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久しぶりにアメフト漫画「アイシールド21」を思い出そう!キャラクター・あらすじ・見どころなど

作品概要

漫画「アイシールド21」は原作・原案 稲垣理一郎、作画 村田雄介によるスポーツ漫画。2002年7月より週刊少年ジャンプにて連載開始。全37巻で完結。2005年4月-2008年3月にはテレビ東京他にてアニメが放映。全333話。

登場人物紹介

小早川 瀬那(こばやかわ せな)

アニメ版声優 – 入野自由
身長:155cm 
背番号:21
ポジション:ランニングバック(RB)兼フリーセイフティ(S)
泥門高校1年。

本作の主人公で通称「セナ」。気が弱く幼い頃から他人のパシリとして過ごしている。その生活によって培われた足の速さによってアメフト部に強制入部させられる。最初は主務として入部を了承したが、アメフト部ではアメフト界の伝説である「アイシールド21」の名を背負わされアイシールド付きのヘルメットで顔を隠し、高速のランニングバックとして選手に選ばれている。また、幼馴染である姉崎まもりはセナに対して過保護である為、正体を隠している。



蛭魔 妖一(ひるま よういち)

アニメ版声優 – 田村淳(ロンドンブーツ1号2号)
身長:176cm 
背番号:1
ポジション:クォーターバック(QB)兼ホルダー、ストロングセフティ(SS)
泥門高校2年。

通称「ヒル魔」。セナをアメフト部に強制入部させた本人。ありとあらゆる人物の弱みが記載された脅迫手帳、マシンガンや火炎放射器などの重火器を所持している。逆立った金髪、尖った耳と容姿も相まって悪魔的な人物だが、頭の回転が速く仲間思いな面や自身に厳しい面も見られる。

姉崎 まもり(あねざき まもり)

アニメ版声優 – 平野綾
身長:165cm
ポジション:マネージャー兼主務
泥門高校2年。

本作の主人公でセナの幼馴染。アメリカ人のクォーターで、幼い頃からいじめられっ子だったセナを守り続け、現在でも過保護は継続中である。その正義感と面倒見の良さから校内では風紀委員を務め、唯一ヒル魔に歯向かった人物でもある。スタイル良し・頭良し・顔良しで男性人気が高いが美術の成績はとても低い。

進 清十郎(しん せいじゅうろう)

アニメ版声優 – 郷本直也
身長:178cm 
背番号:40
ポジション:ラインバッカー(LB)兼ランニングバック(RB)
王城高校2年。

高校アメフト界最強最速のラインバッカー。努力する天才であり、セナの最大のライバルとなる存在で、進自身もセナを認めている。「スピアタックル」と呼ばれるタックルを得意としており、その威力は何人もの選手を病院送りにした程のものである。性格はストイックであるが、天然な面もある。

大和 猛(やまと たける)

身長:192cm 
背番号:21→22→21→20
ポジション:ランニングバック(RB)兼フリーセフティ(S)
帝黒学園1年。

本物のアイシールド21。アメリカのノートルダム大付属中に留学していた経験があり、当時エースランナーを務めていた伝説の日本人で帝王と呼ばれていた。絶対予告と称した挑発のような宣言は、日本人最強プレイヤーである彼のその実力で現実にしてしまう。

栗田 良寛(くりた りょうかん)

身長195cm 
生年月日:7月7日生まれ 
40ヤード走:6秒5 
ポジション:センター 
背番号:77 
泥門高校2年 

巨体と怪力で凄まじい破壊力を誇る重戦士、しかし性格は心優しく気弱

武蔵 厳(たけくら げん)

身長:179cm 
生年月日:4月2日生まれ 
40ヤード走:5秒3 
ポジション:キッカー 
背番号:11 
泥門高校2年 

キックは荒々しいが抜群の飛距離を誇る 蛭魔によりコードネームとして「60ヤードマグナム」をつけられる

あらすじ

泥門(でいもん)高校に入学した小早川瀬那は、幼い頃から気が弱く常に人の下に立って生きてきた小市民である。

そんな彼はアメフト部「泥門デビルバッツ」に主務として入部するが、帰り道に見せた不良から逃げる足の速さが部長の蛭魔の目に留まり、強制的に選手になってしまう。

退部を考えたセナだが、その意思を汲んでもらえるはずもなく春大会に出場してしまう。部員数3人のデビルバッツは助っ人ばかりのチームで強豪「王城ホワイトナイツ」と戦うことに。 寄せ集めのチームでは勝つことはできなかったが、その際に対面した進に勝ちたいという気持ちを抱き、アメフトの楽しさを知っていく。

セナの幼馴染であるまもりがヒル魔の口車に乗せられ入部し、まもりに釣られた元野球部のモン太、デビルバッツ創設者の栗田に憧れた小結、ヒル魔の弱みを握られた十文字・黒木・戸叶らと部員も増えて挑んだ対アメリカ「NASAエイリアンズ」戦だが、惜しくも敗れてしまう。

デビルバッツの面々はそのままアメリカに連行。ヒル魔らの恩師である酒奇 溝六(さかき どぶろく)と再会する。彼をトレーナーとして、アメリカを横断する強化プログラム「死の行軍(デスマーチ)」を決行された。

道中、後のタイトエンド(TE)兼ラインバッカー(LB)としてデビルバッツで活躍する瀧 夏彦(たき なつひこ)と、その妹・瀧 鈴音(たき すずな)と出会い、デスマーチのゴールであるラスベガスにたどり着いた。

着実に実力をつけ始め、最初はヒル魔によって強制的に入部させられた面々だったが、次第に各々の意思でアメフトに打ち込み始めるデビルバッツは、年に1度開催される全国高校アメリカンフットボール選手権大会「クリスマスボウル」の出場を目指していく。

見どころ

部員の大半がヒル魔の強制による入部だったにも関わらず、各々が「勝ちたい」「アメフトが楽しい」と思い始める瞬間。

魅力的な登場人物が多く、強者弱者関わらず応援したくなるキャラクターが必ず見つかる

幼馴染であるまもりに正体を隠しているアイシールド21(セナ)が正体を明かすシーンのセナの強さとまもりの心情。 ヒル魔の傍若無人っぷりが良い意味で行き過ぎていて、現実的な場面と非現実的な場面の強弱がいい塩梅で読んでいて飽きない。 各々抱えているものを打破し、一歩ずつ強くなる瞬間。 何かに挑戦する人の胸に刺さる名言が多数ある為、読んでいてクるものがある。 なによりスポーツ漫画ではあまり見ないアメリカンフットボールを題材にしている。

感想

私が初めて触れた少年漫画で、今でも読みたいなあと思わせてくれるアイシールド21。

アメフトとラグビーの違いもよく分からないまま読み始めました。当時はまだマイナーで、今でも見かけることが少ないアメリカンフットボールを題材にしているにも関わらず、アイシールド21は最後まで作画も見やすく臨場感がある描写でとても読みやすいです。

デビルバッツの面々はもちろん、ライバルとして登場するキャラクター達には「圧倒的な強者に勝てなかった」「他者がうらやましくてたまらない」などの描写があります。ですが、そこで諦めていては強くなれないし、上には行けない。 そんなときの彼らの言葉や心情は、まさに今なにかに打ち込んでいる状況で、自分なんか…と諦めかけている挑戦者に是非読んでほしい作品です!