「アオハライド」なかなか縮まらない二人の距離にキュンキュンする漫画!

アオハライド ~概要~

漫画「アオハライド」は「咲坂伊緒」による「少女恋愛」漫画。2011年〜2015年別冊マーガレットにて連載。全13巻。2014年には7月から9月までアニメ放映していました。同年には実写映画にもなっています。

アオハライド ~登場人物紹介~

吉岡 双葉(よしおか ふたば)

主人公。高校1年生→2年生。男子が苦手で大人しくしていたら、中学生のとき女子から「猫をかぶっている」と言われ続け寂しい毎日を体験する。高校では女子に嫌われないように、わざとがさつに振る舞って偽った毎日を過ごしている。

馬渕 洸(まぶち こう)

中学生の時、双葉のクラスメイト。 旧姓は田中で、両親の離婚により長崎に転校した双葉の初恋相手。中学時代は照れ屋で爽やかな少年であり、双葉に対して好意を抱いていた。 再会してクールになっていたが、本当は今でも優しい。

槙田 悠里(まきた ゆうり)

2年のときの双葉のクラスメイト。男子の前だと緊張しているところをぶりっこしていると思われ、女子たちから煙たがられていた。実際はかなりいい子なので、双葉は悠里に洸のことが好きだと告げることができた友達。

村尾 修子(むらお しゅうこ)

2年のときの双葉のクラスメイト。双葉達と同じくイベント委員になる。実は洸の兄である田中先生のことが好き。クールのようだが実は心優しく、だんだんと双葉たちに心を開いていく。

田中 陽一(たなか よういち)

洸の兄。特進クラスの担任。洸のことをとても心配している。母親が病気のときに忙しくて付いていてあげられなかったことから洸から恨まれていると思っていたり何かと弟のことが心配に思っている。

アオハライド ~あらすじ~

中学生時代のとき、男子が苦手な双葉だったが洸だけは特別な存在であった。優しく自然体で接してくれる洸は大丈夫だったのだ。

夏休み中に洸は突然何も言わずに転校してしまう。花火を見に行くと言う約束もしていたのに。その為その日思いを伝えようと思っていた双葉は自分の気持ちを伝えることができずに夏が終わってしまう。

その後、男子にモテる双葉は女子からハブられてしまい、辛い中学生時代を過ごした。高校ではおんなじ生活にはもうならないように、自分を偽って毎日を過ごしていく。

次第に自分を素直な自然体のままで過ごせる友達たちと出会い、想いを伝えることさえできなかった中学時代の淡い初恋の相手の洸と高校で再会もしてもとの昔の双葉に戻ることが出来ていく。

しかし、洸は中学生の時の性格と変わっていた。双葉に対しても覚えているはずなのにとても冷たくあしらう。その理由がだんだんと高校生活を共に送っていくうちに明らかになり、また双葉は洸に惹かれ始めてしまう。

しかし、双葉と洸の間に出来た離れていた時間にはあまりにも多くの闇があり、洸をそこからなんとか双葉は引き釣り出そうと巧みるがそう簡単にはいかない。洸も双葉の笑顔にだんだん心を昔の頃に戻せていく。

アオハライド ~見どころ~

初恋の淡い中学生時代からこのお話は始まります。最初から双葉と洸は良い感じになってきていて、もう二人はくっついてしまうのかと不思議に思いながら呼んでいくと、やっぱり初恋ですね、そんなに簡単には上手くいきませんでした。

淡い恋の思い出のまま中学生生活が終わり、高校生でまた再会することになるなんてそれだけでもうドキドキです。しかし、再会してもまったくトキメキ感もない洸に読者は疑問に思ってドキドキハラハラしてしまいます。

感想

もともと、中学生の間に上手く行ってたんじゃないかと思っていたらこんなにも長く長くもどかしい恋愛模様になるなんて余計読者を惹きつけてしまいます。

時々見せる優しい洸の仕草にドキドキです。双葉も心から出る笑顔が素敵だなってほんわかになります。

そんな二人を見るとこんなに上手く行きそうなのになかなか縮まらない二人の距離がふと寂しくさせました。また二人のことを取り巻く周りの友人達もとても良い友人が集まり羨ましい青春時代だと思いました。