「おやすみプンプン」衝撃のラスト!?バッドエンドマンガ代表作(ネタバレ注意)

こんにちは、こなんです。今回は、浅野いにお先生の「おやすみプンプン」について紹介してみました。あまりにも辛い衝撃のバッドエンドが待ち構える作品になっています。最後まで何が起こるか分かっておらずラストシーンまで何が起きるか分からないマンガです。また、よりリアルな世界観になっており鬱マンガの代表作ともなっています。

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    あらすじ(ネタバレ含む)

    1巻から3巻のあらすじ 小学生編

    主人公のプンプンは小学5年生であり、転校してきた田中愛子というい少女に一目惚れする。

    その日の宿題に「将来の夢」というテーマの宿題が出される。帰り道、プンプンと愛子は宿題のテーマである「将来の夢」について話す。愛子の夢、アイドルかモデルになる夢を聞かされ圧倒されるプンプン。

    その日プンプンはパパが手に入れた天体望遠鏡で空を眺め、将来は宇宙研究者になることを決めた。

    しかし次の日朝起きると、リビングで倒れているママを発見。「泥棒が入った」とパパに良い聞かされる。しかしパパがママに暴力をふるったことにより家族は離れ離れになってしまう。1人になってしまったプンプンは叔父の雄一が世話をされることになった。翌日、学校に登校したプンプンは、将来の夢作文をクラスのみんなの前で発表する。しかしクラスメイトに自分の夢を馬鹿にされるのではないかと教室から逃げ出してしまう。怖くなり逃げ出した、プンプンは体育倉庫に隠れていた。愛子はプンプンを追いかけた。プンプンは愛子に「夢くらい何を見たっていい」と言われ、同時にプンプンは愛子に対する気持ちを告げることに。それを聞いた愛子は笑顔を浮かべ、なんとプンプンにキスをする。その後、プンプンは授業中に、愛子は自分の運命の人ではないかと感じるのであった。

    小学館「おやすみプンプン」より引用

    数日後、プンプンは友達とともに、アダルトビデオを拾い見ることに。そんな拾ったアダルトビデオに上書きされた、謎の男からのビジオメッセージが残してあった。ビデオに映っていた男は、男の家族を殺したと告白し、とある廃工場に遺体と現金を隠してあるというメッセージを残していた。

    それから1ヶ月後、プンプンの家に「コスモさん健康センター」を名乗るマルチ商法の勧誘の親子が訪問してきた。叔父の雄一と訪問してきた母親が玄関で口論になっていた。そこにプンプンが顔を出すと、「コスモさん健康センター」と名乗る親子の子供は愛子であった。家族/自分の秘密を知られた愛子は思わず逃げ出したが、プンプンも必死に後を追いかけた。ようやく追いつき、どこか遠くへ行きたいとぼやく愛子とプンプン。プンプンは愛子と話し、一学期の終業式に愛子の叔父の家がある鹿児島へ2人で行くことを約束したのであった。

    叔父である雄一に鹿児島へ行くには、どれぐらい金額がかかるのかと尋ねた。しかし、小学生には途方もない金額を回答され絶望するのであった。


    その後、以前見たアダルトメッセージに映っていた男が言っていた廃工場を目指して友達と探索に出かける。途中で女の子グループと出会ってしまい愛子も加入するのであった。6人で工場内を探索するが…アダルトメッセージの男が言っていた遺体も現金も見るかることはなかった。落胆した6人は手を繋いで帰り、満天の星を目撃する。


    プンプンと愛子との約束の当日、自転車で愛子との待ち合わせ場所に向かおうとする直前に連絡がくる。入院中のプンプンのママが非常階段から転落したという内容であった。急いでプンプンは向かう。タクシーの中から、プンプンは待ち合わせ場所で涙を流す愛子を目撃し、プンプンと愛子はそれっきり疎遠になってしまうのであった。

