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マンガ「座敷女」最恐ストーカーから逃れることはできるのか。

こんにちは、格闘マニアです。今回はドラゴンヘッドなど有名作品を手掛ける漫画家・望月峯太郎先生の作品「座敷女」について書いていきたいと思います。知る人ぞ知る名作です。
「座敷女」を読むと、男性ならつい自分と重ね合わせどうすれば逃れられるかを考えてしまう人も少なくないのではないでしょうか?それでは格闘漫画ではありませんがある意味最強、そして最恐の女ストーカーからの「逃れ方」を検証してみたいと思います。

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あらすじ

大学生のひろしは、夜中に隣の部屋を訪ねてきた髪の長い大女と遭遇。以来、大女はひろしのストーカーとなってまとわりつくようになる。エスカレートしていく大女の異常な行動に、ひろしは恐怖におののく。やがてその戦慄は、周囲の人たちにまで及んでいく。

座敷女スペック

座敷女とは何者か

名前:サチコ
身長:推定180cm
特徴:長い黒髪・ロングコート・紙袋と大きなバッグを持っています。そして中身は髪の毛がたくさんついたクシやらふるくなった化粧品やらが入っております。ぞわっとします…

単行本 『座敷女』 より引用

身体能力:陸上部よりも足が速く・空手経験者にみぞおちを何度も蹴られても、立ち上がってくるタフネスを持ちます。

性格:極めて自己中心的な性格です。他人の意見は全く聞き入れませんが、自分の意見が受け入れられないとめちゃキレます。

理不尽…

逃れることはできるのか

暴力に訴える

空手家が本気でみぞおちを蹴っても、痛がり号泣はするものの、何度でも立ち上がり襲い掛かってきます…とても常人では太刀打ちできないものと思われます。ただし攻撃を避ける技術は持ち合わせていないと考えられるので、ナイフや銃などの武器を使用すれば勝てる可能性はあります。銃で撃っても立ち上がってきそうですが…たとえ倒せたとしても殺人罪で逮捕されますが。

警察に頼る

座敷女に追いかけられたとき、警察が出現した途端姿を消していたことから、警察には弱いと思われます。ただし警察は犯罪を取り締まる機関なので座敷女がなんらかの犯罪行為を行わない限りは検挙できません。座敷女の素性の大半が不明のため、犯罪現場に警察がたまたま直面して現行犯逮捕しない限りは捕まえることは難しいと思われます。また万が一逮捕することができたとしても短期間で戻ってくる可能性が高いので、根本的な解決とはならないと思われます。そして帰ってきたら更なる恐怖が待ち受けていることでしょう…

思い切って座敷女とつきあう

あなたが異性として座敷女を見ることが出来るのなら幸せになれるかもしれません。しかし極めて自己中心的かつ飽くなき束縛に耐えられるでしょうか?また彼女の底なしの要求を満たすことができるでしょうか?拉致監禁は当たり前。女性を視界に入れることすら許されないかもしれません。また夜の行為はできるのでしょうか…

もうできません…などと言えば…

単行本 『座敷女』 より引用

姿をくらます

森君の前任は一時的ではありますが、座敷女から逃れることができていました。森君のその後を探るような行為をせず、そのまま姿をくらましていればあるいは逃れることができたかもしれません。すなわち今まで積み重ねてきた実績や環境をあきらめ、ひっそりと身を潜めていれば座敷女の魔の手から逃れられるかもしれません。

最後に

逃れるには「姿をくらます」が一番可能性が高そうです。もちろんそれ相応の犠牲が付きまといます。家族や友人、恋人、知り合いから縁を切り、遠く離れた地域に身を移し、多くを望まずひっそりと生活をしなくてはならないかもしれません。あるいは偽名を使うとより逃れられる可能性は高くなるかもしれません。つまり今まで積み上げてきた過去を捨て別人として生きなくてはならないのです。何も悪いことをしていないのに、このような犠牲を払わなくてはいけないなんて納得できないかもしれませんが、自然災害と同様に考えるしかありません。それでも殺人罪で捕まったり、五体不満足にされたり、最悪殺されてしまうよりマシでしょう。ただただ座敷女に出会わないことを切に願うばかりです…

単行本 『座敷女』 より引用