クレイジーな作者によるクレイジー漫画「ポプテピピック」

概要

漫画「ポプテピピック」は「大川ぶくぶ」による「不条理ユーモア」漫画。 2014年11月29日より竹書房のWEB「まんがライフWIN」にて連載開始。 2015年12月7日に単行本が発売された。 2017年6月7日に2冊目の単行本が発売され、同年10月10日に「シーズン3」の連載が開始された。 2019年1月15日から「シーズン4」が開始され同年3月7日にシーズン3・4の単行本が発売された。

登場人物

ポプ子(ポプこ)

年齢:14歳 見た目の特徴・髪型は金髪のツインテール、黄色のヘアゴムをしている。身長が低い。 ポプテピピックのメインキャラクター。すぐ周りの人に挑発をする傾向がある。口がすごく悪いが稀にぶりっ子をする。相方のピピ美のことを「ピピ美ちゃん」と呼ぶ。

ピピ美(ピピみ)

年齢:14歳 見た目の特徴・髪型は青髪のパッツンロングヘアで頭頂部に赤いリボンを付けている。身長が高い(顔が長細い)。 ポプテピピックのメインキャラクター。口が悪く、ポプ子のツッコミ役。彼女の暴走を呑気に静観したり、逆に加担しダブルボケになることも多々ある。

平 大地(たいら だいち)

年齢・高校2年生 フェイク漫画の「☆色ガールドロップ」の主人公。 「何事もほどほどに」がモットーの平凡で無気力な高校生で過去に恋愛のトラウマを抱えていて苦悩する日々を過ごしている。

星降 そそぐ(ほしふり そそぐ)

年齢・高校2年生 フェイク漫画「☆色ガールドロップ」のヒロイン。 大地とは幼馴染で明るくてしっかり者。実は人気絶頂のアイドルで普段は隠して生活している。大地とは昔結婚の約束をしている。

あらすじ

メインキャラクター2人が繰り広げるなんでもありのハチャメチャギャグ4コママンガです。 時事ネタ、1980年代後半のアニメやゲームやドラマ、風刺ギャグ、ブラックユーモアなどを元ネタにするのが特徴で様々な人物をポプ子が挑発し暴言や迷言を吐き暴れるのをピピ美が止めに入ったり入らなかったり…。はたまた、一緒になって挑発や暴言、迷言を吐いたり、建物が爆破したり、牢屋に入ったり、悪魔や変な生き物が出てきたり他のアニメキャラクターの格好をしてみたりとぶっ飛んだストーリーが盛りだくさんです。 漫画の数ページだけ「☆色ガールドロップ」というフェイク漫画も掲載してあり続きが気になる内容になっています。 ポプテピピックは、ポプ子とピピ美に元気をもらえたり、たまに癒されたりと読み終わった後何故かスッキリでき楽しい気持ちになれる作品です。 今までにあまり存在しなかった4コマ漫画なのにオチがなっかたり、コピーアンドペーストだったり、漫画で書いてはいけないことを書いたりと4コママンガの概念を大きく覆した漫画となっており、「クソ漫画」であることを自称している作品になっています。 ちなみに、公式サイトのあらすじにはウィリアム・シェイクスピアの格言「暗闇はなく、無知があるのみ。」とだけ書かれているがどう解釈していいのか…。 奇想天外なおもしろ4コマ漫画を読んでみてはいかがですか?

見どころ

見どころは、ポプ子とピピ美の掛け合いです。ハチャメチャな事をやったり、発言したりするポプ子にピピ美が応戦したり冷静に眺めていたりツッコんだりしているところはポイントです。この掛け合いがあってこそのポプテピッピックだと思います。そして、ネットやSNSでも話題のポプ子やピピ美の迷言にも注目です。4コマの中の1コマに面白くて普段の会話に使えそうな言葉や仲のいい友人にしか使えないようなきわどい言葉が出てくることがあります。それを探しながら読むのもおもしろいです。 後は、登場する様々なキャラの濃いキャラクター達です。ポプ子やピピ美だけではなく、4コマには名前すら分からない人物が度々登場します。なかなかハチャメチャな事をしたりするのでサブキャラクターも含めて見ると面白さがアップすると思います。

感想

ポプテピピックは初め、表紙で買うことを決めました。何故かというと、セーラー服を着たかわいらしい女の子2人がファックポーズをしていたからです。インパクトがありすぎてすぐに購入しました。いざ読んでみると正直世界観が独特でついていけなかったのですが、読んでいくうちにだんだんと世界観を理解でき面白くなっていきました。可愛いキャラクターなのに口からでる言葉は汚い言葉。だけど、それがすごくクセになっていき漫画だけでは満足できずにアニメは全話見て漫画のセリフが書いてあるスタンプも全種類集めました。最初はもしかしたらつまらないと思うかもしれませんが、読み続けるとポプテピピックの沼にどんどんハマっていき面白くなってきますし楽しい気持ちになれること間違いないです。