでかなり楽しめます。
確かにこの漫画の登場キャラに共感はできない事が多いですが、あまりにぶっ飛んだ考えをしているのでそれがおかしくてつい見てしまうという不思議な作品です。

また登場人物も個性的を超えてしまって犯罪予備軍みたいになっているのも見どころです。かなりアウトな表現に近いものがあってそういう危ない表現も楽しめるいう点でも良い作品です。

感想

私がこのさよなら切望先生という作品を読んで思ったのはこれはかなり面白いと感じたと同時にかなり人を選ぶ漫画だと感じました。なぜなら、ギャグ漫画でもかなりブラックな内容となっており素直な人が読むとあまり面白くないと感じる可能性があると思ったからです。普段から自分はブラックユーモアが好きだという人にはおすすめですが、そうではない人にはあまりおすすめできないです。全体的に内容がかなりダークな内容となっておりそこを楽しめるかどうかで作品の評価も変わると思いました。また、話の内容が当時の世の出来事をバカにしているのでそれが分かる人でないと面白さは感じないかもしれないです。なので面白いと思ったのですがかなり人を選ぶと感じた漫画でした。