    3巻から5巻のあらすじ 中学生編

    疎遠になってしまい2年が経った。プンプンは中学1年生になりバドミントン部に入部した。あれからプンプンと愛子とは全く口を聞くことがなかった。プンプンは愛子をまだ思っていた。しかし愛子はバドミントン部の先輩の矢口と交際していた。ある日、無断で休んだプンプンは、本屋の前で偶然矢口と遭遇してしまった。プンプンは一方的に矢口のことを恨んでいたが、なんとも気さくな矢口と打ち解けてしまった。プンプンは愛子が好きである感情と同時に矢口にも幸せになってほしいと考えてしまう。しかし翌日、矢口の前で愛子が泣いているのを目撃するのであった。放課後再び矢口と下校することになり、ふとしたきっかけから、次のバドミントンの県北大会で賭けをすることになった。矢口が優勝すれば愛子は矢口のもの、優勝できなければプンプンが愛子に告白するという内容であった。

    大会決勝戦の最中にプンプンは愛子と手を繋ぎ観戦し、愛子の独白を聞くのであった。決勝戦は矢口の左足の怪我が原因で倒れてしまう。その後、プンプンは愛子に小学生だったときに約束を破ったことを謝罪する。しかし愛子は怒る素ぶりを見せずに、逆に今から鹿児島へ行こうと手を差し伸べた。

    プンプンはこれを拒み、愛子と別れた。この出来事からプンプンは塞ぎ込むようになり、中学校を卒業するまでの間、クラスの友達や部活の友達とほとんど関わらないようになった。

    5巻から8巻のあらすじ 高校生編

    それから2年後、プンプンは進学校に入学した。中間試験を終えた後の打ち上げで、他生徒のテンションにはついていけずにいた。しかし同じ境遇にいた蟹江梓と2人で抜け出すことになった。さらに2人は週末に出かける約束までも。当日2人は梓の姉が参加する展覧会へ向かうことに。そこで見つけた「天の川」という絵を見て、プンプンは小学生時代に愛子や友達と一緒に見た星空を思い出し目を涙でうるおした。プンプンは絵の隅に置かれていた感想ノートに自分の体験を含めた馬鹿馬鹿しい物語を書き残すことに。そして帰り道、雨宿りの最中にプンプンは梓と口論になってしまった。梓にプンプン本人の本性を見透かされたために激しく怒る。そして梓に襲いかかったが未遂に終わってしまう。プンプンは完膚なきまでに打ちのめされ、泣きながら屋上で1人で星空を眺めながら誓った。

    「もう二度と誰かを好きになるのはやめよう」と。

    2年後、プンプンのママが癌で死亡してしまう。その後、訪れたプンプンのパパに福岡で一緒に暮らさないかと持ちかけられる。しかしプンプンはパパの話を断り、高校卒業も1人で東京で暮らすことを決意した。

    8巻から10巻のあらすじ フリーター編

    高校を卒業後、プンプンはプンプンママと2人で暮らしていたマンションで暮らす。ママの貯金を当てに生活していたのであった。

    ある日プンプンは、電車の中から駅のプラットホームに立つ愛子を目撃した。すぐに乗っていた電車を降り、愛子の元へ駆けつけたが見るけることができなかった。そして駅の付近に安価な部屋を借りた。しかし2年経過しても愛子を見つけることはできず、状況が変化していなければ自殺を誓うのであった。

    数日後、不動産屋の宍戸にスナックへ連れられることになった。そこで3年前の高校の時に見た「天の川」の絵を描いた女性と再会する。南条幸という女性だ。南条幸はプンプンが感想ノートに描いた物語を面白いと感じ、原作として続きを書かないかとプンプンに持ちかけるのであった。プンプンは、自由気ままな性格の南条幸と仲良くなり、プライベートな会話もするようになる。その後、2人で原作として続きを完成させ漫画を編集者に持ち込む。しかし酷評されてしまう。それから2人の関係は微妙になってしまい、更には宍戸が万引き犯に間違えられて大怪我を負う事件も重なった。そして2人は疎遠になってしまう。

