夏目アラタの結婚 1巻ネタバレ ~凶悪サイコシリアルキラーとの恋愛~

最終更新日:2020-04-01

「夏目アラタの結婚」は乃木坂太朗による日本の漫画であり、ビックコミックスペリオールにて連載中。

児童相談所に勤務する主人公の「夏目アラタ」。結婚など興味が一切無い独身の30代であったが、ある日仕事で訪れた子供から「父を殺した死刑囚に代わりに会って欲しい」と頼まれる。

1話:中学生みたいな字

男は、婚姻届を手に3.4人はバラバラにして殺した怪物に会おうとしていた。

物語は3ヶ月前に戻る。
主人公の「夏目アラタ」は児童相談所で働いている。アラタ自身、問題児だったところを相談所の所長に面倒見てもらった過去を持ってる。
虐待していない親を勘違いして手を出してしまうほどの狂犬であり、アラタ自身仕事に向いていないことを自覚していた。

先輩である少しぽっちゃりとした女性の「桃」と、不登校である14歳の「山下卓斗」の少年の家に面会のために来た。卓斗の父は、”バラバラ殺人”の被害者の1人であった。
バラバラ殺人とは、2年前の秋に異臭の通報を受け警察が家に入るとピエロの扮装をした女性がバラバラ死体をバックに詰めているところを発見する。犯人は20歳の「品川真珠」という女性であった。

逮捕時に発見された死体は計4名であり、死体の一部パーツは未だに発見されていない。
一審の判決は”死刑”に決まり、法定での姿は「ひどく歯並びの悪い口元と、太ったピエロのイメージ」が人々の印象に残ることになっていた。

そして卓斗の父の首はまだ見つかっておらず、卓斗はアラタの名前を使って犯人と文通をしていた。

すると、「今度、直接会って話そうよ…」という返信が返ってきていた。
アラタは卓斗が犯人との文通を面白がり始めてると感じ、止めるためにもアラタが犯人と会い父の首を探すことに。

アラタはいよいよ凶悪犯である「品川真珠」との面会15分が始まろうとしていた。

いざ面会を始めてみると、どこにでもいる21歳の女子高生。しかし鳥肌が止まらなかった。
真珠はアラタが手紙を書いた本人では無いこと悟ったかのように、戻ろうとする。

アラタは逃さないように、勢いで「品川真珠 俺と、結婚しよーぜ!!」と止める。

2話:安心できる匂い

アラタのプロポーズに乗ってきた真珠だった。
そして疑う真珠との駆け引きが始まった。

そして真珠は「万一外に出てきたら、ボクと一緒に暮らせる?」と聞く。

出てこれる訳も無いと思いながらも少し威圧に負けていたアラタ。15分が過ぎ、何とか次につなげたアラタだった。

3話:品川真珠の話

数日後、アラタの家に急に真珠の弁護士である「宮前」が訪れた。
単刀直入にアラタに「あなたの何が、彼女を変えたのか…?」と聞く。

アラタは探りを入れてくる弁護士にも結婚する意思が無いことを悟られないように淡々と答える。また真珠がどのような探りを入れてきているのか分析していた。
どうやら真珠は弁護士の宮前では、全くと言っていいほどアラタと接する時のような態度ではなかった。そのため宮前は真珠が無実であることを信じて動いていた。

また宮前は真珠がまだ少女だった頃に会っていた話をする。 そのころの真珠は、母親から虐待を受けていてアパートの外で手でお弁当を食べていたと話す。

一方、真珠はお人好しの宮前のことを思い不気味に笑っていた。

4話:一番悪い事

そして次の面会は宮前を踏まえ、3人で面会することになった。

宮前がいるときでも関係なく”アバズレモード”で話す真珠に、戸惑いを隠しきれない宮前だった。
そして早速アラタに「婚姻届、書いてきてくれたよね♡」と質問する。

そして誤魔化すアラタに、アラタの家族情報などを聞いていく。
真珠はアラタの話を聞き、
「ボクもとっておきの秘密をアラタに教えちゃう…!!」と話してきた。

5話:長い回廊

真珠は「誰も殺してないんだ。無実なの。」と宮前がいるからか話出す。そして信じるか信じないかをアラタに聞いて、何かを試そうとしていた。

アラタは心の中では全く信じておらず、アラタも駆け引きを行う。結婚式の話をし「来年の6月でいいか?」と話す。そして心の中で「今、外に出たいと思ったろ…?自分が本当に無罪だったらいいと思ったな…!?」と表情や態度を探る

真珠は話を逸らし、宮前の気持ちを知ってか揺さぶりをかける。そしてたったの一手で、宮前を虜にした。

6話:河原に埋める夢

宮前に呼ばれ、真珠について衝撃的なことが見つかったと言われ呼び出される。
真珠は8歳という幼い頃に「田中ビネー知能検査」と呼ばれる子供をIQで数値化して判断する検査を受けていたという。しかし数値は平均値であった。
バラバラ事件の後にも田中ビネー知能検査が行われた。幼少時と比べてプラスマイナス10程度の数値は増減すると言われているが、真珠は30も上がっていたことが判明する。

アラタは改めて真珠が別人であることを主張するが、宮前は徹底的に調べてその可能性は無いと拒否するのであった。
宮前からは彼女の闇を晴らして無罪の証明の手助けをしたいことを頼まれる。

真珠を手に負えなくなってきたため、別れ話をしようとするアラタ。しかしそんなアラタの言葉に被せるかのように真珠は「夢をみたよ アラタ。生臭〜い、血塗れの何かを河原に埋める夢」と話す。

7話:プライベート

真珠が言ってきた河原を警察と一緒に探してみると、本当に最初の被害者であった「周防 英介」の左腕が出てきた。

翌日、児童相談所の「周防 栄介」の母と妹の「沙菜」がお礼を言いにきた。
しかし沙菜はアラタが真珠と関わり警察に協力していることを内緒にして欲しいという発言を聞いて、怒りながら「殺人鬼と、婚約してることもですか!」と職場内に響き渡る声で怒鳴られる。

それを聞いた所長は「児童相談所の業務じゃねえだろうが!」と叱られる。
しかしアラタは「プライベートっス。あんたに口はさむ権利はねえよ、所長」と言い返す。

そして更に真珠のことを「やることなすこと、いちいち気色悪くて、こっちの神経逆なでする女なんです! 俺は、そういう笑顔を愛しいと思う男です。」と言い切る。

アラタは言った後に心の中で、虐待など受けている子は守ってやりたいって思うけど、真珠は…まさかな。ありえない話だろと整理するのであった。

一方、真珠は宮前に「黙秘は今日でおしまいにしまう。」と伝えていた。

夏目アラタの結婚 1巻の感想

絵が衝撃的!一見可愛く見える殺人鬼の真珠だけど、絵だけでも伝わってくる凶悪犯の匂い。ついつい作品に飲み込まれるほどです。そして見どころは、なんといってもアラタと真珠の駆け引き!どうアラタは真珠を崩していくか、しかし強敵で何を考えているのか分からない真珠。本当に結婚はするのか…先が楽しみです。