    10巻から11巻のあらすじ 愛子編

    宍戸が大怪我を負って数日。プンプンは自動車教習所で愛子と再会する。以前と比べ、明るくなったと感じる愛子に困惑してしまう。困惑しながらもプンプンは明るく愛子に対して明るく装う。負けじとプンプンは自分の経歴を偽ることに、更にはサークルに参加する大学生と愛子に語っている。しかし3度目のデートでそれらすべてが嘘だといいうことを告白する。愛子もモデルをやっているという偽りを語り、本当のことを話す。愛子の実際は母親の義理の兄の元で、腰を痛めた母親のために働いていた。さらに日常的に暴力を母親から受けているのであった。

    プンプンは愛子に2人で遠くの街で同居することを提案した。プンプンと愛子は母親に説明するため、愛子の実家へ向かうことになった。2人は思いを伝え母親の承諾を得ようとした。しかしパニックを起こした母親は、包丁で襲いかかり愛子の腹部を刺し暴力を振るう結果になった。再び母親が愛子を包丁で刺そうとした直前で、プンプンが愛子の母親を止める。そして母親に跨り、殴打した。挙句には首を絞めて母親を殺害してしまった。その後、愛子の母親を山の中に埋め、愛子と一緒に小学生時代に約束した鹿児島を目指して逃亡することになる。

    その裏では南条幸が、突然姿を消したプンプンの身を案じ、叔父の雄一や、プンプンパパへと手がかりを探していたのであった。

    11巻から12巻のあらすじ 逃避行編

    母親を山の中に埋めた後、鹿児島へ向かうため出発します。

    しかし、愛子は母親に包丁で刺された傷が重症化し体調不良になる。更には殺人犯として逃走しているということから精神状態も次第に2人を闇に引き込んでしまいます。

    そんな状態の中、プンプンは鹿児島の地で全てを終わらす提案をするが、愛子からは衝撃の事実が。

    プンプンは自分が愛子の母親を殺したと思っていた。が、プンプンが部屋を離れている間に母親が意識を取り戻したが愛子が包丁で滅多刺しにし殺害したという事実を聞かされる。愛子はプンプンに、殺人犯として負担を感じる必要は無いと言われるのであった。

    プンプンは無理心中を思いとどまった。しかし翌日、目を覚ますと愛子は首を吊っていた。そこに置いてあった愛子のメモ紙には、

    「七夕のたびにあなたが私を思い出してくれますように」

    と残されていた。

    プンプンは愛子を失い、生きる気力を失います。そうして道端で倒れているところを南条幸に保護されるのであった。その後、病院で治療を受けて回復した。愛子の母親の殺害事件でも重要参考人として警察に事情聴取を受けますが、逮捕には至らなかった。

    13巻のあらすじ 最終編

    小学校の時に同級生だったハルミンと再開します。

    ハルミンは、プンプンとは違う平凡な人生を送っていた。いまは教師になっていて、人生をうまく行き過ぎていることに笑いが込み上げてくるが、どこか虚しさもあるハルミンだった。

    そんな2人が少し会話をするが、そのあと南条幸が迎えに来ます。

    南条幸は赤ちゃんを抱いているが、プンプンとの子ではなく前の夫との子供だった。

    プンプンに今まで関わってきた人たちが登場してきて、仲間たちに囲まれながら手を振られるプンプン。それとは対照的に1人で手を振るハルミンの対比が描かれているのであった。

    感想

    あらすじを読んだだけでも、どこかプンプンの虚しさが伝わってきて鬱になりそうな作品でした。逃避行編では狂気に片足を突っ込んでいたプンプンの心理も、最後は以前のような理性を取り戻しています。

    しかし七夕が来るたびに愛子を思い出し、顔や声の記憶が宇津れていくことに寂しさを感じているプンプン。そんなプンプンの生き様こそが、人間そのものを表しているような作品だったと感じています。読んでいくうちに気持ちは暗くなり、鬱になっていく作品だったが、より世の中のリアルさを追求しているところに共感ができる作品でした。

    最後には初恋の人と結ばれるといったハッピーエンドでは無かったが、「おやすみプンプン」のストーリーにふさわしいラストだったのではないかと思います。

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